キンコン西野の最新刊『夢と金』が、予約だけで2万部突破!

2023年04月13日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/508264

キンコン西野の最新刊『夢と金』が予約だけで2万部突破! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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「変化球を投げるな」「博打をするな」「負けない戦いをしろ」

 
ここ最近のオンラインサロンの記事はCHIMNEY COFFEEという渋谷にあるコーヒー屋さんの運営にメスを入れる様子を生々しくお伝えしているのですが、やっていることの一つ一つはメチャクチャ地味なんです。
 
問題点をあげて、チームの皆で共有して、「なぜ、この問題が起きているのか?」を話し合い、「では、どう対応するか?」を話し合う…という。
 
そういう場で僕がよく言っているのは、「変化球を投げるな」と「博打をするな(ホームランを期待した戦略を取るな)」と「負けない戦いをしろ」で、今日のVoicyの放送も、そんな話です。
 
 

最新刊『夢と金』(4月19日発売)の予約が2万冊突破!!

 
本日のタイトルにありますとおり、4月19日に出る僕の最新刊『夢と金』の予約が2万冊を突破しました。
 
本当にありがとうございます。
 
そもそも何故、僕個人が予約数を把握しているかというと、「2万冊」は〝僕個人でとった予約〟だからです。
 
なので、Amazonさんとか楽天さんとか、地元の書店さんの予約を合わせたら、もう少しいっていると思います。
 
僕の感覚だと、合計で3万冊ほどだと思います。
 
「出版不況」が叫ばれている中、発売1週間前の時点でこれだけの御予約をいただいているのは本当にありがたいです。
 
力を貸してくださった皆様に心から感謝します。
 
と同時に、「作品・商品を届ける」ということに関して、僭越ながら僕からあらためてお伝えしたいことは、「努力で回避できる大爆死はある」ということです。
 
 

ほとんどの人が「大爆死を回避する努力」をしない

 
自分も、よくスベるので、あまり偉そうには言えないのですが、作品や商品をリリースする際、結構な人が「ヒットしますように!」と祈願するだけで、大爆死を回避する作業をしません。
 
「大ヒット」は狙って出せるものじゃないし、どれだけ経験を積んでも「ヒット」のコントロールも怪しいところ。
 
やれることといえば「大爆死を回避する努力」ぐらいだと思っていて、具体的に言うと今回の『夢と金』のように、「何ヵ月も前から予約を取り続けて、予約数が伸びなかったら、打ち出し方を変え、改善を繰り返して、予約数を積み上げていく」が正しい生存戦略だと思います。
 
『夢と金』の宣伝に関しては、Voicyのリスナーさんは耳にタコができるぐらい聴かされてきたと思います。
 
出版することが決まったのが4ヶ月前だっけな。
 
「予約開始しま〜す!」と一回だけ発信して、いきなり「2万部突破」とかじゃないんです。
 
そんなスーパースターみたいな物語じゃないんです。
 
4ヶ月前から毎日、告知し続けて、そしてクラウドファンディングを絡めて、ひたすら予約を取り続けてきました。
 
毎日少しずつ少しずつ「爆死」のリスクを下げ続けてきました。
 
「大爆死を回避する努力」に関しては、規模の違いはあれど、ぶっちゃけ誰でもできるわけで、やらない理由が1ミリも無いと思うのですが、ほとんどの人がやらない。
 
大爆死したら一発ゲームオーバーになるわけで、そのリスクは、たった努力するぐらいで下げられるなら、下げた方が良くないですか?
 
でも、やらない人がほとんど。
 
 

「惨め」や「自分の魅力(才能)の無さ」を受け入れて、やるっきゃない

 
そこで、「やらない理由」を考えてみたのですが、「面倒臭いからやらない」「やったところで、個人で取れる予約なんて、たかが知れているからやらない」といったところかなぁと思います。
 
このうち、人の面白さが出ているのは「やったところで、個人で取れる予約なんて、たかが知れているからやらない」で、この「やらない理由」に心当たりがある人は結構いると思うんですね。
 
同じ理由で「やらなかった過去」を持っている人が結構いるハズ。
 
この「やったところで、個人で取れる予約なんて、たかが知れているからやらない」の奥にある感情は、「自分の影響力の無さを明らかにしたくない」というところだと思っています。
 
努力というのは自分の才能の無さを思い知る作業であると思っていて、多くの人は、「自分に才能が無い」ということを明らかにしたくないから、「努力をしない」という方法で、自分を守っているのかもしれません。
 
 
イソップ物語の「すっぱいブドウ」に似てますね。
 
頑張っても手が届かないところにあるブドウを前にしたキツネが「あのブドウは酸っぱくて美味しくないハズだ」と言って立ち去る話。
 
自己正当化の話ですね。
 
皆、「自分には魅力(才能)が無い」ということを明らかにしたくないから、自己を正当化する手段として「努力をしない」を選んでいるのかもしれません。
 
だけど、それで守れるのは自分のプライドぐらいで、現実に起きる問題…つまり、作品・商品に関わってくれたスタッフさんや、そのご家族、そして自分の未来は守れない。
 
話のまとめとしては、先日の「サイン会」の話と同じになっちゃいますが、「惨め」やら「自分の魅力の無さ」やら「自分の才能の無さ」やら何やらを受け入れて、やるっきゃないですね。
 
最新刊『夢と金』(幻冬社)の発売まで、1週間を切っています。
 
やれることはまだまだあると思うので、やれる努力は全部やって、発売日を迎えたいと思います。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
  
 
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