西野亮廣の特別授業!――VIP席として「最前列」を用意している人、それ大間違いです!
あなたが在籍している業界のトップの仕事を間近で観たことあります?
先日、『毎週キングコング』の収録があって、そこで梶原君に「ブロードウェイのミュージカルとか、ラスベガスのショー、なるべく早いタイミングで一度観ておいた方がいいよ」という話をした時に、自分で喋っていて「あ。」と気づかされたことがありました。
それは「なるべく早い段階で」という部分についてなんですけども…
まぁ、皆が世界一を目指しているわけではないことは百も承知なのですが、とはいえ多くの人が「その業界のトップ(あるいは上位)」は目指していたりするじゃないですか?
この記事の読者さんの中にも「上を目指している人」は結構多いと思うんですね。
そういう方にお聞きしたいのですが……
あなたが在籍している業界のトップの仕事(あるいは立ち振る舞い)を間近で観たことありますか?
観れるチャンスはいくらでもあったと思うんです。
それこそ、時間とお金を作って、「お客さん」として観ることだってできる。
できるんだけど、おそらく、ほとんどの人が同じ業界のトップの仕事を観たことが無い。
言い方を変えると、『トップの仕事を観ること』に時間とお金を投資していない。
同世代の同レベルの人達とつるむことに時間とお金を使っていたりする。
ここはすぐに見直した方がイイと思います。
まずは、業界のトップの仕事を観る。
あるいは、業界のトップにいる人の立ち振る舞いを観る。
そこで、「自分とトップまでの距離」そして、「自分の時間のかけどころ」を知ることがメチャクチャ大事なんです。
業界のトップの仕事を目の当たりにすると、まずは絶望すると思います。
その次に「ちょっと待てよ。あそこまで行こうと思ったら、今の努力内容じゃ届かないじゃん」「このフォームじゃ無理じゃん」となる。
これがメチャクチャ大事で、当たり前だけど、ここに気づくのは1日でも早い方がイイ。
早いうちに見ておくと、身の振り方(生きる道)が分かる
僕はよく「あやかれるものがあるなら、あやかれ」という話の流れから「0→1(世界観の創造)は無理だから止めとけ」という話をするんですけども、それに対して多くの人が「そんなのやってみなくちゃ分からないじゃないか!」と言うんですね。
でもね、無理なものは無理で、勿論やってみなくちゃ分からないこともあるんですけども、やらなくても分かることがあるんです。
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)
【西野亮廣】あなたが戦っている世界の「一流」「トップ」に会って、絶望しろ! 自分の生きる道は、そこからだ。
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