消滅危機言語の書き順を教える

2022年08月01日

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「日本語」が無くなる日 | 西野亮廣(キングコング)「#キンコン西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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今日は「消滅危機言語の書き順を教える」というテーマでお話ししたいと思います。
 
今日は言語についての話です。
 
 

日本の言語も、地方から消滅が始まっている

 
アメリカ言語学会という「世界の言語」に特化した学術団体や、あとは国連の教育機関とかが、時々、「消滅危機言語」というのを発表しているんです。
 
もしかしたら、毎年発表しているのかもしれませんが、僕がキャッチしているのは、数年に一度です。
 
で、この「消滅危機言語」というのは、その名の通り、この世界から無くなりかけている言語のことですね。

あまりイメージないですが、言語って、「侵略」とか「人口減少」が理由で、普通に無くなるんです。
 
で、数年前にも、この「消滅危機言語」が発表されたのですが、たしか全部で2500種類の言語に「そろそろヤバイですよ」という黄信号が出されたんですね。
 
世界の国の数は200ぐらいなのに、「なぜ、2500?」という疑問がありますが、この「消滅危機言語」というのは、「方言」とかも含まれているんですね。
 
つまり、「ジャングルの奥地で暮らす人口20人ぐらいの部族」が使っている言葉とかも含まれている。
 
たしかに、20人ぐらいの部族で、子宝に恵まれていなかったら、悲しいかな、その部族の言葉を使う人がいなくなるので、その言葉は消滅しちゃう。
 
まぁ、そういう小さな集落だけで使われている言語も含まれての2500言語だったらば、僕たち日本人にはまだまだ関係のない話かと思いきや、この2500の「消滅危機言語」の中には、日本で使われている言語も「8つ」ぐらいランクインしちゃってるんです。
 
詳しくは調べていただきたいのですが、「奄美語」とか「宮古語」とか「八重山語」とか、南の方の言葉が入っていたと思います。
 
つまり、日本という国も、「地方」から消滅は始まっているという話です。
 
 

「日本の人口が減る」=「日本語を学ぶメリットが減る」

 
日本は「高齢化」と「人口減」がずっと叫ばれていますが、去年10月のデータを見ると、今、日本は1年間で64万4000人が減ってるんですね。
 
と言われてもイメージがつかないと思うので、都道府県の人口を例に出すと、島根の人口が66万人で、鳥取県の人口が55万人とかなので、島根か鳥取に住んでいる人達がまるまるいなくなるぐらいのインパクトです。
 
日本の人口って、すっごい勢いで減ってるんです。
 
この異常な人口減は、いろんなところに影響をもたらしているのですが、「言語」にも当然、ネガティブな影を落としていて、「日本の人口が異常なスピードで減る」ということは、「日本語を学ぶメリットが異常なスピードで減る」ということです。
 
今、子供を当たり前のように日本の学校に通わせて、漢字の書き順とか勉強させたりしていますが、彼らが大人になった時は、今以上に、日本語を使うメリットが減っているんです。
 
たとえば、今の小学1年生が20歳になった時(今から13年後)、つまり2035年の日本の人口は(かなり優しく見積もって)1億900万人とかで、そう聞くと、まだまだイケそうな気もしますが、1億900万人の内訳って、3人に一人が65歳以上の高齢者なんです。
 
つまり、「外を出歩く日本人がグッと減る」という状態です。
 
この未来が確実に来るんです。
「もしかしたら来ちゃうかもしれない」とかじゃなくて、確実に来るんです。
 
そんなこともあって、今、僕のまわり(特に起業家さんまわり)で何が起きているかというと、「我が子に日本語を覚えさせても仕方がない」ということで、皆、日本語教育はほどほどにして、インターナショナルスクールに通わせてるんです。
 
で、話を聞くとすごく面白くて、たとえば日本の学校だと、漢字の書き順とか、「とめ」とか「はね」とか教えていて、それを間違えたら「✖️」がつきますが、友人の子供が通っていいるインターナショナルスクールだと「単語のスペルミスとかは指摘しないでください」と言われるんですって。
 
これ、友人から聞いた話をそのまま受け売りしちゃってるんですけど、そのあたり(スペル)などの正確性はどうでもいい…というかコンピューターが直してくれるので、むしろ、自分の意見をいったり、説明をしたりする能力を高める方が優先順位が高いんです。
 
まぁ、たしかに、仕事でご一緒させていただく海外のスタッフさんで、キチンと文字が書ける人、意外と少ないです。
 
それなりに書けるんですけど、普通に字が汚いです。
でも、いいんです。2022年に文字を書く機会なんて、ほとんどないから。
 
ちょっとゾッとする話ですよね。
 
もう、世界は、日本語を「消滅危機言語」の予備軍に入れて、日本語教育を蚊帳の外にしているどころか、「文字を正確に書くことすら無駄だ」という感じで進んでいるのに、
一方で日本の学校では、日本語の「書き順」は「とめ」や「はね」を教えている。
 
筆を握らせて、古文・漢文を学ばせているような雰囲気になり始めている。
 
僕は「教育」の人間じゃないので、これ以上は踏み込めませんが、今の「日本語」が置かれてる立場だけは皆が知っておいた方がいいと思います。
 
 

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