企業間の取引も『人検索』の時代へ

2021年11月05日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/231469

企業間の取引も『人検索』の時代へ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/231469

今日は、「企業間の取引も『人検索』の時代へ」という話をしたいと思います。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!ミュージカル『えんとつ町のプペル』いよいよ上演

 
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が11月14日からいよいよ始まります。
一般席はすでに SOLD OUTとなっておりまして、現在、ご購入いただけるのは「VIP席」と「オンライン配信チケット」となっております。
 
VIP席をお求めの方は『CHIMNEY TOWN BASE』で検索していただけると、11月21日の分のチケットが出ているので、そちらをゲットしていただだくか、あるいは、西野のツイッターに「○月○日の○時からのVIP席を出してください」とご連絡いただければ、手配いたしますので、お申し付けください。

 
劇場まで観に行けない方に向けて「オンライン配信チケット」もご用意させていただいております。
 
こちらは、定点カメラで乱暴に撮影したものではなく、キチンとカメラのカット割をしたものをキチンと編集した映像に加えて、オンライン配信特典として、僕と主演の吉原光夫さん、あるいは、僕とオリラジ藤森君による終演後のアフタートークがついてきます。
 
アフタートークは、生配信です。
 
オンライン配信チケットをお求めの方は『えんとつ町のプペル』『オンライン』で検索していただけると『ミュージカル えんとつ町のプペル/オンライン劇場 ZA』というページが出てきますので、そちらでゲットしてみてください。

ミュージカル えんとつ町のプペル | オンライン劇場 ZA

https://za.theater/events/54b16102-d98f-4dc1-9013-5079c515bea5

よろしくお願いします。
 
 

お知らせ!『プペル ~天明の護美人間~』チケット抽選開始

 
そして、もう一点。
 
市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のチケットの先行抽選がローソンチケットさんで11月8日から、いよいよ始まります。
 
詳しい情報は追ってお伝えしますので、僕からは「確実に面白いものを作りますので、来年1月のスケジュールは空けておいてね」といったところです。
 
よろしくお願いします。
 
 

クオリティーに大差がない時代、機能検索から人検索へ

 
そんなこんなで本題です。
 
今日は、「消費者向けの取引に限らず、企業間の取引も『人検索』の時代へ」という話です。
 
 
世の中には、いろんな形態のサービスがあります。
 
BtoCとか、CtoCとか、BtoBといった横文字、聞いたことありますよね?
 
要するに、「誰が、誰と取引をしているか?」という話なのですが、
BtoCは、企業がお客さんと、
CtoCは、メルカリみたいに、お客さんがお客さんと、
BtoBは、企業が企業と取引していることを指します。
 
 
で、僕はよく、「人検索」という言葉を使うのですが、昔、あらゆるサービスは、商品のクオリティーや値段に大きな差があったから、僕らは「機能」で検索していたんですね。
 
要するに、「美味しいラーメン屋さん」を選んでいたし、「安い電気屋さん」を選んでいた。
 
もちろん、今もそれはあるのですが、しかし、昔ほど商品のクオリティーに差がなくなってきましたよね。
 
世の中から「マズいラーメン屋」さんが消えて、「美味しいラーメン屋さん」ばかりになりました。
 
あと、「ボッタクリ価格の電気屋さん」がなくなって、どこも「安い電気屋さん」ばかりになりました。
 
インターネットやSNSが、情報や知識や技術がシェアされるようになったので、猛スピードで、あらゆるサービスのクオリティーが上がり、各社が上の方で「どんぐりの背比べ」をしているのが今です。
 
 

誰を選ぶかで最後の粘りが生まれる

 
クオリティー(機能)で選ぼうにも、「どれを選んでもまぁまぁ良い」という世界線に入り、その結果、僕らは「何を買うか?」という『機能検索』から、「誰から買うか?」という『人検索』を始めています。
 
「クオリティーは、どこも変わらないし、どうせ買うなら、友達の店で買おう」という感じで、「販売員」を起点に商品や店を選んでいます。
 
これを僕は『人検索』と呼んでいるのですが、この『人検索』は、これまでBtoCや、CtoCがメインでした。
 
つまり、一般消費者を取引相手にしたサービスですね。
 
ところが、ここ最近は、BtoB向けのECサイトも展開されるようになってきました。
 
企業同士のマッチングサービスとかが、増えてきたんですね。
 
これによって、企業が企業を選ぶ時にも、ジワジワと『人検索』が入ってくるようになりました。
 
これって、メチャクチャ重要だと僕は思っていて、仕事って、最後の最後の「粘り」を生むのは、やっぱり「人」なんですね。
 
 

『にしのあきひろ絵本ボックス』パッケージ制作会社の選択

 
僕、このたび、過去の絵本作品をまとめた『にしのあきひろ絵本ボックス』を作ったんです。

『DVDボックス』ならぬ、『絵本ボックス』です。
 
にしのあきひろ絵本ボックス1』は、初期の白黒作品が、
にしのあきひろ絵本ボックス2』は、『えんとつ町のプペル』以降のカラー作品が、それぞれ入っています。
 
 
で、言うまでもありませんが『絵本ボックス』って、中身の絵本に関しては、もう完成していて、このタイミングで何かが変わるわけではないので、勝負の決め手は『ボックス(箱)』になってくるんですね。
 
どうせ作るのなら、絶対にイイものを作りたい。
 
なので、ボックスのデザインは、こちらの方で頑張るのですが、最後の最後、「ボックスを、どの会社に作ってもらうか?」という選択が残っています。
 
そして、「箱を作ってくれる会社(パッケージメーカー)」はゴマンとあるんですね。
 
で、ぶっちゃけ、どの会社もクオリティーは高いし、値段の違いも、そこまでないんです。
 
となってくると、「にしのあきひろの絵本作品を愛してくれる会社を選ぼう」という話に、どうしたってなってくるんです。
 
その時に、僕としては、「オンラインサロンメンバー」の会社に依頼するのが、一番良い。
 
 
今回は、サロンメンバーの「箱社長さん」にパッケージをお願いしたのですが、やっぱり、ギリギリまで頑張ってくださるんです。
 
さっき、「クオリティーに差がなくなってきている」と言いましたが、しかしながら、ミリ単位では確実にクオリティーの差はあって、今回は、ギリギリまで頑張ってくださったんです。
 
本当なら、今、皆さんの目の前にモノを出して、見比べてみたいのですが、パッケージって、「色が綺麗に出ているか?」という分かりやすいところもあれば、たとえば「紙の張り合わせ」次第でも、見る人が見たら、全然違うものになるんです。
 
今回も、まずは「サンプル」を作っていただいて、それに対して、口うるさく注文させていただいたわけですが、ぶっちゃけ、「そんな変わらねえだろ」と内心思っているサービス提供さんもいると思うんです。
 
ですが、箱社長さんは、僕の作品のことを、とっても大切に想ってくださっていて、とことん付き合ってくださいました。
 
「紙の貼り合わせ具合」なんて、本当に、ちょっとした「こだわり」で、遠目から見ると、全く分からない部分なのかもしれませんが、僕にとっては、そこを「これぐらいでいいか」とするのと、「こだわりぬく」のとでは全然違うんです。
 
 
僕は、家にあまりモノを置きたくない人なので、それだけにインテリアの一発一発が超大事になってくるので、デザインや質には、徹底的にやりたいんです。
 
そこまで付き合ってくださる会社を選ぶには、やっぱり「人」で、「サロンメンバーさんにお金を払って仕事をお願いする」というのは、めちゃくちゃ合理的なんです。
 
実際、サロンメンバーさんの会社同士でも、積極的に企業間取引きが行われていますが、それはすごく意味が分かります。
 
ここからは、企業間でも「オンラインコミュニティー」というのが大事になってくると思います。
 
そんなこんなで、サロンメンバーさんと一緒に丁寧に作った『にしのあきひろ絵本ボックス』を宜しくお願いします。
 
Amazonで買えます。

にしのあきひろ絵本ボックス1

にしのあきひろ絵本ボックス2


 
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★Androidの場合 →画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 

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