クリエイティブに必要なのは「締切」
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/246422
怒らせるメディアと、怒り続ける人 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/246422
今日は、「怒らせるメディアと、怒り続ける人」というテーマで、お話ししたいと思います。
「なんか、当たり前になってしまっているけど、この文化は当たり前にしないほうが良くね?」という話です。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!『プペル ~天明の護美人間~』チケット絶賛発売中
来年1月3日〜20日に、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。
プペル~天明の護美人間~|新橋演舞場|歌舞伎美人
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/737
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331
チケットは、ローチケ、ぴあ、イープラスで絶賛発売中です。
僕は、1月12日(水)16時の回を、普通にお客さんとして観に行こうと思います。
お時間合えば、一緒に行きましょう。
宜しくお願いします。
お知らせ!ミュージカル『えんとつ町のプペル』オンライン配信1万400名突破!
そして、もう一つ。
この情報は舞台の可能性を広げてくれるような内容なので、関係者さんにも届くといいなぁと思っているのですが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン配信の参加者が、なんと、1万400名を突破しました。
もう公演は終わっているのに、噂が噂をよんで、なんか、えらいことになってます。
オンライン配信特典として、「脚本・演出のキングコング西野亮廣による副音声付き配信」がありまして、こちらの副音声は「オン/オフ」のスイッチが付いているので、西野の副音声が「うるせぇ」と思ったら、切ってください。
先に言っておきます。うるせえです。
そして、こちら、驚いたことにアーカイブが2月末まで残るそうなので、何度でもご覧いただけます。
とにもかくにも超絶オススメです。
オンライン配信チケットをお求めの方は「えんとつ町のプペル オンライン」で検索していただけると、『えんとつ町のプペル オンライン劇場ZA』というサイトが出てきますので、そちらでチェックしてみてください。
ミュージカル えんとつ町のプペル | オンライン劇場 ZA
https://za.theater/events/54b16102-d98f-4dc1-9013-5079c515bea5
あと、オンライン配信チケットをギフトとしてお友達に贈りたい方は『CHIMNEYTOWN BASE』で検索してみてください。
よろしくお願いします。
メディアが作る確信的なミスリード
そんなこんなで本題です。
今日は「怒らせるメディアと怒り続ける人」という話をしたいと思います。
昨日、ウーマンラッシュアワーの村本君の漫才の話をさせていただいたんですね。
「キンコン西野は自分からゴミ箱に飛び込んでいった」という村本君の発言と、それを笑っているお客さんの心理がよく分からない…という話です。
何度も、「本当に怒っているとかじゃなくて、皆が何を笑っているか本当に分からないんです」という断りを挟んだのですが、一部の方から、「気にしないで!」「村本君も、リスペクトを持ってやってるから!」みたいなコメントが届きました。
僕が腹を立てている前提なんです(笑)
何度も言いますが、僕、本当に何とも思っていないんです。
「どういう心理で笑っているんだろう?」というシンプルな疑問なんです。
多数派から外れたことに対しての「ざまぁ」なのか、
それとも、「西野は落ちた」と本気で思っているのか?
あとは「発言している村本君や、笑っているお客さんはどの立場にいる設定なんだろう?」というのも。
どういう心理で笑ったのかを純粋に知りたかっただけなんですが、昨日の放送を聴いて、「西野がウーマン村本の発言に納得がいっていない」と受け取った人が一定数いたんです。
でも、こういうコミュニケーションエラーって日常でありますよね。
本当に、そんなつもりがなくて、断りを何度も入れているのにも関わらず、違った意図で受け取られてしまうことって。
同じ「頑張れよ」でも、エールとして受け取る人と、嫌味として受け取る人がいるように、結局、人は、「自分が聞きたいようにしか、言葉を聞かない」というところだと思うので、言葉というのは慎重に扱わなきゃいけないなぁと思うのですが…
それとは少し違った話で、昨日の放送を受けて、メディアが「キンコン西野がウーマン村本に不快感」というニュースを出したんですね。
確信犯的なミスリードで対立構造を作って、悪戯に煽って、アクセス数を増やして、そこでお金を稼いで、嫁子供を食わしているわけですが…この記事を鵜呑みにする人がいるわけじゃないですか?
「キンコン西野がウーマン村本に不快感」というニュースを見て、わざわざネタ元のVoicyを聴いて、事実確認する人って、そうそういないと思うんです。
「へぇ〜、西野が村本に怒ってるんだぁ〜」と受け取る人がほとんどですよね。
これは発信する側も受信する側も、本当に気をつけなきゃいけないなぁと思います。
特にコロナ禍は、人々のストレスが溜まっていて、みんな、ストレスのぶつけ先を探しているから、「アクセス数を稼ぎたいメディア」はどうしたって、ネガティブな煽り方をします。
メディアが、皆が怒るように仕向けて、そして、皆、まんまと怒らされている。
実に不毛だなぁと思います。
「不毛な怒り」に時間を割くのは勿体無い
コロナがきてから、よく見られるようになったのは、「二次炎上」で、
たとえば、以前、品川駅のコンコースに表示された「今日の仕事は楽しみですか?」という広告が大炎上しましたよね?
あの広告の良し悪しはさておき、あれって最初は炎上してなかったんですよね。
みんな、「へぇ〜、こんな広告があるんだぁ〜」ぐらいで、やり過ごしていた。
だけど、その広告の下を歩くたくさんの会社員の写真と共に、「社畜回廊」とか「ディストピア」的なコメントが付いたツイートが2〜3個出回って、それがキッカケで炎上したんです。
「素材は燃えていなかったのに、切り取り方で燃える」ということがあって、最近は特にこういったことが意図的におこなわれることが増えた印象があります。
なんか、もう当たり前の景色になっちゃってますが、皆、毎朝怒ってません?
メディアが「皆が怒るネタ」を放り込んで、みんな、わざわざ怒るネタを拾いにいって、そして怒っている。
これを毎日のように繰り返しているわけですが、もともと自分の生活と関係のないネタ(怒るように仕向けられたネタ)で怒っているから、3日前の自分が何で怒っていたのかは思い出せない。
1ヶ月前の自分が「木下優樹菜の活動再開のやり方が許せない」みたいな感じで怒っていたけど、今になってみると、本当にどうでもいいことだったりする。
そうやって、多くの人が「怒る筋合いのないこと」で、10年も20年も30年も毎日怒り続けるわけですが、めちゃくちゃ勿体無いと思うんです。
一時期、あるタレントがアパホテルで不倫したことについて、日本中が怒っていましたが、皆さんの人生と何の関係があるんですか?
実際、今、言われて「そういえば、そんなことあったなぁ」ぐらいだと思うんです。
そうやって、人生の時間割の大半を、「不毛な怒り」に割いてしまっている。
メディアにとっては、皆さんのストレスが、飯のタネなので、これからも、「皆さんが怒るように仕向けられたネタ」が投下され続けると思うのですが、落ち着いて読み取ってみると、自分の生活とまったく関係のないことだったりするので、人生の時間を有意義なものにしたいのであれば、そういったニュースとは、そこそこ距離を置いておいた方がいいんじゃないかなぁというのが僕からの提案です。
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