詐欺師と会った感想
『CHIMNEYTOWN DAO』は、僕が死んだら終わるコミュニティーにしたくない
ご存知の方も多いかと思いますが、僕は『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロン(オンラインコミュニティー)を運営しています。
このコミュニティーって、僕が毎朝2000〜3000文字の記事を投稿して、それを軸にアレやコレやと動いているコミュニティーなので、言ってしまったら、僕が死んだら終わるコミュニティーなんですね。
だけど、僕は、僕の人生で完結するような規模のエンタメにはあまり興味がなくて、もっと100年とか、200年とか、300年スパンで、大きなものを作りたいし、若手スタッフを雇っている以上は、やっぱり僕が死んだ後も背中を押してやりたい。
そう考えると、僕が死んだ後も活動が止まらない(新しいエンタメが生まれ続ける)仕組みを今のうちから作っておく必要があると思って、最近、『CHIMNEYTOWN DAO』というコミュニティーを作りました。
「心臓のNFT」を買われた方がここに参加していて、今は4000人ぐらいが在籍しています。
オンラインサロンと違うのは、「『CHIMNEYTOWN DAO』には西野亮廣はいない」ということですね。
中に入りたい気持ちをグッとこらえて、本当に中に入っていません。
入ったら入ったで、どうせハンドリングしてしまうので。
なので、ある程度の方向性は作りますが、その目的地に向かうためのプロジェクトをどう動かして行くか?みたいな具体的なことは「CTD(チムニータウンDAO)」のメンバーにお任せしています。
このCTDとの関わり方(自律分散型組織におけるリーダーの立ち回り方)については、9月13日のオンラインサロンで超絶神記事を投稿したので、是非、ご覧ください。
世界戦を見越すなら「IPの開発」を先にしたほうがいい
さて、そんなこんなで、いよいよジワジワと動き始めたCTDですが、CTDが今後、どこに向かえばいいのか?
「チームとして、何を獲得しにいかなきゃいけないのか?」
ここは、すっごくザックリとでいいので、共有しておいた方がいいと思います。
そして、これは日本のあらゆるチームにも共通している課題だと思うので、盗み聞きしている方にも共有しておきたいです。
結論から言うと「IPを持っていないと話にならん」ということです。
ここでいうIPというのは、キャラクターや世界観やストーリーの知的財産権ですね。
・人口はそこそこ多いけど、ほぼ全員日本語しか使えない。
・人口はそこそこ多いけど、大体お爺ちゃんお婆ちゃん。
・あんまりお金を持ってない。
そんな日本人が、世界戦に出る時に持ち合わせることができて、そして、結構、戦場で役に立つ武器って、もう一つで「IP」なんです。
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)
【西野亮廣】日本に残された最後の選択肢はこれだ。「IPを獲れ!」
https://goetheweb.jp/person/article/20220930-nishino-62