【西野亮廣】「投機商品としてのNFT」には未来がない! そこで作った「寄付のNFT」がすごいことに!

2022年12月25日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2022年12月23日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

『1000冊分の絵本支援のNFT』が即完!

 
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演が閉幕しました。
今回の公演では、本当にたくさんのボランティアスタッフさんが支えてくださいました。
さして陽の当たらない場所で汗を流してくださったボランティアスタッフの皆様がいなければ、走り切ることができなかったことは明らかで、この場を借りて御礼申しあげます。
本当にありがとうございました。
まぁ、そんなこんなで、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演閉幕から息つく暇もなく、次から次へと色んなプロジェクトが進んでおります。
 
そんな中、昨日、大変なことが起きました。
世間的には何がそんなに凄いのか、おそらくイマイチ、ピンとこないと思うのですが…大きな意味のある一歩だと思うので、ご説明させていただきます。
 
結論から先に言うと、先日、22時に販売を開始した『1000冊分の絵本支援のNFT』が即完したんです。
 
…と言われても、「絵本支援のNFTって何?」という人が大半だと思うので、もう少し詳しく説明させていただくと…
2021年の夏頃からNFTをチョコチョコと触らせていただくようになり、取引量世界一を獲得したり、アレやコレやと経験させていただく中で、これはあくまで僕個人の結論なんですけども、値上がりが期待されてしまうNFT(投機商品としてのNFT)は未来がない…というか、バブル崩壊が約束されている「ババ抜き感」があるなぁと思って、スタッフには「くれぐれも購買を煽るようなことはするな」と伝えてきたんです。
 
「売れること」よりも、「損する人を作らないこと」の方が遥かに重要だという考えです。
 
 

寄付や支援の履歴が共有されるのっていいよね

 
となってくると「NFTの面白さって何なの?」という疑問が生まれると思うのですが、この答えとしてはやっぱり「購入履歴が世界中に共有される」という部分だと思っています。
「この人、これにお金を出したんだ」という。
そこに目をつけた世界のNISHINOが、ある日、「寄付とか支援の履歴が共有されるのっていいよね」とか何とか言い出したんです。
 
僕、こう見えて、支援とか寄付とかが趣味で、毎月ペースで、何かを支援したり、どこかに寄付をしたりしているんです。
被災地支援とか、子供支援とか、ラオスに小学校を寄付したこともあります。
 
でも、そういうのって、自分の口で言わないと、誰にも知られないんですね。
 
でも、自分の口で言いたくないじゃないですか?
支援活動している人の下心として、「支援したことが自然に見つかるといいな」が2%ぐらいあると思うんです(笑)。
 
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】「投機商品としてのNFT」には未来がない! そこで作った「寄付のNFT」がすごいことに!

https://goetheweb.jp/person/article/20221223-nishino-74

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