キッズスクールの課題は「発表会」

2026年11月06日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/8411276

キッズスクールの課題(寄せられた不満)について | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/8411276

 
 

 
昨日、スクール事業の立ち上げのご案内をさせていただいた後、「既存のキッズスクールの問題点を教えてください」とSNSで発信したところ、インスタの方にDMがたくさん届きました。
 
通常のコメント欄に送らず、DMを選んだ理由は、「今現在スクールに通っていて、スクールの先生が見ているかもしれないから」だそうです。
 
たしかに、今通っているスクールの不満は表じゃ言えないですよね。
 
さて。
 
スクールの生徒さんたちが抱いている不満はどんなものがあるのか?
 
とにもかくにも、いろんな声がありましたが、その中でも圧倒的に多かったのは、「発表会の参加は有料で、かつ、チケットノルマもある」というもの。
 
まだ「学んでいる身」なので、さすがにギャランティはもらえないにしても、とはいえ、「お金を払ってステージに出る」というのは気持ちの整理がつかないし、さらには「チケットノルマ」(チケットが売れなかったら、自腹)というのは、なかなか厳しい。
 
ただ、これに関してはスクール側の事情もよく分かるんですよね。
 
彼らは別に発表会でお金儲けをしようなんて考えてなくて、単純に、劇場を借りるのにはお金がかかるし、照明演出にもお金がかかってしまう。
 
さらには、「練習生の公演」なんて、家族以外は、ほぼ誰も興味がないわけで、チケットなんて売れない。
 
「チケットノルマ制にせざるをえない」というのが実際のところだと思います。
 
CHIMNEY TOWNがスクールを作るのなら、このあたりの問題はクリアしたいなぁと思っています。
 
 

 
「では、どうすればいいのか?」というところなのですが、結論、スクール生の出口(練習の成果を見せるステージ)が「発表会」になっていることが問題なのだと思います。
 
たとえば、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』(チケット発売は11月8日)は、オープニングで子供ゾンビが大量発生して、ド派手なダンスで始まるわけですが、あれは「発表会」じゃありません。
 
客席を埋めているのは「出演者の家族」でも何でもなく、普通にチケットを買ってやってきた一般のお客さんです。
 
そして、そのお客さんも、ステージ上のパフォーマンスを「発表会」だと思っていない。
 
イベントのコンテンツの一つとして、ちゃんと機能しています。
 
『えんとつ町のプペル』のMVにはチビっ子ダンサーが出てくれていますが、あれも「発表会」じゃありません。
 
動画は200万回以上再生されていますが、視聴者は「発表会」として認識していない。
 
スクールの出口が「コンテンツ」になっていれば、「参加料金」なんて発生しないし、「チケットノルマ」なんてものもない。
 
繰り返しますが、「発表会」という家族以外誰も興味がないステージに収まってしまっているから、生徒や生徒のご家族の金銭的な負担が大きくなるのだと思います。
 
となってくると、子供達やそのご家族を救う為には、スクールは「一般のお客さんが集まるステージ」を自前で持っておく必要があって、そこを持たずにスクール運営を続けるのは、かなりハードルが高い気がします。
 
スクール事業でクリアした方が良いのは、この「自前のステージの確保」と、あとは、「グッズ」だと思っていて、スクール自体がブランドになって、スクールのグッズがスクールに通っていない人にも買っていただける流れができたら、子供達のレッスン代を下げることができるし、講師の皆さんのギャランティーを上げることができる。
 
そう考えると、CHIMNEY TOWNが自前でIPを持っているのは絶対に強くて、『えんとつ町のプペル』とコラボしたスクールのキャップとかジャージとかを開発して、イベント会場や美術館などで販売していくのもアリだなぁと思っています。
 
とにもかくにも、昨日、僕の元に届いた「スクールの課題」は、CHIMNEY TOWNの手札で解決できるものが結構あったなぁという印象です。
 
それと余談ですが、毎朝Voicyを配信しておきながら、こんなことを言うのはおかしな話なのですが、いよいよ「情報」に価値が無くなってきたと思っていて、それより何より、現在進行形で進んでいるプロジェクトのドキュメンタリーとかが面白い。
 
僕の毎朝のVoicyも、もしかすると「金曜日はスクール事業の進捗状況を報告する日」みたいにしてもいいのかなぁとボンヤリ感じています。
 
去年の夏、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の時にやっていたYouTubeチャンネル『BackStory』みたいな感じで、「今、ここで躓いてます」みたいなことを発信していけたら面白いなぁと思っています。
 
引き続き、チムニータウンのスクール事業の立ち上げを優しく見守っていただけると嬉しいです。
 
 

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