社長が「売れない商品」を作る惨劇!
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『面白い』がデザインされていないNFTが生き残れるハズがない | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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西野が仕掛けてきた「NFTプロジェクト」の歴史
ついに『バンドザウルス』のNFTプロジェクトがスタートしました。
24時間のオークション形式(※最終落札から5分だけ延長するみたい)なので、最初のオークションが終わるのは今夜21時となっております。
なので、まだ初回を終えた感想は現時点では言えないのですが、とりあえず「始まりましたよ」という御報告だけ。
これまでアレやコレやとNFTプロジェクトを仕掛けてきて、今回で何個目になるのでしょうか?
僕らがこれまでに仕掛けてきたNFTプロジェクトの歴史を駆け足でお伝えすると、最初にやったのが2021年の夏です。
最初は絵本の「ページオーナー」をNFTで出してみたんです。
まだまだ「NFTって何?」という時代だったので、皆で勉強会なんかをしながら、色々と進めました。
そこから社内でも「NFTやるぞー!」という雰囲気になったのですが、ちょうどその頃にPFP(SNSのアイコン)バブルが起きて、投機筋の方も多そうだったので、ここは一旦パス。
バブルが落ち着いた頃に心臓のNFTを出して、そのあと『Poubelle』というゴミのNFTのシリーズをスタートさせました。
こちらのNFTは平均5ETHとかで落札いただいくようになり、「イケイケ」だったのですが、何をトチ狂ったか、西野が「もう辞めよう!」とか言い出して(また第二弾はやります!)、2022年10月30日に終わりました。
そして、10月31日に今度は『Poupelle』のNFTを1万個出しまして、これがなんと40秒で完売しまして、その時間帯の取引量が世界一になって調子に乗っていたら、その翌日にNFT詐欺事件がありました。
被害に遭われた方をなんとかしてあげたくて、特例としてスコップのNFTを作って、プレゼントさせていただきました。
これは「私、詐欺に遭ったことがあります!」を証明するNFTですね。
半分人助けで、半分ギャグでやりました。
その後にやったのが、『CHIMNEY TOWN Landscape』で、今度は、ツイッターのプロフィール写真じゃなくて、ツイッタのプロフィール欄の背景(ヘッダー画像)をAIで生成したNFTを走らせてみました。
「これはAIに価値が生めるのか?」という実験と「ヘッダーNFTにニーズはあるのか?」という実験です。
で、その後にやったのが『CHIMNEY TOWN GIFT』という絵本支援のNFTですね。
これは日本円で買えるようにしてみました。
支援とNFTの相性が異常に良いことが分かったので、これはこれで、横展開していきます。
そして、『バンドザウルス』のNFTですね。
NFTの立ち上げは、NFTスタートのIPをゼロから創造した方がイイ
こうやって振り替えると、この1年半で、とにかく色んなタイプのNFTを出してますね。
異常にうまくいったプロジェクトは早々に撤退して、とにかく、NFTの可能性を探ることに時 を使ってみました。
なので、1年半前に比べたら、目利きができるようになっていて、いろんな会社が、いろんな角度からやっている「○○×NFT」のプロジェクトを設定さえ教えてもらえれば、上手くいくか、上手くいかないかは大体分かります。
これは当然そのまま自分にも置き換えられて、自分がやっているプロジェクトの中にも、「これはNFTを絡められる」「これはNFTを絡めるのは難しい」というのがあったりします。
で、現時点での僕の結論は「そりゃまぁ、そうだよね」というところに着地するのですが…、えっと…たとえば、パソコン時代のサービスってスマホにお引っ越しできなかったじゃないですか?
スマホで流行ったサービスというのは、スマホ用に作られたスマホネイティブなものばかりですね?
基本的にはあれと同じ感じで、Web2時代の支持を獲得したIPを、NFTに落とし込むのは無理じゃないけど極めて難しくて、NFTプロジェクトを立ち上げるのなら、NFTスタートのIPをゼロから創造した方がイイと思います。
たとえば、今、『映画 えんとつ町のプペル』の続編を作っているのですが、ここにNFTを絡めるのって、結構難しいんです。
いや、いくつかありますよ。
「これを、こうして、NFTとして出せばいいじゃん」というのは。
でも、あんまり面白くないんですよね。
それをやっても、ただの資金調達の一つでしかなくて、「それなら、クラウドファンディングでも良くね?」みたいな感じになっちゃう。
「オモロイか、オモロクナイか?」がメチャクチャ重要
一方、『バンドザウルス』とかは、完全にWeb3ネイティブだから、NFTとの相性が良くて、ちょっとオモロイんです。
NFTプロジェクトをやる場合、「オモロイか、オモロクナイか?」がメチャクチャ重要で、たとえば、NBAのトップショットを真似て、「スポーツの名シーンを切りとってNFTで出す」みたいなことをしても、理屈は通っているし、技術的にもクリアしているんですけど、そこに面白味が無いんですね。
Web3のクリエイターというのは「お客さん」で、言ってしまったら「お客さんの労働提供で成り立っている元気玉みたいな世界線」だから、「面白い」というのが重要なんです。
なので情報の出し方とか、グッズの出し方のイチイチに「そうきたかー!ニクいなー」みたいなバンクシー的要素が必要で、NFTを絡めたプロジェクトを立ち上げたい企業さんは、このへんを意識するといいと思います。
話をまとめると、「NFTを始めるなら、なるべくNFT用にIPをゼロから創造した方がいいかもね」ということと、「NFTは『面白さ』が絶対に大事だよ」というところです。
頭の片隅にでも置いておいてください。
BAND SAURUS
https://www.ctdao.io/bs/
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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