キンコン西野のNFTプロジェクトの優しい世界

2022年08月30日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

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https://voicy.jp/channel/941/379045

キンコン西野のNFTプロジェクトの優しい世界 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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PFPを買う3つのメリット

 
今日は『キンコン西野のNFTプロジェクトの優しい世界』という怪しいテーマでお話ししたいと思います。
 
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日、ゴミNFTプロジェクト『Poubelle』がスタートしました。
 
誰一人として置いてけぼりにしたくないので、あらためて、今回のプロジェクトの概要を説明させていただきますと…僕が「ゴミNFT」と言っているのは、「ゴミをモチーフにしたモンスターのプロフィール画像(SNSのアイコン)」のNFTのことです。
 
『PFP』と呼んだりします。
 
「なんで、Twitterのアイコンなんて買うの?」と思われる方もいると思います。
 
確かに「要らない人」には要らないものだと思いますが、それを言い出したら、世の中のすべてのモノがそうなわけで…たぶん、ここでは「PFPを買う人」がPFPに感じているメリット(旨み)を説明した方がいいと思います。
 
基本的には3つかなぁと思っています。
 
1つ目は、「コレクターアイテム」としての需要。
これはシンプルですね。
 
絵画とかワンピースのフィギュアみたいに、「持っておきたい」という需要です。
 
2つ目は、「コミュニケーションツール」としての需要。
 
要するに、「私は、この世界観を指示している人間ですよ」とアピールすることで、同じ理念を持った人と繋がることができる。
 
すでに世にあるものでいうと、「ブランドTシャツ」とか「ライブTシャツ」とかに近い。
 
「ブランドTシャツ」とか「ライブTシャツ」を着ることで、「ああ、そのブランド好きなんだ。俺も!」とか、「ああ、そのバンドのライブに行ったんだ。私、それ行きたかったんだよね」というやりとりが生まれるじゃないですか?
 
あれって「洋服」という機能の他に、「コミュニケーションツール」という機能も加わってますよね。
 
あれに近いと思います。
 
なので、PFPに関しては昔から「なんで、あんな『ゆるキャラ』みたいな誰でも描けそうなプロフィール画像がウン万円もすんねん。詐欺やろ!」という意見をよく目にするのですが、実は、「誰でも描けそう」といった“画力”みたいなところに価値が発生しているわけではなくて、どちらかというと、そのPFPが持っている「理念」みたいなところに価値が発生しています。
 
キンコン西野のNFTをプロフィールにしている時点で、「挑戦する人」だし、「挑戦する人を応援する人」だし、「ワイドショーネタに首を突っ込まない人」だし、「論破を目的とした会話をしない人」なんです。
 
…みたいな感じで、そのNFTがまとっている「意味」や「ルール」や「理念」に価値が発生している…という感じです。
 
 

キンコン西野のNFTの特典

 
で、今日は3つ目について主にお話ししたいのですが…
 
これは「キンコン西野のNFTにはこういう特典があります」という話なのですが、今回、NFTを二種類出しているんですね。
 
一つは、ゴミモンスターのNFT。
 
こちらはOpenSeaという…要するにメルカリみたいなところで、オークション形式で販売しているものです。
 
オークションは昨日の夜7時にスタートして、今日の夜7時に終わります。
今夜の7時に、また次のNFTのオークションが始まる感じです。
 
こちらは泣いても笑っても1日に1体ずつしか出ません。
 
ちなみに、今、オークションで出ているのが「ORE―KAN」というオレンジの空き缶のモンスターなんですけど、オークションなので今夜7時にいくらになるかは分かりませんが、現時点での価格は「1.55 ETH(イーサ)」です。
 
日本円にすると30万円チョイだと思います。
 
まぁ、これは一発目ということで、値段が少し上がってるんだと思います。
 
で、もう一つは『心臓』をモチーフにしたNFTです。
 
これは「モンスターになる前」という緩い設定ですね。
 
こちらのNFTは数量無制限で、オークションではなく、価格は「0.01ETH(イーサ)」で固定です。日本円にして、約2200円とかです。
 
公式から2200円で一生売っているので、転売したところで、2200円以上の価値がつくことはありません。
 
投機筋(稼ぎたい人)からすると、実に憎たらしいNFTです。
 
 

NFTを買うと、DAOの参加権にもなる

 
で、今、『ゴミモンスター』のNFTと、『心臓』のNFTという2つのNFTをご紹介させていただいたのですが、これらには、さっき言った「コレクターアイテム」としての需要や「コミュニケーションツール」としての需要もあるのですけども、もう一点、「DAOの参加権」にもなっているんです。
 
「DAOって何?」というところだと思うのですが、これは、「NFTを買った人達同士のグループ」という理解でいいと思います。
 
『ゴミモンスター』のNFTと、『心臓』のNFTを買った人は「チムニータウンDAO」というグループに参加できるんです。
 
分かってます。もう皆さんの心の声は聞こえています。
 
「そのDAOに入ったら、何ができるの?」ですよね?
 
これは、本当にいろんなプロジェクトが進んでいるので、「コレ!」と絞ることはできないのですが、一つ最近面白いなぁと思っているのは…ほら、先月末あたりから、世界ではAIアートがものすごく盛り上がってるでしょ?
 
一番知られているところでいくと『Midjourney』だと思うのですが、『Midjourney』って、最初の25回ぐらいは無料でやれるんだけど、途中からは有料になるんです。
 
で、それに対して「チムニータウンDAO」の人が、「いやいや、一生無料の方が良くね?」と言って、自分でAIアートのサービスを作ってしまって、今、チムニータウンDAOのメンバーは無料でずーっとAIアートを楽しんでいます。
 
まだベータ版(テスト版)ですが、ものすごいクオリティーです。
 
『Midjourney』に月3000円払うぐらいなら、DAOの参加権を2000円で買って、それで「後は一生タダ」という方が良くね? という考えですね。
 
で、何度も言っていますが、NFTの売り上げに関しては僕個人としては1円も受け取るつもりがなくて、それよりも、こういった世の中が面白くなるようなシステムの開発に売上を充てた方が良いと思っているので、NFTの売り上げはDAOにプールされていく感じです。
 
まぁ、現状、そんなとこです。
 
また、面白い動きがあれば共有します。

 

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