業界の疑念が180度覆った! 西野亮廣はなぜ「1年後のチケットをどんどん売る」ことができるのか?
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/495753
『確実に負けない戦い方』の具体例 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「派手な戦い」はせずに、「派手に見える戦い」をする
有名な兵法の言葉で「故に能(よ)く自らを保ちて、勝ちを全うす」という言葉があるのですが、これは「自分サイドは犠牲を払わずに確実に勝つ」というような意味です。
まぁ、僕も昔から言っている「経営者なら博打をするな」ですね。
「パチンコや競馬をするな」ということじゃないですよ。
会社として勝負を仕掛ける時に「勝つか負けるか、やってみなくちゃ分からない勝負をするな」「勝ち戦しかするな」という話です。
本当に強い人の戦いって全然面白くないんです。
徹底的に準備をして、確実に勝てる状況を作って勝つべくして勝っているので、見ている方はドキドキしない。
素人はすぐに裏技(見栄えがする派手な技)を繰り出そうとしますが、本当のプロの勝ち方というのは「智名(ちめい)も無く、勇功(ゆうこう)も無し」で、オーディエンスが賞賛するようなドラマチックな勝ち方じゃないんです。
僕がウチの後輩を叱る時というのは、確実に勝てる準備をせずに、戦に臨んだ時です。
「明日からお店がオープンするけど、お客さんは来てくれるだろうか?」じゃなくて、「明日オープンすることが決まってるのであれば、1〜2ヶ月前から色んな会合に顔を出したり、色んな人に連絡をして、オープン日に確実に来てくれる約束をとってまわっておけよ」という話ですね。
「スタッフの生活を背負っている人間が、なんで、それをやらずに、『のるか、そるか?』の博打をしちゃうんだ?近くにいる西野パイセンの仕事のどこを見てるんだよ。西野が何年間も毎日毎日告知をして、何年間も毎日毎日サイン本を作ってポスト投函しているところを見てるだろ」と。
ただ、実際の戦と違って、今の時代は「応援」が集まるチームになっていないといけないので、本当に強い人の戦い方(面白くない勝ち方)をするだけじゃマズイ。
となってくると、「派手な戦い」はせずに、「派手に見える戦い」をするのがイイ筋なんじゃないかと考えています。
「勝つことは決定してるんだけど、事情を知らない人からすると見応えがある」という戦い方ですね。
「博打をいかに『確実に負けない戦い』に変換させるか?」が大事
とまぁ、口だけなら評論家でも言えちゃうので、(このあたりのことはサロンメンバーさんはご存知だとは思いますが)「西野亮廣が実際にどういうことをしているか?」という部分をご紹介させていただきますと、たとえば、今年の5月28日〜8月26日まで、表参道にある美容室「NORA」さんで『バンドザウルス』の個展が開催されるんです。
まだ楽器を1ミリも触ったことがなく、もちろん音楽も一曲も作っていないバンドザウルスが、個展を開催するんです。
自分達のアーティスト写真をB1サイズのパネルにして、会場にズラーっと展示するわけですが、個展のリスクって「作品が売れない」ということじゃないですか?
せっかく、作品を作って、会場も用意したのに、「売れない」となると、その代償は大きすぎる。
大いなる博打なんです。
そこで、「どうすればこの博打が『確実に負けない戦い』になるのだろう?」と考えるわけですが、バンドザウルスが打った手というのは、「パネル化する前の画像をオンラインショップに並べて、売れたやつをパネルにして、そして会場に展示して、個展が終わり次第、購入者の方のご自宅にお送りする」です。
こうすれば在庫リスクはゼロなので、大きく負けることがない。
昨日、試しに出してみたんです。
CHIMNEYTOWNの公式ホームページのオンラインショップ(NORA SAURUS)でご確認いただけると助かるのですが、試しに3点出してみたら、さっそく2点が売れたんです。
BAND SAURUS
https://chimneytown.net/collections/norasaurus
これを5月28日まで、コツコツと繰り返していけば、なんじゃかんじゃで20点ぐらいが売れて、すでに完売している状態で個展に臨める。
個展開催中もオンラインショップで、新作を販売し続ければいいと思っていて、そこで売れたらパネルにして、現在会場に飾られているパネルと入れ替えて展示して、外したパネルは購入者さんにお送りすればイイ。
そうすれば、在庫リスクがゼロのまま、個展開催中も新作を生産し続けることができる。
当然、これは「デジタルデータのパネル化」がベースになっているバンドザウルスの個展ならではの闘い方ですが、これは「負けない闘い方」の一例であって、こんな感じで、「自分達の今度の博打を、いかに『確実に負けない戦い』に変換させるか?」という考え方が非常に大事だと思います。
戦いって、勝てなくても続けることができるのですが、死んだら(致命的なダメージをくらったら)終わりなんです。
なので、致命傷は絶対に避けなきゃいけないんだけど、多くの人は「勝つか、致命傷を背負うぐらい負けるか?」という状態で勝負に臨んでしまう。
致命傷を背負うぐらい負ける確率が「10%」だったら、10試合したら確実に終わるので、致命傷を背負う確率というのは「0%」にしなきゃいけない。
それでいて「アイツらのやってることオモロイなぁ」となるのが大事です。
このあたりのことを考えながら、チームをハンドリングしてみてくださいな。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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