劇団にビジネスマンを入れろ

2022年12月30日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

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https://voicy.jp/channel/941/444265

劇団にビジネスマンを入れろ | 西野亮廣(キングコング)「#キンコン西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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CHIMNEYTOWNのエンタメは、お金まわりから設計する

 
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』では、日本とアメリカでそれぞれお仕事させていただいているのですが、アメリカと日本では色々と違いがあって、中でも「ビジネスマンをチームに入れているor入れていない」は大きな違いだなぁと思います。
 
それこそ、今、ニューヨークで作っているファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は、結構早い段階から投資家に会議に参加してもらって、「投資対象になるか?」という投資家目線をもらっています。
 
もちろん、それを鵜呑みにすることはないですが、一つの意見として頂いています。
 
投資家がいないと始まらないので、結構、当たり前のことなんですね。
 
これは、僕らの会社の社風でもあるのですが、CHIMNEYTOWNって、エンタメを作っていますが、ご存知のとおり、ちゃんとお金のまわりから設計するんです。
 
それこそCHIMNEYTOWNの今の代表は、元々、IT企業の経営者で、ちゃんとビジネスの素養がある人が回しています。
 
今、バックオフィスをやってくれているスタッフも、元・リクルートの制作デスクの人で、足腰がシッカリしている。
 
僕らは一つのプロジェクトでウン億円というお金を使うので、ここがシッカリしていないと秒で終わっちゃうんです。
 
逆に、ここがシッカリしているから、一つのプロジェクトにウン億円というお金を使うことができます。
 
 

お金の知識が無い人同士で知恵を絞っても、お金は作れない…

 
一方、一般的な日本の劇団はどうかというと、ビジネスの素養があるわけでもない劇団員だけで、やりくりしちゃっているケースがほとんどです。
 
プライドが邪魔しているのか、詳しい人に聞きに行こうともしない。
 
で、あまりにも勿体無い活動をしているので、後輩の劇団の子に、「なんで、チームにビジネスマンを入れないの?」と聞いたら、「皆、手弁当でやってるぐらいなので、人を雇うお金が無いんです」と返ってきたんですが、Why ジャパニーズピーポーです。
 
皆、手弁当でやってるぐらいなので、人を雇うお金が無いから、ビジネスマンを雇わなきゃダメなんです。
 
お金の知識が無い人同士で、知恵を絞り合っても、お金は作れない…というか、お金を作る効率が悪い。
 
「お金を作る」というのは技術なんです。
 
料理をしたことないオジサンが5人集まって、何時間もかけて、見よう見まねで「肉じゃが」を作るぐらいなら、毎日料理をしているお母さんにバイト代を2000円払って作ってもらった方が安いじゃないですか?
 
オジサン5人分の人件費が浮くわけだから。
 
早い話、劇団に毎月確実に200万円作ってくれる人を50万円で雇えばいいんです。
 
僕、出版業界、映画業界、ミュージカル業界を転々としていますが、毎回、各業界にお邪魔する時に目につくのは、「取りこぼし」です。
 
「売れるものを売っていない」という。
 
厳密に言えば「売れるものに気づいていない」という。
 
 

エンタメとビジネスを切り離すと、エンタメは確実に弱くなる

 
たとえば、絵本『えんとつ町のプペル』って、2012年頃から制作をスタートして、分業制で作ったんですけども、人を雇うわけだから、それには制作費がかかるわけじゃないですか?
 
その制作費はクラウドファンディングで集めたんですね。
 
まず、この時点で(当時)、クラウドファンディングという選択肢を持っていない表現者が山ほどいた。
 
今だと当たり前ですが、当時、「クラウドファンディングでお金を集めて、クラウドソーシングでスタッフを集めて、絵本を作ります」と発表した時、いろんなクリエイターさんや、そのファンの方から「詐欺師」と言われたんです(笑)。
 
もう、この時点で、予算を作る選択肢を大きく失っている。
 
で、もうちょい話を進めると、そのクラウドファンディングにしても、結局、何かを売ってお金を作ってるわけじゃないですか?
 
リターン(返礼品)を出しているわけだから。
 
じゃあ、絵本『えんとつ町のプペル』は、何を売って、その制作費を集めたかというと、「絵の中に出てくる看板枠」です。
 
『えんとつ町の中に出てくる看板に、あなたのお店の名前をのせます』というのがクラウドファンディングの返礼品だったんです。
 
つまり、絵本『えんとつ町のプペル』って、広告収入で作ったんです。
 
このことは最初から決めていたから、制作段階で、看板が映り込むアングルを探りながら、絵を描いたんです。
 
こんな感じで、ビジネスを織り交ぜながら、エンタメを作っていくのですが、日本の多くの劇団は「もう作っちゃいました!あとは、チケット売れろー!グッズ売れろー!!」みたいな方法をとる。
 
 
待て待て待て待て!
 
作っている途中に売れるものがありますからぁぁ!
 
そして、それが分からないんだったら、それが分かる人をチームに迎え入れればいいんです。
 
エンタメとビジネスを切り離すと、エンタメは確実に弱くなります。
 
クリエイター全員の目的は「面白い作品を作ること」だと思うのですが、だからこそ、クリエイティブの現場にビジネスマンを入れなきゃダメ。
 
あと、日本中の劇団の代表、どなたか1人でいいんで、西野のオンラインサロンに入るか、西野のビジネス書を読んでください。
 
「なるほど。制作費って、そうやって作るのね」というのが分かるので。
 
『夢と金』西野亮廣
https://www.amazon.co.jp/dp/4344040503 
 

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