『何者でもない自分が返せるもの』を明確にしろ

2022年12月09日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/432540

『風の谷のナウシカ』をフルコーラスで歌える人は誰もいない… | 西野亮廣(キングコング)「#キンコン西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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師匠と食事にいく時は、必ず「面白いネタ」を用意していく

 
今日は『師匠と弟子』について、お話ししたいと思います。
 
…まぁ、『師匠と弟子』という呼び方は一般的じゃないので、『先輩と後輩』でもいいんですけど、「利害関係のない上下関係」についての話です。
 
先日、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演にロザンの菅さんが観に来てくださったんですね。
 
スナック西野で「西野を機能不全にした」でお馴染みの、あのロザン菅さんです。

その菅さんが大阪公演観劇後すぐにLINEをくださって、「メチャメチャ良かったー!」と、とにかく誉めてくださったんです。
 
本来、この言葉は大阪公演のキャスト&スタッフの皆さんが受けとるべきだとは思うのですが、菅さんと繋がっているのが僕ということで、一応、僕が代理で受け取らせていただきました。
 
菅さんと言えば、ご存知の方も多いかとは思いますが、僕の「師匠」でして、僕に芸のイロハを教えてくれた人なんですね。
 
たぶん、僕は、他の後輩の方とちょっと違う育てられ方をして、いわゆる「後輩の仕事」みたいなことは一切やらせてもらえなかったんです。
 
店を予約したり、料理を注文したり…菅さんはおモテになるから、そんなことは他の後輩にもさせなかったですが、たとえばコンパのセッティングをさせたり。
 
とにかく菅さんは僕にそういったことを一切させなかったんです。
「そのかわり、お前は面白いことをしろ!」と言われました。
 
なので、菅さんには今でも御飯に連れてってもらうのですが、その時は必ず「ネタ」を用意していっています。
 
「今、こんなことをやっています」とか「次に、こんなことを仕掛けようと思っています」とか。
 
ここでネタを用意していることが、対ロザン菅戦の「後輩仕事」で、この関係が19歳の時から今も変わらず続いています。
 
 
時系列は前後しますが、ところかわって、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の東京公演では、立川志の輔師匠が観に来てくださったんです。
 
 
立川志の輔師匠もまた僕の人生を変えてくださった方で、志の輔師匠の前に座ると、西野の猫背は秒速で改善します。
 
菅さん同様、緊張しちゃうんです。
 
※ちなみに、鶴瓶師匠の場合は、「ウィー」というノリの大学生西野が出てきて、師匠よりも先に酔っ払っちゃって寝ちゃいます。
好きです。鶴瓶師匠。
 
 
話を戻します。
 
志の輔師匠から御飯に連れていっていただいく時も、僕、後輩仕事を何もしてないんですね。お店の手配から、注文から何から何まで、師匠が全部やってくださる。
 
そのかわりに、「西野君が最近やっていることは何なの?」という質問が飛んでくるんですね。
 
師匠の時間をいただいている上に、食事代も払うわけでもないし、後輩仕事もしないわけですから、ここでホームランを打たなきゃ、泥棒もいいところじゃないですか?
 
なので、食事に誘っていただいた時は、必ず「面白いネタ」を用意していくんです。
もっというと、面白いネタを持っていけるように、普段から準備をしておく。
 
そして、最後は、どこか一つのジャンルでいいから、師匠に引導を渡さなきゃいけないと思うんです。
 
「ああ、コイツに時間をかけて良かったな」と思ってもらえるような引導を。
 
 

「弟子」や「後輩」であり、「お客さん」じゃない

 
弟子は師匠を、後輩は先輩を、どこかの部分で追い抜いていくことが師匠孝行であり、先輩孝行だと思うのですが、いつまでたっても、師匠や先輩から与えてもらいっぱなしの人っていません?
 
それは、やっぱり、利害関係がないのに時間を割いてくださっている人に対して失礼というか…テイカーが過ぎる。
 
この話は何ヶ月か前にもしましたが、「弟子」や「後輩」が返せるものって、ほとんどないと思うんです。
 
師匠や先輩に比べて、お金は持ってないわけだし。
だけど、まぁ、師匠や先輩よりも「時間」はあるわけじゃない?
 
そう考えると、弟子や後輩に残された恩返しは「面白い」を提供するぐらいしかない。
 
それこそ、自分が『笑っていいとも』にレギュラー出演している時は、もう2〜3日前から、本番直前のメイク室でタモリさんにぶつけるネタを仕込んでいたんです。
 
「鉄道」の勉強をしていったり、「曾我蕭白」という画家の勉強をしていったり、あとは、鶯谷で評判になっている奇天烈な酒場に行ってみたり。
 
とにかく、ネタを用意していったんです。
 
そうして、師匠や先輩が割けない部分に時間を割いて、「面白い」を取りにいくしか、返せるものがないんですよね。
 
間違っちゃいけないのは、自分は「弟子」であって、「後輩」であって、「お客さん」じゃないということ。
 
「師匠のお客さん」じゃないし、「先輩のお客さん」じゃないんですね。
 
にも関わらず、「お客さん」のように立ち振る舞う人がいる。
それなら、お金を払わなきゃいけないハズです。お客さんなんだから。
 
ここの部分、「この人の時間を今、僕が独占してしまっているんだよな。今、俺、貰いすぎだよな。ならば、何で返そうか?」と思える感覚って、表現者として、サービス提供者として、絶対に持っておかなきゃいけない感覚だと思うので、利害関係のない上下関係では特に、『自分が返せるもの』を明確にしておいた方がいいと思います。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
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→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
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