業界の疑念が180度覆った! 西野亮廣はなぜ「1年後のチケットをどんどん売る」ことができるのか?
みんなの次に繋がるといいな
舞台『テイラー・バートン』の稽古がスタートしました。
キャストの皆様の素晴らしさ(百戦錬磨の先輩方の圧力)は言うまでもなく、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のスタッフが再結集した現場(スタッフの皆様の阿吽の動き)を見て、チームの大切さを再確認した一日でした。
「頼もしいな」と思ったんです。
そういえば先日、宮迫さんや木下さんと呑みに行かせていただいた時に、大先輩に向かって後輩風情が生意気に「とにかく一にも二にも、スタッフです! 優秀なスタッフと出会う機会を作って、優秀なスタッフに『一緒に働きたい』と思われる立ち振る舞いをしてください!」と何度もお伝えしました。
僕自身、スタッフの皆様に、何度も何度も「次のステージ」に連れて行ってもらった人間なので、余計にその想い(先輩へのお節介)が強いのかもしれません。
それと、ちょっと踏み込んだ話をすると、大手芸能事務所を独立すると、スタッフは自分で見つけなきゃいけないんです。
昔みたいに、事務所がスタッフをあてがったりしてくれないんです。
#独立組は意外とココで苦戦している
なので「良いチームを作る」ということに、これまで以上に意識を向けなきゃいけない。
やっぱり、どう考えても僕のお節介ではありますが、とはいえ今後、宮迫さんや木下さん、あるいは阿部よしつぐサンが「何か仕掛けたい!」となった時に、頼れるスタッフがいた方が良いに決まっていて、舞台『テイラー・バートン』で過ごす時間が、スタッフとの出会いの時間になれたら最高だなぁと思っていたりします。
体力勝負〜結局、根性〜
さて。
舞台『テイラー・バートン』における僕の役割は、最初は「脚本・演出」に専念する予定だったのですが、ヒョンなキッカケで「出演」もすることになり、これまた「プロデューサー」としても稼働することとなりました。
先日も稽古前に“プロデューサーとしての”「予算会議」がありました。
ちなみに、舞台『テイラー・バートン』の予算問題は、おかげ様で全て無事にクリア。
開幕1ヵ月前になっても予算問題に手をつけていなかったと知った時はゾクゾクしましたが(#普通の中小企業なら倒産してる)、皆様の後押しのおかげで、2週間で巻き返すことができました。本当にありがとうございます。
ここからは舞台『テイラー・バートン』(CHIMNEY TOWN USA)は「プラス(黒字)」を増やすゲームに入ります。
#売上が大きく出ればキャストとスタッフさんに追加で還元してもらうようにお伝えしました
#一人勝ちはしない
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
【西野亮廣】身体を鍛えると「積んでいるエンジン」が変わる瞬間がある!――『夢と金』20万部突破の説得力
https://goetheweb.jp/person/article/20230721-nishino-103