信頼と依存
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結局、キングコング西野が一番悪い! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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最新作のタイトルは『スタッフさんの宿代が確保できていない』・・・
もはや期待されているかもしれません。
「補助金問題」「稽古場問題」と、連日、名物プロデューサーの新作に揺れるミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演ですけども、昨日、またまた新作が発表されました。
最新作のタイトルは『スタッフさんの宿代が確保できていない』です。
大阪に滞在する期間は、スタッフさんによってマチマチですが、合計すると140泊分です
こういった恐怖の報告を、プロデューサーのイニシャルをとって、僕らは「Jアラート」と呼んでいるのですが、昨日もJアラートが鳴りまして、「140泊分の宿代が確保できていない」と。
本来であれば「なんでだよっ!」「大阪公演なんだから、大阪の宿が必要なことぐらい分かってただろっ!」とお怒りになられる方もいらっしゃると思うのですが、えらいもんで、すっかり耐性がついていまして、「宿代が確保できていません」という泣きに対して、「かしこまりました。僕が宿代を作ります」と返して、とくに感情が揺れ動くわけでもなく、淡々と宿代作りをスタートさせていました。
「なんか売れるものないかなぁ」と思って、散らかったアトリエを漁ってみたところ、僕がまだボールペン一本で描いていた頃の絵本『えんとつ町のプペル』の原画が出てきまして、そちらを「elu」という画像データを販売できるサイトで100枚限定で販売したところ、ありがたいことに即完しまして(応援を兼ねて買ってくださったんだと思います!ありがとうございます!)、その売上はミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演に全額寄付。宿代問題は無事に解決しました。
この大阪公演のドタバタ劇を今日の放送で知った方もいらっしゃると思うので、あらためて確認しておきますが、今回の公演は僕らの会社『CHIMNEYTOWN』が主催しているものではありません。
「プペルを大阪でやりたいです」という申し出を受けて、何度か渋り、それでもお願いされて、もちろん「予算の確認」なんかもさせていただいた上で、「かしこまりました。宜しくお願いします」と言って、脚本と楽曲と舞台セットと衣装をお貸しする形を取らせていただきました。
僕がここまで動いていると、どうしても「西野のイベント」という風に見えちゃうと思うのですが、「そうではないよ」という確認です。
つまり、「脚本と楽曲と舞台セットと衣装をお貸しして、お金を払っている」というミュージカル史に残るボケをお届けしています。
厳密に言うと、「脚本と楽曲と舞台セットと衣装をお貸しして、集客のお手伝いをして、お金を払っている」です。
ごめんなさい。昨日、吐き出したハズなのに、気づいたらまた溜まっていたので、吐き出させてください。
ほんと、すみません。失礼します…
「なんで?」
…失礼しました。話を戻します。
予算の管理をするのがプロデューサーの仕事なのですが、この調子だと、このあとも予算問題がポコポコ出てくると予想しております。
ただ、僕の中で、「こうなったら、とことんフォローしてやる!」という謎スイッチが入っておりますので、とことんフォローしてやろうと思います。
西野をマネしたい気持ちはわかるけど、無理だからやめておけ!
さて。
今日のタイトルの「キングコング西野が全部悪い」ですが、これは、大阪公演の連日のドッタバタを受けて、俳優の吉原光夫さんが Voicyで「色々あるけど、西野が全部悪い!」という謎のアンチ活動を展開されて、笑っちゃったので、このタイトルにしました。
でも、光夫さんが言わんとしていることは、すごく分かるんです。
いや、くれぐれも、僕は悪くないですよ!絶対に悪くない!
ただ、光夫さんが伝えたいことは、すごくすごく分かって、 昨日、ブロードキャストの房野君がnoteに「西野のマネはするな」という記事をあげていて、今、この記事がメチャクチャバズっているんですけど、読まれました?
もう声出して笑っちゃうので、まだ読まれていない方は、是非、読んでください。
内容を一行でまとめると「西野みたいなことをやりたい気持ちは分かるけど、あれは無理だからやめとけ。死ぬぞ」です。
たとえば、舞台一つとっても…舞台を作られている方なら分かると思うのですが、僕が仕掛ける舞台は(武道館のライブ等も含む)、まず圧倒的に採算がとれないんです。
もう「劇場から作り込む」みたいなことをしているので、そんなのチケット代やらグッズ代だけでは賄えないんです。
だけど、「採算がとれませんでした」で終わったことは一度も無くて、あのデタラメを可能にする為に、お金の勉強は徹底的にするし、多くの日本人のように「知らないものを、まず叩く」は決してせずに、全ての可能性にトライして、収益源の選択肢を増やして、それをモノにするだけの発信を365日続けています。
ちなみに、Voicyとサロンは毎朝発信していますが、文字数にすると約6000文字です。毎朝6000文字を発信して、毎朝『キンコン西野のサイン本屋さん』という内職(受注、サイン入れ、梱包、配送)もして、あとは、コンサル、講演会、レンタルスペースの運営、飛行機ホテルの準備、NFT…をやっていて、今、言ったのは全て「副業」です。
隙間時間にやっているやつです。
自分の時間のほとんどは、皆さんと接触をしていない「アトリエに籠る時間」で、大体、一日16時間ぐらいはアトリエに籠っています。
今は、映画を2本作っているので、そちらがメインです。
朝7時にスタートして、夜中3〜4時に終わる…という生活をかれこれ、20年以上毎日やっています。
だけど、ブロードキャストの房野君とか、ウチの会社の人間は除いて、多くの人は、そんなところ(裏側)は見てないじゃないですか?
表に出ている部分だけを見て、「僕もやりたい!僕もやれる!」と思っちゃう。
「そう思わせる西野が悪い」というのが光夫さんの結論です(笑)。
くれぐれも言っておきますが、僕は「絶対に無理だよ」とキチンと言ってるんです。
そそのかしたりしてないんです。
「オンラインサロンをやりたい!」と言っている主婦の方には、「無理だよ」とちゃんと言ってるんです。
だけど、これはよく言っていることですが、数値化されないものに関しては、「私でも、ワンチャンあるか も!」と思っちゃうみたいです。
「100メートルを9秒台では走れない」という判断はできるし、「今から頑張っても、ニューヨークヤンキースの4番にはなれない」という判断はできるし、「今から頑張ってもハーバード大学には入れない」という判断はできるのに、「エンタメは作れる」と思っちゃうんです。
昨日、主婦の方から「プペルの続編を書いてみたい」と言われたのですが、プペルの続編がサクッて書けるんなら、あなたは、そこにはいないんです。
ここが、すごく誤解(勘違い)を生んでいる部分だと思うのですが、僕、メディア等で紹介される時って、ヘイトを集める為(アンチ票を稼ぐ為)か、「上手くやっているヤツ」「ラクして稼いでいる」みたいな紹介をされるんですね。
なんか、「自分の手は汚さず、汗を流さず、アイデアの掛け合わせで、抜け駆けしているヤツ」みたいな(笑)。
なので、「勇気とアイデアがあればイケる!」みたいな勘違いを生んでしまうのですが、梶原君でも、ブロードキャスト房野君でも、僕の会社の人間でも、誰に聞いてもらってもいいのですが、「西野亮廣以上に努力している人間」を知らないと思います。
僕自身、僕よりも才能がある人はたくさん知っていますが、僕より努力している人には会ったことがないです。
でも、「努力」ってウケが悪いんですよね。
「西野が上手くいっているのは、ズルいことをしているからだ」としないと、努力を選ばなかった自分に言い訳がたたないので。
「努力しましょう」なんて本は売れないんです。
売れるのは、いつも「ラクして稼げる方法」です。
そんな耳触りの良い現実はありません。
…なんか、熱くなって、話がだんだんズレてきました。ごめんなさい。少しずつ軌道に戻します。
まぁ、詳しいことはブロードキャスト房野君のnoteに書いているので、そちらでご確認ください。
今このタイミングで、プロの方や経営者さん達が「西野のマネしちゃダメだよ」という発信をされているのですが、おそらく、大阪公演のプロデューサーさんに宛てた手紙(エール)だと思うんですね。
自分で責任が取れる範囲でやるから「挑戦」なのであって、「面白いっすね。やっちゃいましょう!」といって、無免許で車を運転しちゃうのは「挑戦」とは呼ばないじゃないですか?
同乗者か、歩行者を殺してしまう危険性をはらんでいるわけだから。
なので、そこは絶対に線は引かなきゃいけない。
講演会の主催者さんがバカみたいに大きなハコを抑えてしまうのも同じで、「勇者モード」は本当にたくさんの人が悲しむことになるので。
今回のドタバタ劇で、プロデューサーさんは思い知っただろうし、ここから皆さんも是非学んでいただきたいなぁと思います。
とりあえず、次に進める為に、ここはウヤムヤにしたくなかったので、(僕も「思っていますよ」という)お話しをさせていただきました。
応援モードに入っている西野から、皆さんへのお願い
…で。
それはそれとして、そこをいつまでも突いたって解決に向かうわけじゃないし、目的は「大阪公演の成功」であるので、そこに向けて動きたいと思っています。
もし良かったら、「なんだかんだあるけど、西野が割り切って応援モードに入っている」ということを察していただいて、一緒に応援していただけると嬉しいのですが…今日ですよ、皆さん。
本日(23日)の10時に『チケットぴあ』にて、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のチケットが発売となります。
厳密にいうと、「補助金用に確保していた席の約半分を解放して、再販売」です。
これ、光夫さんもVoicyでお話しされていたと思うのですが、「招待」ってメチャクチャ難しいんですね。それこそ「2000人招待」は現実的じゃない。
なので、「補助金用に確保していた席の半分を解放して、販売」というのは個人的には賛成で、遠回りになりましたが、こっちで良かったと思っています。
この放送をお聴きの皆様に、僕からお願いしたいことは二つで、一つ目は「10時から『チケットぴあ』でチケットを販売しますので、宜しくお願いします」ということ。
そして、二つ目は「買うのは、一人1枚じゃなくていいんだよ」ということ。
5枚買ってもらって、友達や会社の仲間、あるいは近所の子供達と来ていただいてもいいんです。
いや、べつに「5枚買ってください」と言っているわけじゃなくて、「5枚買うこともできるんですよ」というご案内です。
念の為、もう一度言っておきます。
5枚買うこともできます。
チケットは本日。『チケットぴあ』にて販売開始です。
そんなこんなで、初日まで「あと10日」。
とにかく、できることを全てやります。
「奇跡」の前フリは十分すぎるぐらい効いているので、見届けていただけると嬉しいです。
あと、方々にご迷惑&ご心配をおかけしている「へっぽこプロデューサー」ではありますが、何があっても僕は味方なので、合わせてお伝えしておきます。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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