あらためて「スナック最強説」

2022年09月10日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/385270

あらためて「スナック最強説」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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最近の海外の活動は「作品」絡みのお仕事


「今、海外でどんな活動をしているのか?」をサクッとお伝えします。
 
先日、フランスでは『映画 えんとつ町のプペル』が公開されて、ありがたいことに好調でして…公開規模や、そもそもの国の人口が日本と違うのでピンとこないとは思いますが、数字だけ言うと、数日前の段階で来場者数は「12万5000人」を突破しました。
 
海外の映画絡みだと、10月にロサンゼルスで映画祭がありまして、こちらは現地で参加させていただきます。
 
そして11月にニューヨークでアニメの大きな祭典がありまして、コチラも現地入りして、映画上映に立ち合って、トークショーに参加させていただきます。
 
現地に行くので、夜は現地のサロンメンバーさんと呑めたらいいなぁと思っています。
 
そして時系列が前後しますが、今月末にもニューヨークに行って、こちらはミュージカルのリーディング公演。
 
コチラも現地入りします。
 
 
絵本の話をすると、先日、中国でプペルの重版が決まりました。中国では3刷目です。
そして韓国では絵本『チックタック  ~約束の時計台~』の出版が決まりました。
 
最近の海外の主な活動は、こんな感じで、いずれも「作品」絡みのお仕事です。
 
 

僕らのチームの世界とのコミュニケーションツールは「作品」

 
よく僕は「再生回数やチャンネル登録者数なんてどうだっていい」とか、「共感じゃなくて、創造だ」とか、「論破するな。創造しろ」とか偉そうに言っていますが、半分は自分に言い聞かせていて、今ザッとお伝えしたとおり、僕らのチームにとっての世界とのコミュニケーションツールは「言語」や「共感」ではなく、「作品」であることは明らかで、引き続きここを強化していくことが重要だと考えています。
 
なので、朝から晩まで、アトリエに籠って、ひたすら作り続けることが、世界戦の一番の近道で、最近は、人がいる場所に行く機会がとんと減っています。
 
おかげで、ご近所さんからは「最近、見ないわね」と、すっかりオワコン認定されてしまっているわけですが、そんな声にもめげずに、今は、新作を2本同時に作っています。
 
その裏で、NFTとかもやっているわけですが、今やっているゴミNFTの価値を担保しているものも、やはり『えんとつ町のプペル』という作品なわけで、この作品の強度が、そのままNFTの価値に繋がっている。
 
そう考えると、余計に僕は作品と向き合った方がいいわけで、どんどん人里から離れることになります。
 
 

国内のNFT人口を増やすには地上戦しかない!

 
一方で、国内NFTの普及には努めたいと思っています。
 
やっぱり、NFTは、クリエイターさん達の大きな大きな選択肢の一つであるので。
 
彼らを具体的に応援する方法は、「NFTの人口を増やす」という一点に尽きる。
 
自分が参戦してからの、この10日間で、国内のNFT人口は数千人増やせたと思うのですが、それじゃ、まだまだ足りない。
 
どうすれば「NFTとか、よく分からな〜い」「Discord?メタマスク?なんか、難しそう…」という人に届けられるかなぁと思ってアレコレ考えてみたんですけども、動画や音声やテキストで発信しつつ、それでも届かない人達(「難しそう」という理由で離れてしまう人達)はいるので、「こうなったら、地上戦しかない!」と思いまして、昨日あたりから「地上戦」を始めました。
 
具体的に何をしているかというと、まず、オンラインサロンメンバーさんで、飲食店をやられている方は数千人いるので、その中から、お店貸切で、NFTの勉強会をしてくださる店舗さんを募集したんです。
 
勉強会というのは、具体的にいうと「メタマスクの登録のお手伝い」だったり、「メタマスクと、OpenSeaの接続のお手伝い」です。
 
「ブログを読んでもよく分からない」という人に向けて、「もう、真横に座って、手取り足取り教えよう」というもの。
 
もちろん、勧誘と販売は絶対に禁止です。
 
こういう場を設けると、下品な情報商材屋がすぐに紛れ込むので。彼らには活動させない。
 
 

オフラインの交流会には「スナック」がうってつけ

 
で、やってみた結果、やっぱり強いのが「スナック」です。
 
「スナック」って、そもそもメインコンテンツは「飲食」じゃなくて、「コミュニケーション」じゃないですか?
 
なので、お店の形も「コミュニケーション」が取れるように設計されているんですね。
 
たとえば、焼肉屋さんだったら「4人テーブル」とかで区切られていますが、スナックには、そういう「区切り」がない。
 
なので、「メタマスクの登録は、こうやってやるんだよ」と説明する時に、皆が、そこに集まれるんですね。
 
で、ちょっと躓いた人がいたら、「どれ、ちょっと見せてみ?」と、すぐに横に行くことができる。
 
 
昨日は東京・五反田にあるスナック『Candy』で、NFTの勉強会があったそうなんですが、スタッフから「この会、ヤバイっす!最高っす!」という興奮のLINEが止まりませんでした。
 
おそらく、参加された方の満足度も相当高かったと思います。
 
僕、一応、「めちゃくちゃアンテナを立てて新しいことをどんどん仕入れている人達」と、そして、「そういったインプットを諦めてしまった(見て見ぬフリをする)人達」の両方と付き合いがあるのですが、最近は、とくにこの2者の情報格差を凄く感じています。
 
実際、今、日本国内でNFTをガンガン触っている人達なんて、社会では、会話が成立しないレベルまでいっている。
 
「世界的にはNFTは幻滅期に入ったけど、日本のNFTは…」みたいな話を、職場や飲みの席で普通にしたいのに、会社の人間や、地元の友達のほとんどが、今のNFTはおろか、「ブロックチェーンの仕組みすら知らない」というのがほとんど。
 
今年6月にニューヨークに行った時には、タクシーの運転手のお爺さんですら普通に「NFTのイベントで来たの?」みたいな話をしていたのに、日本だとNFTの話をしようものなら詐欺師のように扱われてしまう。
 
日本に蔓延っているこの絶望的な情報格差を縮めるには、「オフラインの交流会」しかないと思っていて、それには「スナック」がうってつけ。
 
今、僕のオンラインサロンでは「いついつにNFTの勉強会をします」と手を挙げてくださったお店を、サロン内で宣伝させていただいています。
 
「新しいこと(長文の説明が必要なこと)を広める一番の方法は、おもくそアナログだった」というのが最近の気づきです。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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