クリエイティブに必要なのは「締切」
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「感情」では辞められないから、「ルール」で辞める。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「辞めることをルール化するのって、結構いいよ」というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』オンライン配信の参加者が4500名突破
今年1月に新橋演舞場でおこなった新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のオンライン配信の参加者が「4500名」を突破しました。
本当にありがとうございます。
出演は、市川海老蔵、そして、市川ぼたん、堀越勸玄のダブルキャストとなっております。
もともと「記録用」に撮っていた映像なのですが、千秋楽がコロナで中止になったことを受けて、「一人でも多くの人に届けよう」ということで話がまとまり、こうしてお届けできることになりました。
チケットは、ぼたんちゃんの出演回と勸玄君の出演回のチケットがそれぞれ3500円。
両方の公演をセットで見ることができるチケットが5000円となっております。
アーカイブは4月5日まで残ります。
オンライン配信チケットをお求めの方は『プペル歌舞伎 配信』で検索してみてください。
お知らせ!『毎週キングコングin日本武道館』オンライン配信アーカイブ明日まで!
そして、もう一つ。
日本武道館でおこなった『毎週キングコングin日本武道館』のオンライン配信が盛り上がっております。
こちらのアーカイブは明日(3月15日)までとなっております。
そして、こちらの『毎週キングコングin日本武道館』のオンライン配信の参加者が現時点で、なんと「23000名」を突破しました。
内容に関しては、もう散々、ご案内させていただいておりますが、キングコングの最初で最後の武道館ライブでございます。
二人っきりで、1時間半のフリートークをした後、25分くらいの漫才をしております。
こちらは5カメか6カメ&クレーンカメラで、ゴッリゴリに配信用に撮影したもので、僕も見させてもらったんですが、もうね…ものすごいことになっているので、超絶オススメです。
こちらの配信チケットをお求めの方は、『キングコング武道館 配信』で検索してみてください。
「ローチケ」さんの方で販売しております。料金は2000円です。
毎週キングコング in 日本武道館
https://l-tike.zaiko.io/e/kingkong
成功者が失敗する確率人気No.1「損切りできない」
そんなこんなで本題でございます。
今日は「辞めることをルール化するのって、結構いいよ」というテーマでお話ししたいと思います。
何かの本に書いてあるような内容や、誰かから伝え聞いた話ではなくて、自分が実践しているいくつかのコトの中から、かなり自信をもってオススメできることです。
オンラインサロンメンバーさんならご存知だとは思いますが、僕は、「どうやったら上手くいくか?」ではなくて、「どうやったら確実に失敗するか?」という地雷の位置をリスト化して、そこを踏まないようにしている実にツマラナイ男です。
たとえば、「僕であろうと、イチロー選手であろうと、バッターボックスにバットを持っていくのを忘れたら、ヒットを打てない」みたいな。
「失敗」って、再現性が高いんですね。誰でも失敗できちゃう。
なので、失敗をリスト化するわけですが、人間、かなり高い確率でやらかしちゃうのが、「成功したものにブラ下がりすぎちゃう」です。
せっかく成功したのだからブラ下がることは結構ですが、「ブラ下がりすぎる」というのは、ちょっと問題です。
つまり「損切りできない」というやつですね。
歴史を振り返ると、成功した人(あるいは会社)が落ちていくパターンの圧倒的人気 No.1は「損切りできない」なんです。
これはもう歴史が証明しています。
V字回復より新規事業の方が成功率が少し高い
でも、たしかに「損切り」って難しいんですよ。
「V字回復」ということが実際にあるので、なかなか踏ん切れない。
でも、歴史上、落ちていった人(会社)は皆、「V字回復」を期待して落ちていったわけで、逆に言うと、「V字回復」を期待せずに落ちていった人なんていないわけで、このあたりがメチャクチャ難しい。
そこで、僕はまず「V字回復する確率」と「新規事業を当てる確率」、どっちが高いかなぁ?と考えます。
勿論、どちらも確率は低いのですが、まだマシな方です。
そう考えると、「V字回復」を期待しているものというのは、自分の努力不足などではなく、結構、外的要因が大きいことが見えてくる。
要するに、自分の頑張りだけではどうしようもできないことです。
たとえば、「電話ボックスを作る事業をやっているけど、携帯電話が普及してしまった」みたいな。
こうなると、自分がどれだけ素晴らしい電話ボックスを開発しようが、チームのDXを進めようが、どうしようもない。
時代が、地球全体が電話ボックスを求めていない…というケースがある。
にも関わらず、長年続けてきた思い入れの大きい事業なので、なかなか捨てきれない。
実は、「V字回復」を期待する時って、このケースが多いと思うんですね。
一方で、電話ボックスの開発や営業によって、たまった知見や信用やネットワークなどがある。
この状態で始める新しい事業というのは、実際のところは完全な「ゼロ→1」の起業ではなくて、かなり、アドバンテージをもらっている状態での起業になります。
もちろん、アドバンテージがあるからといって、確実に成功することなんてないのですが、しかし、成功する確率は少しだけ上がる。
僕は結構、こっちにかけるタイプです。
つまり、「V字回復」よりも、「新規事業」を選ぶ。
その方が確率が高そうだからです。
損切りは感情ではなく、ルールでおこなう
ただ、新規事業をやるには、やっぱり「時間」が必要になってくる。
何かを辞めないといけないのですが、簡単には辞められない。
この問題をどうクリアするか?
僕は自分では決めきれないので、年に最低1個は何かの仕事を辞めるようにしています。
これはルールなので、万が一、その年、全ての仕事が上手くいっていたとしても、絶対に、何か一つを辞める。
完全に辞めるか、後輩にあげるか。
損切りを「感情」でおこなうのではなく、「ルール」でおこなっちゃう。
そうすることで、毎年、半ば強引に新規事業を立ち上げることになります。
そんな生活をずっと続けているのですが、これ、結構オススメです。
ずっとやってると「いやぁ、これ、まだ手放したくないなぁ」というのも全然あるんですが、損切りに関しては、自分の感情を信じるとロクなことがない。
繰り返しになりますが、「V字回復」と「新規事業の立ち上げ」…これ、どっちに進んでも成功確度は低いんです。ほぼ上手くいかないです。
ただ、「まだマシな方を選ぶ」という考え方でいくと、時間や予算や体力や信用やネットワークがあるうちに新規事業の立ち上げに賭けた方がいい。
今夜『しゃべくり007』の放送があって、そこで僕のお仕事をズラーと紹介していただいていて、なんか「ハイパークリエイター」とイジられているのですが(笑)、それというのは、「年に1個は仕事を辞める」というルールが生み出したものなんですね。
肌感としては、「1発当てたら、そのあと、新規事業の立ち上げを3発スベっても死なない」といったところだったりします。
「上手くいっている事業であろうと手放す」というのは気持ち的には、なかなかハードルが高いかもしれませんが、ルール化で、そこを突破する。
これ、結構オススメです。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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