【西野亮廣】左脳経営者が「右脳仕事」をやると、上手くいかない

2022年09月11日

※この記事は、2022年9月9日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

建築士の佐々木茂良さんや蜷川幸雄さんのアイデアの引き出し

先日、ちょっとした用事があって、建築士の佐々木茂良さんのアトリエにお邪魔しました。
佐々木さんは、2016年にお亡くなりになったんですが、亡くなる前に出会って、仕事でご一緒させていただいたことはないのですが、僕が佐々木さんにお手紙を書いたり、佐々木さんが僕の仕事場に遊びに来てくださったり、そういった仕事外での交流をとらせてもらっていたのもあって、今でも、ご家族の方とはチョコチョコとやりとりさせていただいているんです。
本当に素晴らしい(夢に溢れた)家を建てられる建築士さんなので、是非、皆さんにも、「こんな素敵な建築士さんが日本にいた」ということを知っていただきたいなぁと思います。
『ぬくもりの森』で画像検索してみてください。
佐々木さんが建てたお家がたくさん出てくると思います。

今回、そんな素敵な佐々木さんのアトリエに、2〜3年ぶりぐらいにお邪魔して、そこであらためて思い知らされたのですが、とにかくアトリエは本だらけで、インプット量がすごいんです。世界中の建物に関する本が全部あるんじゃないかというぐらいの量です。
要するに、建築デザインに関する引き出しが多いんですね。
これ、蜷川幸雄さんのアトリエにお邪魔した時もそうだったんですけども、蜷川幸雄さんのアトリエは壁とか床とか机とか無くて、いや、実際にはあるんですけど本で埋もれているんです。
もう、「本を積み木のように重ねて部屋を作ったんかい」というぐらい、360度、本なんです。
それがそのまま、蜷川幸雄さんのアイデアの引き出しになっているわけですね。

「自分達ならでは」の強みは右脳で創造する

ここから前回の続きです。
会社経営のノリで経営者が「世界観の創造」にまで着手してしまうのは、地獄の沙汰、という話をしました。
というのも、ここからは、「デザイン」とか「右脳」が必要なんです。

「右脳」というのは、「イメージ脳」のことです。
反対に、「左脳」は「言語脳」です。
ここの解像度をもうチョイ上げると、「イメージ脳」って、なんとなく、生まれ持ったもので、「才能」や「センス」みたいな言葉で片付けられがちですが、僕が知る限り、「右脳」で結果を出している人は、そうじゃ無いんです。
こういう風に整理すると分かりやすいと思います。

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)

【西野亮廣】左脳経営者が「右脳仕事」をやると、上手くいかない

https://goetheweb.jp/person/article/20220909-nishino-59

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