終わらせない勝負

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終わらせないプロモーション | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「死にかけた」と「所属事務所を退所した」
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』を一人でも多くの方に届ける為に、昨日は愛知県で舞台挨拶を3ステージやってきました。
途中、サプライズでプロデューサーの福山さんが楽屋に挨拶に来てくださって、今後の進め方などをアレやコレやとお話しさせていただいたのですが、その中で、「そういえば、前作のプロモーションはどうやって終わったんだっけ?」という話になりました。
というのも、今の僕は「『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』を一生届け続ける!」というモードになっておりまして、その為の仕組み作りに取り掛かっているのですが、これ、おそらく前作の僕も同じように考えていたハズなんです。
「劇場公開が一段落ついた後に、今度は自分達で舵をとって、各地で映画を公開していこう」と。
だけど、前作はどこかでそれを止めて、次のプロジェクトに向かっていたんですね。
自分でも嫌になるぐらいしつこい性格の僕がそこまでスパッと切り替えられるとは思えなくて、「『ここらへんで終わりにしよう』というキッカケが何かあったんでしたっけ?」という話になったわけです。
いろいろと思い出を遡ってみたところ、前作の時にプロモーションを切り上げたキッカケは二つありまして…一つは先輩から「お前、死ぬぞ」と、そこそこ怒られたこと。
あの時は、「なりふりかまわず」という感じで、とにかく全国各地をまわっていて、移動中にできない仕事は夜中にまわしていたので、ひどい寝不足が続いていました。
「ゴミ人間」という本の表紙に当時の顔面がバッチリと載っていますが、目が充血しまくっていて、目の周りが真っ黒で、ゾンビみたいになっていました。
まわりのスタッフから「脳梗塞で倒れちゃうよ」と言われ、「自分に限って、流石にそれは無いだろう」とタカを括っていたのですが、自分で思っている以上に僕の顔面がヤバかったのか、先輩にピシャリと叱られました。
その理由も「お前は残された人間の責任をとらない気か?」というものだったので、グウの音も出ませんでした。
そりゃそうだ。
そして歩みを止めた理由の二つ目は、もっと物理的なことで、そういえば、僕、映画公開から1ヶ月チョイのタイミングで吉本興業を退所したんです。
事務所を独立した直後というのは、映画のプロモーションの打ち手を考えるよりも先に、いろいろと整理しなきゃいけないことがあったり、あとは分からないこともたくさんあったりして、そちらに時間が割かれちゃった。
吉本在籍時に決まっていた先々の予定だけは消化して、そのあとは新たに映画のプロモーションを打つことはなく、ミュージカルの制作をスタートさせていました。
整理すると、前回のプロモーションが終わった理由は「死にかけた」ということと、「所属事務所を退所した」の二つだったわけですが、今回は、そのどちらも無いんですね。
今は死にかけないように、しっかりとご飯を食べて、パーソナルトレーナーさんもついてくださっている。
そして、すでに自分が社長として自分の会社で動いているので、「事務所退所」に伴うアレやコレがない。
「自分で本屋さんを作れば本は売り続けられる」という勝負
どれだけヒットした映画であっても、どこかでフェードアウトさせられるわけで…どこかでフェードアウトさせられて次に向かった方がいいわけで。
「僕が『続けよう!』と思い続ける限り、プロモーションとリターンが見合わなくてもプロモーション活動を続けられてしまう今の体制」というのは、意外と厄介だということに気がつきました。
というのも、本を何冊も出していると分かるのですが、たとえば本の売り上げが「8万部」までいった作者は、そのまま数字を積み上げていって(サイン会や即売会などを繰り返して)「10万部」を狙うと思うのですが、「8万部」の本を「10万部」まで持っていく時の最適解は「新作を出して、ヒットさせる」なんです。
新作がヒットすれば、過去作が検索されて、それに釣られて重版がかかるので。
そこでかかる重版のインパクトの方が、サイン会などを積み上げるよりも遥かに大きい。
なので、「損切りして次に向かう」というのは、一旦損切りすることになるコンテンツのことを考えても、メチャクチャ合理的な判断なわけですが、思い入れのあるコンテンツほど「損切り」はできない。
だから、「強制終了(他者が定めた足切りラインがある)」って意外とイイんです。
今回は「強制終了」もないことも分かっているし、
「終わらせて次へ向かうメリット」があることも分かっているけれど、
それらのことを踏まえた上で、今回の勝負は終わらせない方がいいんじゃないかと思っています。
この話を梶原さんにした時に、「でも、本屋さんが本を置いてくれなくなったら、本って売れないよね?」と本に喩えて言われて、「いや、自分で本屋さんを作れば本は売り続けられる」と答えたんです。
今回はそういう勝負だと思っています。
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