詐欺師と会った感想
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自己啓発本は役に立たないから意味がない? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「モノを知っている人」と「モノを知らない人」の違い
少し鼻につく言い回しですが、昨日、「ああ、だから、この人達はモノを知らないんだ」と腹落ちすることがあったので、そちらを共有したいと思います。
自分の周りにいる「モノを知っている人」と「モノを知らない人」の違いです。
「選択肢が多い人」と「選択肢が少ない人」の違い…とも言えるかもしれません。
キッカケは最近YouTubeにアップされていたAbemaニュースなんですけども、そこでは「自己啓発本」の是非について議論されていたんですね。
どちら側の意見もよく分かって、とくに「ホントそれ」と思ったのは、自己啓発本否定派の方の「読んで満足してるだけ」「読んで行動に移す人はほとんどいない」という意見。
これに関しては、僕もそう思っています。
本を読んで翌日からすぐに行動する人って、ほとんどいない。
まぁ、それはそうなんですけども、気になったのは「その意見の締め方(まとめ方)」で、「読んで満足しているだけで、役に立たないから、自己啓発本は意味ない」という、まとめ方だったんです。
これに関しては、僕は違和感を覚えました。
先にスタンスを明確にしておくと、別に僕は「自己啓発本」擁護派でも何でもないです。
今日、お話ししたいのは「情報の取り方」の話です。
「ビジネス書・自己啓発本」を読んで行動に移してはいないけど…
まず、整理しておかなくちゃいけないことがあります。
それは「自己啓発本」の定義が広すぎるということですね。
経営者さんとかが書かれる「こういうやり方でサービスを成長させました」という本も、ビジネス書であり「自己啓発本」のカテゴリーに入れられますし、なんか、メンタル系のことが書かれた本も「自己啓発本」のカテゴリーに入れられる。
僕は、スピリチュアルとかメンタルの本は過去に一度も買ったことがないので、今回お話しするのは「自己啓発本のカテゴリーに入れられてしまっているビジネス書」がメインになってくると思います。
その上で、「自己啓発本なんて、読んで満足して終わりで、役に立たないから読んでも意味がない」という意見に対して、物申したいのですが、たとえば、今、僕の目の前(机の上)に積んである本のタイトルを紹介させていただくと…
・『エンタメの未来2030』
・『エンタメの夜明け』
・『創造の狂気 ウォルト・ディズニー』
・『変える技術、考える技術』
・『俳優のノート』
・『ついやってしまう体験の作り方』
・『吉祥寺に育てられた映画館』
・『人類はなぜ神を生み出したのか?』
・『神話の力』
・『お金の向こうに人がいる』
・『2030年の教科書』
・『終止符のない人生』
・『雌伏三十年』
・『獺祭の挑戦』
・『ラグジュアリー戦略』
です。
このうち、ビジネス書・自己啓発本に分類されてしまう本が10冊ぐらいあると思うんですけども、別に僕、これらの本を読んだ次の日に行動に移してないです。
『人類はなぜ神を生み出したのか?』という本を読んだ翌日に「俺も神を作るぞ」なんて思ってません。
「役に立たないから」を理由に仕入れないなんて、勿体無い
で、ここがポイントです。
「役に立ったかどうかも分かりません」
ほとんど、役に立ってないと思います。
僕、吉祥寺で映画館を作ろうとしている人間ではないので、『吉祥寺に育てられた映画館』を読んでも、「へぇ〜、なるほどな〜」という感想しか持ちません。
「それで良くないですか?」というのが今日の話なんですけども、なんで、「役に立つか、立たないか?」でインプットするかしないかを決めてしまうのかが、よく分からないんです。
いや、普通に、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」とか知りたくないですか?
お客さんが入っていないのに何十年も続いている商店街の文房具屋さんのビジネスモデルとか、「いきなりステーキ」のビジネスモデルとか、あとは、「前田さんがSHOWROOMをどう作ったのか?」とか。
そういった世の中にある、僕らがまだ知らない「面白い」を、「役に立たないから」を理由に仕入れないなんて、勿体無いじゃないですか。
厳しい話をすると、「だからキミはモノ(世の中)を知らないんだ」と思いました。
「その情報が役に立つか立たないか?」なんて、3年スパン、5年スパンで、判断できないですよ。
もう何年もオンラインサロンに入られている方なら経験していると思いますが、サロンで4年前とかで勉強していたことが、今日、繋がったりすることってザラにあります。
今、僕のサロンやDAOではメタバースをやってますが、これが「役に立つか立たないか?」なんて今の時点では分からないです。
ただ一つ確かなことは、「アイデア」や「創造」というものは「編集作業」なので、「編集素材」がないことには生まれないんですね。
なので、「役に立たないから、その情報を仕入れても意味がない」というスタンスの人って、いつまで経っても、アイデアは出てこないし、何かを生み出すことができない。
せいぜいやれて、頑張って情報を仕入れている人を小馬鹿にすることでポジションを獲得するぐらいです。
「ところで、役に立つ情報しか仕入れていないハズのキミは何を生み出したの?」と聞けば、泡吹いて倒れちゃう。
情報は「役に立つ/立たない」で取捨選択するのではなくて、「面白そう/面白くなさそう」で取捨選択した方が知識の幅が広がって、選択肢も広がるのでオススメです。
子供から質問された時に、「そんな情報は役に立たないから仕入れてない」と答える大人か、「それはね…」と答えてやれる大人か。どっちになりたい?…という話です。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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【注意】
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