クリエイティブに必要なのは「締切」
今日は『とっても大切な「予算を作る力」』というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前に、お知らせをさせてください。
僕の絵本最新作『みにくいマルコ 〜えんとつ町に咲いた花〜』が発売となりました。
(※こちら→)みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~ | にしの あきひろ |本 | 通販 | Amazon
『えんとつ町のプペル』もそうだったのですが、世間のニーズをまったく意識せず、僕の今の気持ちを正直に描いた作品です。
ただ、きっと世の中には僕と同じような環境にある人がいて、その方や、あとはお父さん&お母さんにもキチンと届くと思います。
是非、手にとって読んでみてください。
そして、こちらの作品はサイン本のご予約も承っておりまして、お求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。
(※こちら→)https://nishino.thebase.in/items/28763178
みにくいマルコ | キンコン西野のサイン本屋さん powered by BASE
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よろしくお願いします。
そして、お知らせがもう一つあります。
月に2回、僕の友達を自宅に招いて、酒を呑みながら、「今やっていること」や「これから仕掛けること」などを話す月額590円のYouTubeのメンバーシップ『スナック西野』をやっております。
次回のゲストは、この『スナック西野』を始めた時から、お呼びしようと思っていた「堀江貴文さん」です。
何者であるかの説明は、もはや不要だと思うのですが、とにかくロケットを飛ばしたり、和牛を提供したり、縦横無尽に動くお方でございます。
そんな堀江さんと、今回は、意外や意外、「訪問販売」の話になったりしたのですが、堀江さんが新たに見出した「訪問販売」や、「和牛」の価値の話が面白しろすぎるので、是非、ご覧ください。
興味がある方は、僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の動画の画面の下にある「メンバーになる」をクリックしてください。
(※コチラ→)https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg/join
よろしくお願いします。
さて。そんなこんなで本題です。
とっても大切な『予算を作る力』について | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/163420
先に謝っておきますが、今日は、どうしても全体を通して告知になっちゃいます。
先に言っておくと、僕、『サーカス!』という学校イベントをやっていて、次回は11月8日に開催するんですね。
会場は、まさかの日本武道館です。武道館が教室です。楽しそうでしょ?まぁ、皆さん、11月8日のスケジュールは空けておいてください。
で、その内容については、またどこかで話すとして、こういったイベントを仕掛けるには、必ず「予算」がかかってくるじゃないですか?
当然、予算会議というものがあるんですけど、実は今度、この予算会議をオンラインイベントとして生配信しようと思っています。
今日のVoicyは、「なぜ、予算会議をオンラインイベントとして配信しようと思ったか?」について、お話ししたいと思います。
実は、今、ここがメチャクチャ重要だと思っています。
今、企業の平均寿命って、どれぐらいなんですかね?
たぶん23年とか、それぐらいですよね。
当然、平均寿命なので1〜2年で消える企業があるし、もちろん、もっと長生きする企業もある。
でも、長生きする企業に入ったところで「終身雇用はもう無理ッス」みたいなノリだし、
「同一労働同一賃金で行きましょうや」みたいなノリになってて、「長く働けば自動的に給料が上がっていく」みたいなのは無くなりつつありますよね。
まぁ、能力主義の時代に向かっていることは間違いなさそうです。
で、当たり前ですけど、結果が出ている人(会社)に仕事が集中して、仕事が集中すれば「勝てる仕事」を選べるようになるから、さらに結果が出る……というループに入ります。
このループに入ることが大事で、それには、やっぱ、結果を出さなきゃいけないんですね。
んでもって、ここって結構、向き合わなきゃいけない現実だと思うんですけど、くれぐれも「予算をかけりゃいい」ということはないですけど…これは必ずしもそうではないのですが…ただ、「予算をかけた方が勝率が上がる」というのはある。
最近、いろんな業界を見ていて思うのは、チームによっては、チームメンバーの中に個で発信力を持てる人が混じっていたりするじゃないですか?
サラリーマンであろうと発信力がある人はありますよね?
そうすると、どこに一番違いが出てくるか?というと「予算」なんです。
もっと言うと「予算を作る能力」です。
普通のスタッフというのは会社から用意された予算内でやりくりしようとするのですが、発信力を持っているスタッフというのは、日頃の発信で、予算の作り方を知っているから「ここでプラスαの予算を作れますよ」というのがポンポン出てくるんですね。
これ、才能でもなんでもないんです。
シンプルに経験値です。
そうなってくるとですね、「予算を作れる人材」って、どこにいっても重宝されるんです。
だって、「予算100万円でお願い」と渡した案件を、「ここで予算を作って、140万円でスタートさせましょう」とするんだもん。そんな人材が重宝されないわけないんです。
で、最初の「なぜ、予算会議をオンラインイベントとして配信するのか?」という話に戻るんですけど…そういえば予算会議の時の僕、「ここで、追加で予算を作りません?」という提案を結構するんですね。
絵本を作る時も、映画を作る時も、ミュージカルを作る時も…毎回、そういうやりとりがあるんです。
『映画 えんとつ町のプペル』の時なんて、製作委員会が用意した製作費とは別で、たしか1億円チョイぐらいの広告費を個人で作ったんです。
勿論、そこにはオンラインサロンの売り上げも含まれますが、それだけじゃなくて、「ここを、こんな感じで切り取れば、予算を作れますよ」という感じの提案をして、それでコツコツと予算を作って、そして、その会議に参加していた人達には、「なるほど〜」となったのですが、これこそ共有した方が良くないですか?
リアル以外の何物でもないじゃないですか。
『サーカス!』の前回の打ち合わせでも、スポンサーである OWNDAYSさんの田中社長が「そこの予算をカットして、そこをどうして、こうして…」といった感じで捌いていたのですが、それこそ皆で共有して、皆の打ち手の一つとしてインプットした方が良くないですか?
それは「経理」とはまた違った、なんだろ?「予算力」とでも言うんですかね?これ、明らかに【技術】なんです。
「与えられた予算でやりくりするチーム」と「予算力を持っているチーム」だったら、後者の方が明らかに強い。
「予算力」というのは、どこかから新たに予算を引っ張ってくる「足し算」だけじゃなくて、「これって、こうこうこう理由で、かけたコストに見合わないよね?」という「引き算」の能力も込み込みです。
身近なところでいうと、たとえば結婚式って、ほとんどの人が「予算力」がない状態でやっちゃうから、そもそも相場が分かっていなかったり、変なサービスにお金を使ったり、「あそこを削って、ここにもっとお金をかけておけば、もっと満足度が上がったな」というのが後から分かったりすると思うんですけど、アレです。
お仕事のシーンでそれがあっちゃダメですよね?
でも、なんか「予算の作り方」って、誰にも習わなくないですか?
学問になってないですよね?
これは、本来、経営者が持ち合わせている力なのですが、今、皆が持たないといけない時代になってきていると思います。
というわけで「勉強会」として、『サーカス!』の予算会議を生配信します。
『【働く西野先生!】11月の武道館イベントの予算会議』です。
1週間ほどアーカイブも残りますので、お時間が合わない方も是非。
配信日時は6月10日の22時。
参加チケットは400円です。
予算会議には、僕とOWNDAYSの田中社長が参加します。
(※参加はコチラから→)https://sacus.thebase.in/items/45746736
予算作りの参考にしていただけると嬉しいです。
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