自分の職場の変動費と固定費ぐらい把握しとけ

2022年03月17日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/294577

社会人なら、自分の職場の固定費と変動費ぐらい把握しとけ。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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今日は、「自分の職場の変動費と固定費ぐらい把握しとけ」というテーマで、「今どきの」というよりも、ウチの若手スタッフのリアルな姿を例にあげながら、お話ししたいと思います。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のオンライン配信の参加者が4500名突破

 
今年1月に新橋演舞場でおこなった新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のオンライン配信の参加者が「4500名」を突破しました。

本当にありがとうございます。
 
出演は、市川海老蔵、そして、市川ぼたん、堀越勸玄のダブルキャストとなっております。
 
もともと「記録用」に撮っていた映像なのですが、千秋楽がコロナで中止になったことを受けて、「一人でも多くの人に届けよう」ということで話がまとまり、こうしてお届けできることになりました。
 
チケットは、ぼたんちゃんの出演回と勸玄君の出演回のチケットがそれぞれ3500円。
 
両方の公演をセットで見ることができるチケットが5000円となっております。
 
アーカイブは4月5日まで残ります。
 
オンライン配信チケットをお求めの方は『プペル歌舞伎 配信』で検索してみてください。

よろしくお願いします。

 

お知らせ!涙の内職『キンコン西野のサイン本屋さん』今日も元気に活動中!

 
そして、もう一点。
 
キンコン西野が注文を受けて、キンコン西野がサインを入れて、キンコン西野が梱包&ポスト投函をする涙の内職でお馴染みの『キンコン西野のサイン本屋さん』が今日も元気に活動中です。
 
正直に言うと、梱包とポスト投函は、ときどきスタッフさんにお願いすることもありますが、大体、僕がやってます。
 
効率性を重視するのであればスタッフさんにお願いすればイイのですが、ここに関して言うと、「ポストに入れる作業」が個人的に好きなので、僕がやっています。
 
本を一冊届けられることの大切さというか、買ってくださる人のありがたさを、そこで知るわけですね。
 
これは絶対に忘れちゃダメだなぁと思って、今日も内職に励んでおります。
 
対象となる「サイン本」は、キンコン西野の絵本&ビジネス書を含む全ての書籍です。
 
興味がある方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。

キンコン西野のサイン本屋さん powered by BASE

https://nishino.thebase.in/

 
 

「有能か、無能か」を分けるものは一体何なのか?

 
そんなこんなで本題です。
 
今日は、『自分の職場の変動費と固定費ぐらい把握しとけ』というテーマでお話ししたいと思います。
 
今、あらゆる職場で、「上司が部下に意見を言えない」ということが起きているのですが、「ここを考えられなくなったら終わり」という内容になりますので、世の中の「若手スタッフ」と呼ばれる方は是非、お付き合いください。
 
たとえば、僕の絵本のスタッフクレジットを見ていただいたら分かるのですが、お仕事柄、いろんな国の方とご一緒させていただいています。
 
アニメーションやイラスト関係のお仕事は、特に、国境を越えやすかったりします。
 
その中で思うのは、「世代で分ける」というのは、極めて、国内向けの考え方だということですね。
 
「ミレニアム世代は〜」、とか「Z世代は〜」とかいった、アレです。
 
アレっていうのは、「同じものを見てきた。同じ体験をしてきた」がベースにあるので、国をまたぐと、全然違ったりします。
 
そして、こんなことを言うと怒られるのですが、世代関係なく、「デキる人」はデキるし、「バカな人」は本当にバカだなぁというのが僕の感想です。
 
これって、「世代」で分けるというよりも、「買い手市場」か「売り手市場」かで分けた方が良いと思っていて、ここに関しては競争の原理で、「売り手市場」だとバカが多くなります。
 
「売り手市場か、買い手市場か?」は、「業界」や「会社」によって違うわけで、くれぐれも世代の話ではありません。
 
つまり、若手が「結果を出さなかったら即日クビです」と言われる現場か、「お願い。辞めないで〜」と言われる現場かで、能力値が大きく変わってくる。
 
今自分が「お願い。やめないで〜」と言われている立場なのだとしたら、黄信号が灯っていると考えた方がいいと思います。
 
その上で、「有能か、無能か」を分けるものは一体何なのか?
 
これはもう答えが出ていて、「役職」ではなくて、マインドとして「経営者であるか、否か?」です。
 
やっぱり「労働者」と言われる人であろうが、「経営者的に物事を考えられる人」は本当に優秀です。
 
 
ちなみに、僕は経営者じゃないです。
 
会社の創業者ではありますが、「社長の座」は早々に明け渡して、今は、労働者として「固定給(役員報酬)」をいただいて、働いています。
 
「役員報酬はどれぐらい?」とよく聞かれるのですが、大体、個人で生んでいる利益の15分の1ぐらいです。
 
あくまで目安ですが、僕が年間「1億円」の利益(売上じゃないよ)を出していたら、僕の年収は660万円です。
 
ここでのポイントは、「最低限、ここまでは把握していますよ」という点です。
 
 

「自分の職場の変動費と固定費すら知らない」のは、かなりヤバイ

 
そんなこんなで、ウチの会社では、学生インターンを定期的にとるのですが、僕が彼らに言うのは、先日のVoicyでもお話ししましたが「『動く』と『働く』を分けろ」ということです。
 
これはそのまま「経営者たれ」ということになるのですが、「動いているだけで、働いていない子」って、普通にいるんですね。
 
「働く」と「動く」の違いは、「価値を生んでいるか、否か」です。
 
学校だと動いているだけで褒められましたが(=宿題をやったら褒められた)、社会に出ると、基本的には価値を提供しなきゃいけないので、やっぱり働かないといけないんですね。
 
先日、「フットサル大会」の運営の話をさせていただきました。
 
15人参加のフットサル大会の運営をインターン生に任せたところ、スタッフを5人稼働させた事件です。
 
これは、もう事件なんです(笑)
 
自分の稼働に「人件費がかかっている」という発想がないんですね。
 
当然、イベントをしようと思ったら、「会場代」やら「人件費」やらがかかってくるわけで、やり方によっては「チケットが完売しても赤字」ということは全然ありえます。
 
ここが「経営者マインド」か「労働者マインド」かを分けるポイントなのですが、「労働者マインド」の人は「チケット売れたー。イベント楽しかったー。やったー」なんです。
 
チケットが売れて、イベントが楽しかったところで、そこで利益を生んでいなかったら、そのイベントはもう2度とできないわけじゃないですか?
 
でも、それが考えられない人というのが実際にいる。
 
で、僕はインターン生に対しては、「そんなのは要らない。学校でやってろ」と直接言います。
 
 
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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