アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
AIによって塗り替えられた未来を把握しておこう!
最近、西野がやたらと興奮しています。
理由は「『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の脚本が書けたから」というのが一つ、そしてもう一つは「想像していた未来と違う未来が来てるから」です。
もちろん今日の話は後者です。
2020年11月にリクルートワークス研究所の方が書かれたコチラの記事が面白いです。
↓↓↓
『AIに仕事を代替される職業・されない職業、ランキング&マッピングで判明!』
記事を読む時間が無い方の為にザックリと記事の内容を紹介すると……「繰り返し仕事(定型業務)はAIに代替されやすい」という前提のもと、
・ブルーカラーでAIに代替されやすい職種
・ホワイトカラーでAIに代替されやすい職種
・ブルーカラーでAIに代替されにくい職種
・ホワイトカラーでAIに代替されにくい職種
の4つに振り分けておられます。
※「ブルーカラー」=肉体労働、「ホワイトカラー」=頭脳労働
概ね「確かになぁ~」という感じになっているのですが、いくつか「おや?」と思うところがありました。
たとえば、「ブルーカラーでAIに代替されやすい職種」の中に『販売員』とあります。
たしかに「無人コンビニ」なんて話も聞きますし、セルフレジも見かけるようになりました。
ただ一方で、アパレル業界で(メガネ業界や飲食業界でも)今起きているのは「どの服もオシャレだし、値段で差別化も図れないんだから、販売員にファンを付けていくしかないよね」という『人検索』で、AIとは対極にあります。
これらの業界に入り込んでいるAI技術は、もっとクリエイティブの部分であり(だから技術で差別化が図れない)、「販売」に関しては『人』で勝負…という感じになっています。
AIを差し込む場所が『将棋』に近いんです。
「インプットはAIで、アウトプットは人」みたいな。
更に面白いのは、(2020年11月の時点で)「ホワイトカラーでAIに代替されにくい職種」に分類されている「美術家・デザイナー」です。
ゲーテ読者の皆さんなら御存知だと思いますが、『バンドザウルス』の絵を描いているのは、美術家ではなく「AIを使った一般人」であり、『プルスサステナ』の洋服をデザインしているのは、デザイナーではなく「AIを使った一般人」で、すでに熱狂が生まれ、お金が生まれています。
実際、僕が働いている業界でも「コンセプトアートは人じゃなくて、AIに任せれば良くね?」という声がよく聞こえます。
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)
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