自分と同じ苦労をさせたがる先輩

2021年08月30日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/196077

【それって何の為?】自分と同じ苦労をさせたがる上司 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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今日は、「自分と同じ苦労をさせたがる先輩」というテーマでお話ししたいと思います。
いるじゃないですか?
「俺が若い頃は、ここは、もっとやったぞ。それに比べてお前は何だ?」みたいな先輩や、上司。
その人達に対して、前から思っていることを言いたいと思います。
 
 
本題に入る前に、お知らせです。
 
 

お知らせ!Voicyでオンライン講演会

 
『白熱教室』と題しまして、このVoicy内で、3〜4日に一度、プレミアム放送をやっております。
内容に関しては、「西野先生のオンライン講演会」です。
  
そして毎度、お伝えしておりますが、『白熱教室』の時の西野は熱量がバグっていて、たぶん、声のボリュームが間違っています。
 
現在進行形で取り込んでいることなので、もう、スイッチが入りすぎちゃうんです!
 
収録前にチョコレートを放り込んで、糖分MAXで熱い授業を展開しておりますので、もしよかったら覗いてみてください。

放送一覧 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/all?premium=1


 

お知らせ!11月8日イベントチケットが本日発売!

 
そして、もう一つ。
  
 
11月8日に日本武道館で開催する学校イベント『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』の第2弾チケットが、本日発売でございます。

今回発売されるのは「かなり観やすい席」と「SS席」と「S席」の3タイプでございます。
 
チケット発売は本日(8月30日)12時からのスタートです。
 
『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』は、各業界のトップランナーが先生となって、一人あたり持ち時間20分で、とびっきり面白くて、学びのある授業をするイベントなのですが、ちなみに言っておくと、私、西野の授業はすでに仕上がっております。
 
サロンでもお話ししていない内容なのですが、もう資料もキチンと揃っております。
 
お客さん、スタッフ、共演者全員を唸らせます(笑)
 
そして、本人の性格を僕はよく知っているので、これも間違いないですが、
オリラジの中田先生も、バッキバキに仕上げてくると思います(笑)
 
出演は、私、キングコング西野と、オリエンタルラジオの中田君。
 
そして、OWNDAYS代表の田中さん、ROLANDさん、
そして、堀江貴文さん…となっております。
 
たぶん、堀江さんがトップバッターになると思います。
 
もう、どう考えたって面白いイベントになるので、この機会をお見逃しなく。
チケットの詳細等は『OWNDAYS サーカス』で検索してみてください。

【終了】世界で一番楽しい学校 サーカス! × OWNDAYS | メガネ通販のオンデーズオンラインストア (眼鏡・めがね)

https://www.owndays.com/jp/ja/news/sacus

よろしくお願いします。
 
 

大事なのは、前に進むことなのに・・・

 
そんなこんなで本題です。
 
 
僕は「CHIMNEY TOWN」という変な会社で働いています。
 
絵本や映画を作り、それを軸に事業を横展開しているエンタメベンチャーです。
 
「NFTとは?」とか「クラウドファンディングとは?」みたいなことをゼロから教えるのが面倒だし、スピード感が共有できるようになるまで時間を割くのも面倒なので、社員やインターン生は基本、サロンメンバーさんの中から採用しています。
 
それもあってか、比較的、早め早めに社員が独立していくんです。
 
個人的にはすっごくイイコトだと思っていて、この夏には、「CHIMNEYTOWN USA」という会社と、「CHIMNEY COFFEE」という会社がそれぞれ立ち上がりました。
 
どちらも「CHIMNEY TOWN」の新入社員が独立して立ち上げた会社です。

オンラインストア powered by BASE

https://sfc.base.shop/

先日は、「CHIMNEYTOWN USA」代表のセトちゃんが、ニューヨークに飛んで、劇場と交渉をしていたんですけど、少なくとも23歳の僕には、そんなことはできなかった。
 
なぜ、彼らができているかというと、自分で言っちゃ世話無いですが、やっぱり「西野が作った文化や信用の受けとっているから」というのはあると思うんですね。
 
僕が「0→1」の苦労をして、彼らが「1→100」の苦労をしている。
 
それでイイと思うんですよ。
 
僕一人では「100」まで辿り着けないので。
 
ただ、決して少なくない数の人が、それを悪いことのように捉えている。
 
「おんぶに抱っこ」だの、「虎の威を借る狐」だの、そんな感じで。
 
でも大切なのは「同じ歴史を繰り返すこと」ではなく「前に進むこと」ですよね。
 
 

「自分(上司)の為」としか思えない瞬間がある

 
今日、僕らは、先人達が築いた文化にあやかって生きているじゃ無いですか?
 
当時は、火をつけるのも苦労した。
 
燃えやすい素材を置いて、棒で、キリキリグルグルとやって、ようやく火をつけて、そして、一晩中、火を見守り続ける人もいた。
 
でも、今はコンロがあって、好きな時に1秒で火をつけられる。
 
そして僕らが、着火にかける時間を省き、先人達が向き合わなかった新しい課題に向き合っています。
 
それが「進化」ですよね。
 
それでいい。にも関わらず、「自分と同じ苦労」をさせたがる上司がいる。
 
「俺も若い時やったのだから、お前も棒で火をつけろ」といった調子で。
 
それって、何のため? 
 
「火をつける」という課題はコンロでクリアできているのだから、少なくとも「チームの為」ではないし、「文化の為」でもない。
 
「自分(上司)の為」としか思えない瞬間がある。
 
 

どうせ苦労するなら、先輩ができなかった苦労を

 
僕だと「芸人やったら、ひな壇やれよ」というのがありました。
 
YouTubeという選択肢も出てきたのに、しばらく、YouTubeをやることが許されなかった。
 
世の中には、なぜか、自分と同じ苦労をさせたがる人達がいます。
 
 
 
全ての局面において「先輩がした苦労はしなくてもいい」とは思いません。
 
「型を覚えること」が大事な場面もたくさんあります。
 
だけど、「やった方がいい苦労」と「やらなくてもいい苦労」があって、そこの棲み分けができていない上司をよく見かけます。
 
 
 
先輩がコンロを開発したのなら、先輩が車輪を発明したのなら、それを使えばいい。
 
そして、どうせ苦労するなら、先輩ができなかった苦労をした方がいい。
 
先輩、上司は、今一度、何の為に後輩、部下に、その苦労をさせているのかを見直した方がいいなぁと思いました。



 
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『 https://chimney.town/ 』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!


 
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