業界の疑念が180度覆った! 西野亮廣はなぜ「1年後のチケットをどんどん売る」ことができるのか?
『夢と金』をなぜ書こうと思ったかの話をします
今日は発売1カ月で20万部を突破した『夢と金』の話をさせていただこうと思います。
「本の内容」というよりも、「『夢と金』を書こうと思った動機」とか、「『夢と金』に込めたメッセージ」といった、裏側の部分です。
正直に白状すると、僕、しばらく「ビジネス書」からは気持ちが離れていたんです。
「オンラインサロンで書けばいいや」と思っていたし、あと、『映画 えんとつ町のプペル』の公開前から、「共感」の奪い合いには飽きていて(というか、先が無いと思っていて)、「創造」に全振りしようと思ったんです。
そして、その考えは間違いじゃありませんでした。
“海外かぶれ”していて嫌ですが、「日本で獲得した共感」が、海外に行くと完全にリセットされるんですね。
これ、情報として仕入れているのと、現場で思い知るのは全然違って、ホント、「日本の有名人です」とか言ったところで、「オッケー。キミは何ができるの?」という話になってくる。
逆に、作品(強いIP)を持っていると、今度は日本以上にリスペクトされて、いろんな人が集まってきて、いろんな話を進めやすくなる。
ニューヨークでミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロジェクトが進んでいるのもソレが理由だし、まだ言えないけど、他にもいくつか海外のお話をいただいています。
それら全ては「創造」から始まっています。
そういう場面を何度も目の当たりにしているので、どうしたって、「創造するぞー!」というモードになるわけです。
「作品!作品!作品っ!」と。
なので、ビジネスノウハウ的な、生き方指南書的なモノはもうオンラインサロンやvoicyだけにとどめて、残りの時間は創造に全振りする感じで生きていたんです。
知識不足で夢を諦める姿…黙って見ているのが耐えられなくなった
ただ…
創ったら創ったで、そこに子供達が来てくれるわけじゃないですか。
世間のイメージはどうか知りませんが、僕って子供からメチャクチャ人気者で、彼らとは色んな話をするんですね。
先日も小学生の子から「宇宙で活躍するロボットを作りたいんですが、どうすればいいですか?」という相談を受けたんですけども、それが全く澱みの無い目で、「実現させる為には何をすればいいんだろう?」と本気で考えてるんですね。
当然ですけど、そこを目指すなら「いい学習」を受けなきゃいけないし、「いい学習」を受けるなら、それなりにお金がかかる。
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
【西野亮廣】20万部突破の『夢と金』は、日本人全員が読まずに通り過ぎてはいけない一冊だ!
https://goetheweb.jp/person/article/20230609-nishino-97