信頼と依存
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『スタジオジブリ』と『劇団四季』が偉大すぎる | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は『「スタジオジブリ」と「劇団四季」が偉大すぎる』という話をしたいと思います。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演決定!
今朝、公式に情報リリースされましたが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演が決まりました。
https://poupelle-musical-osaka.com/
こちらは僕が働いているCHIMNEYTOWNではなく、大阪を拠点にダンススクールやイベント運営など、幅広くエンタメ事業を手掛ける「IMPRESS合同会社」さんが、演出・振り付け・キャストを一新して運営する公演となります。
細かいことをいうと、舞台セットは東京公演のもの(公式セット)に手を加えて、大阪仕様にして、衣装は公式の衣装をそのまま使います。
そして、東京公演の演出助手のMOEKOさんが「監修」として現場にベタ付きする形になります。
劇団四季が世の中にあったからこそ
そして、話はここからなのですが、今回、演出を務めてくださるのは劇団四季出身の「高橋伊久麿」さんです。
ちなみに、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を作るキッカケとなった、東京公演のアシスタントプロデューサーであり、今はブロードウェイ公演に向けてせっせと動いてくださっているCHIMNEYTOWN USAのスタッフの「小野功司」さんも劇団四季出身です。
その元・劇団四季の小野さんが、お手紙を書いて、出演のお願いをしたのが、東京公演の主演の「吉原光夫」さんなんですけども、光夫さんも元・劇団四季なんです。
東京公演のスタッフは、他にも「元・劇団四季」の方がたくさんいて、なので、世の中に「劇団四季」が無かったら、あのようなものは出来上がっていなかったんです。
これ、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』に限った話ではなくて、「元・劇団四季」のメンバーによる舞台作品って、本当にたくさんあるんです。
スタジオジブリの血が流れるアニメーション業界
ここで、アニメーション業界の話もすると…
もう、ご存知の方も多いと思いますが、『エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』の「庵野秀明」監督は、元・スタジオジブリの方で、
『竜とそばかすの姫』や『サマーウォーズ』の細田守監督は、スタジオジブリに魅せられて、入社試験を受けるも落っこちちゃって、だけど、宮崎駿監督から「キミのような人間を入れると、キミの才能を削ぐと考えて、入れるのをやめた」という直筆の手紙が送られた逸話があったり、『メアリと魔女の花』の米林監督も元ジブリの方です。
ちなみに『映画 えんとつ町のプペル』を手がけるスタジオ4℃の代表の田中さんも、元ジブリで『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』のラインプロデューサーとして活動されていました。
他にも、アニメーション業界の多くのプレイヤーが、何かしらの形で、スタジオジブリの血が流れています。
人間なので、当然、好き嫌いはあると思いますが、それでもやっぱり「劇団四季」と「スタジオジブリ」は偉大で、この二つのカンパニーがなかったら、日本のエンタメ業界は、今のような形(勢力図)にはなっていなかったと思います。
当然、ジブリの宮崎監督や高畑監督や鈴木敏夫さん、そして、劇団四季の浅利慶太さんも、何かに影響を受けて、誰かの元で育ったと思うのですが、ただ、やっぱり「ジブリ」と「劇団四季」というのは、日本のエンタメを作り上げた大きな大きな存在です。
日本のエンタメを色鮮やかにしてくれた人達に感謝
音楽だと、僕ら世代が目の当たりにしたのは、やっぱり『Dragon Ash』さんですね。
『Dragon Ash前』と『Dragon Ash後』は確実にあって、その功績は偉大すぎて、僕は今でも『Dragon Ash』の評価が低すぎると思っています。
やっぱり『Dragon Ash』が日本の音楽シーンにもたらしてくれたものが大きすぎるので。
今日の放送で僕が伝えたいことは一つで、「皆さん。ジブリと劇団四季と、そしてDragon Ashさんがいらっしゃる方角を見て、一回『ありがとう』って言いません?」という話です(笑)
先ほども申し上げましたが、当然、ポジティブな面もあれば、ネガティブな面もあるかもしれませんが、あの人達が存在してくれたおかげで、日本のエンタメシーンが色鮮やかになったのは確かなので。
あと、何と言っても、今尚新作を作り続けているところも最高にカッコイイ。
僕、日本の全てのエンタメで、今一番観たいのは劇団四季さんの『バケモノの子』なので。
なかなかスケジュールが作れなくて、なかなか観にいけないのですが、我慢できずに、予告編の映像は、ほぼ毎日観てます(笑)
一度も観ていないミュージカルなのに、曲は部分的に歌えるようになっています。
自分もいつか誰かに良い影響を与えられるようになりたいなぁと思いながら、今日は、日本のエンタメシーンを作ってくれた人達のお話をさせていただきました。
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