NFTを間違って理解している人が多い理由

2023年01月12日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/451565

NFTを間違って理解している人が多い理由 | 西野亮廣(キングコング)「#キンコン西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/451565

 
 

「NFTがインターネット上に『本物』という概念を作った」という誤解

 
昨日のVoicyでもお伝えしましたが、僕は今、4月に出るビジネス書『夢と金』の執筆真っ只中でございます。
 
この本の中では最終章となる「NFT」について、あれやこれやと書いているのですが、当然、皆が皆、NFTについて知っているわけじゃなくて、この本をキッカケにNFTを知る方もいらっしゃる。
 
というわけで「NFTとは何か?」という説明もサクッとさせていただいているのですが、NFTのことを知らない人にNFTの説明するのって、結構難しいんですね。
 
事前に知っておかなきゃいけない知識が結構あるし、説明の中に聞き馴染みのない横文字を二つ以上入れてしまうとヘソを曲げられちゃうし。
 
というわけで、昨日、一昨日と、僕のオンラインサロンの方に「NFTとは?」の説明文を投げて、フィードバックをもらったんです。
 
こんなことを言うと、怒られちゃいますが、ほとんどのフィードバックは「重箱の角をつつくような内容」だったので、「ほおほお」と受け流していたんですけども、中には「なるほどなぁ」というのもあって、かなり有意義な回となりました。
 
その中で、NFTを一応「理解している」という立場の方からのフィードバックがあって、「こういう風に書き直せば、伝わりやすいかもしれません」といって、「見本文」みたいなのが送られてきたんです。
 
それによると、「NFTというのは、コピーし放題のデジタルデータに『本物』を証明してくれる画期的な仕組みで…」みたいな感じだったんです。
 
他の方からも「NFTはデジタル上に唯一無二を存在させる…」みたいな感じでコメント(ご意見)があったんです。
 
そこで、ふと気づいたんですけども、NFTを間違って捉えている(覚えちゃっている)人が実は結構多いんじゃないか?という疑問です。
 
意外と誤解されているのが、「インターネット上に出回っている絵には「本物」と「偽物」があって、その「本物」の絵を証明してくれるのがNFT」という。
 
「NFTというのは、インターネット上に『本物』という概念を作った」という誤解ですね。
 
 

NFTの購入者は、何を買っているのか

 
少なくとも僕が知っているNFTはそうじゃなくて、インターネット上に出回っている絵に「本物」も「偽物」もないと思うんです。
 
コピーされてしまった時点で、寸分違わぬモノになるのですから。
 
つまり、「MIDOケズリッチ」というNFTを買った人のスマホのフォルダに入っている「MIDOケズリッチ」の画像も、西野のスマホのフォルダに入っている「MIDOケズリッチ」の画像も、画像検索で出てくる「MIDOケズリッチ」もどれも同じで、そこに「本物」も「偽物」もない。
 
じゃあ、「MIDOケズリッチのNFTの購入者さんは何を買っているか?」というと、「MIDOケズリッチの持ち主、俺!」と言える「所有権(※正確には所有権と言っちゃダメ)」を買っているわけで、別に「本物の絵」を買っているわけじゃない。
 
「本物証明書」が付いている絵を買ってるわけじゃないんですね。
 
宇多田ヒカルさんの曲は、皆のスマホに入っていますが、僕のスマホに入っている宇多田ヒカルさんの曲と、あなたのスマホに入っている宇多田ヒカルさんの曲は同じで、そこに「本物」も「偽物」もないじゃないですか?
 
だけど、「著作権」は宇多田ヒカルさんにある。
 
みたいな感じで、NFTも「作品」と「権利」が切り離されている。
 
NFTの場合は「著作権」じゃないんだけども。
 
それを何か、ネット上に転がっている数多あるイラストの中で、「本物のイラストを持っているのは◯◯さん!」ということを証明してくれる証明書のことをNFTと呼んでいる人がいる。
 
 

「非代替性トークン」という言葉が誤解を生んでいる

 
なんで、そんな「本物の絵」と「偽物の絵」みたいな考え方になるんだっけなぁと考えてみたんだけど、そもそも「NFT」という名前が良くなかった。
 
NFTを略すと「Non-Fungible Token」で、日本語に翻訳すると「非代替性トークン」ですよね。
 
つまり、替えが効かないデジタル資産だと。
 
NFTの説明をする時には、その名前の由来から必ず「非代替性」「替えが効かない」という言葉が出てくるんだけど、これが良くない!
 
「替えが効かない」とかいうから、「本物」と「それ以外」みたいな考え方になっちゃって、変な誤解が生まれるんだけど、そこは本質じゃないと思うんです。
 
なので、NFTの説明は「このデジタルデータの持ち主はこの人!」ということを証明してくれる証明書ぐらいでいいと思うんです。
 
僕のスマホにも、あなたのスマホにも、あの人のスマホにも入っている、イラストは同じで、そこに本物も偽物もなくて、このイラストの持ち主は「あの人」ということを証明してくれるものがNFTである…という今さらながらNFTの説明です。
 
「非代替性トークン」という言葉は間違いじゃないんだけど、この言葉が誤解を生んでいるなぁというお話でございました。
 
 

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