【西野亮廣】経営者の多くが持つ「新規顧客が獲得できない」というお悩みにお答えします!

2023年03月12日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年3月10日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

10年後を考える

 
ニシノコンサルをやっていたり、飲み会をやっていたりするもんだから、毎日毎日いろんな経営者さんから、いろんなお悩みを聞かせていただいております。
その中でも多いのは、「新規顧客が獲得できない」というお悩み。
 
ほぼ全業界がこの悩みを持っていて、お客さんと共に歳を重ねていき、エンタメ業界(とくに伝統芸能)だと「お客さんが歳を重ねて、膝が悪くなったので、(まさに)客足が伸びない」という具体的すぎる問題に直面しております。
 
皆、「若返りを図らないと!」と口を揃えて嘆き、そして、「どうすれば、10代、20代に刺さるか?」という議論を始めます。
「お客さんの年齢層が上がっちゃったから、若者へ訴求できる施策を!」と考えちゃう気持ちは凄く凄くよく分かるのですが、同時に、「分が悪いなぁ」とも思っています。
というのも、皆、自分が10代だった時に、40歳のオジサンの発信には興味が無かったハズ(20代のお兄さんに憧れたハズ)で、逆の立場になった今、「10代に届け〜」というのは少しムシが良すぎる。
 
CHIMNEY TOWNでいえば、10代に届けるのは20代のスタッフの仕事だと思います。
ならば、オーバー30のオジサンオバサン達はどうすればいいのでしょう?
新規顧客獲得は潔く諦めた方がいいのでしょうか?
 
いえいえ。そうじゃありません。
「新規顧客獲得」というと皆すぐに下の世代に目を向けますが、日本最大のマーケットは団塊ジュニア世代で、20歳~24歳の人口「287万人」に対して、45歳~49歳の人口は「471万人」。50代の人口もレベチ。
 
新規顧客獲得のハードルが低いのは、明らかにその世代で、踏み込んだ話をすると、お金を持っているのもその世代です。
 
ここを狙わないのはナンセンスで、もっとオジサン達に身体を向けて、オジサン達のニーズに耳を傾けてみるのはいかがでしょう?
 
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】経営者の多くが持つ「新規顧客が獲得できない」というお悩みにお答えします!

https://goetheweb.jp/person/article/20230310-nishino-84

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