クリエイティブに必要なのは「締切」
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自我と人生を切り分ける | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は、「自我と人生を切り分ける」というテーマでお話ししたいと思います。
仕事ができる人とできない人の違いは「自我と人生の切り分け」
昨日は、ロックバンド『忘れらんねえよ』の柴田さんと飲ませていただいたのですが、その席で柴田さんが言っていた凄く素敵な言葉を今日は皆さんに共有したいと思います。
それは「自我と人生を切り分ける」という言葉なんですけども、仕事ができる人と、仕事ができない人の違いは、まさにここだなぁと思いました。
デビューから20年以上、いろんな仕事を同時進行でバーッとやっていることもあって、よく僕は「モチベーションは何ですか?」みたいなことを聞かれます。
よく耳にする質問ですよね。
この質問の根っこにあるのは「モチベーションが上がらないと、動けない」「モチベーションが上がると、動ける」(モチベーションとアクションが繋がっている)という考えだと思うのですが、こちとら毎朝Voicyを配信しなきゃいけないし、毎朝オンラインサロンに2000〜3000文字の記事を書かなきゃいけないし、婆ちゃんが死んだ日に単独ライブがあったりもするわけで、「モチベーション」と「アクション」を絡めていたら、到底やっていけないんですね。
「ちょっと気持ちがのらないので、Voicy休みます」とは言えないんですね。
お金をいただいている以上、「モチベーション」なんて持ち込むな
昔、イチロー選手が、ある記者から「なぜそこまで自己管理を徹底できるのか?」と問われた時に、「僕、いくら貰ってると思いますか?」と答えたのですが、もう、この言葉に尽きるんです。
「お金をいただいている以上、『モチベーション』なんて持ち込むな」だし、「『モチベーション』を持ち込むのなら、お金をいただくな」です。
ちなみに僕はデビューから20年ちょっと、1日も休んでいません。
お金をいただいているし、期待を背負っているので。
そんなことを言うと、「ハートが強いんですね」みたいな話になっちゃうと思うのですが、たぶん、これ、「ハートの強さ」じゃなくて、「自我と人生の切り分け」だと思うんです。
矢沢永吉さんの有名な言葉で、「俺はイイけど、矢沢はどう思うかな?」というのがあるのですが、これなんて「自我と人生の切り分け」の典型的な例で、彼の中には自我である「俺」と、人生である「矢沢」がいるんですね。
おそらくイチロー選手も、「『僕なら』ではなくて、『イチローなら』、ここで、どう立ち振る舞うか?」という考えだと思います。
自我である「僕」と、人生である「イチロー」がいる。
もっと言えば、演出家である「僕」と、キャストである「イチロー」が同居している。
一方で、「自我と人生を切り分けられない人」…つまり、主語が「俺」とか「私」とか「僕」になっている人って、仕事にムラがあるんですね。
「俺の気持ちがのらないので、休む」という判断をしちゃうので。
全ての判断を「西野なら、どうするかな?」にするとクリアになる
仕事って、雨の日も、風の日も、健やかなる日も、病める日も、コンスタントに打ち続けなきゃいけないわけじゃないですか?
そんなものに対して「モチベーション」なんて持ち込んじゃダメだし、でも、「いついかなる時もヤル気を出していけ!」というのも、ちょっとマッチョすぎると思うんですね。
ということを踏まえて、「自我と人生を切り分ける」という考えにしてしまうとクリアになると思います。
主語を「僕」ではなく、「西野」にしてしまう。
そうやって別人格を作ってしまって、全ての判断を「西野なら、どうするかな?」にする。
僕は仕事柄もありますが、基本この感じです。
「キンコン西野なら、ここで、これを仕掛けるでしょ」とか、「キンコン西野なら、この問題には口を挟まないでしょ」とか。
たとえば、キンコン西野が急に、タレントの不倫に対して、一言二言物申していたら変じゃないですか?
一方で、じゃあ、「NFT」というものが世の中に出回り始めた時に、キンコン西野なら、「よく分からんから、やらない」とは言わないじゃないですか。
キンコン西野は「やってみなくちゃ分からないじゃないか」の人なので。
そういう感じで、自我と人生を切り分けて判断していくと…つまり、「僕」ではなくて、「西野ならどうするか?」という判断を癖づけてしまうと、『モチベーション』なんて言葉は、メンヘラの寝言に成り下がるので、オススメです。
アイドルが自分のことを「名前」で呼ぶじゃないですか?
あれです。あれ。
一度、アイドルに習って、(心の中でいいので)自分のことを名前で呼んでみてください。
仕事に活きてくると思います。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
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【注意】
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