実写映画は、かなり厳しい…

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実写映画が、かなり厳しくなってきた… | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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実写映画に対して二の足を踏む理由
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の公開まで、あと2ヶ月となりました。
昨日は、朝から夜まで映画の取材がビッチリと入っておりまして、チーム内でも「いよいよだぞ!」という緊張感が漂ってまいりました。
是非、ご家族・お友達をお誘い合わせの上、初日(3月27日)にお越しください。
さて、そんな映画の取材ラッシュの中で、昨日1人のインタビュアーさんから「西野さんは実写映画は撮らないんですか?」と質問されました。
この「実写映画に挑む/挑まない」の話題は、スタッフとの飲み会で三回に一回は必ず出てきます。
つまり実写映画に対して西野が二の足を踏んでいるということです。
理由は明確です。
そもそも映画というのは、かなり博打的な要素が多いチャレンジという大前提があって、その上で、実写映画の場合「かなりのリスクを背負って作ったはいいものの、運用が難しい」という性格を持っている。
たとえば、アニメだったら、グッズ展開なんかもありますが、実写映画の場合だと俳優さんの肖像権の兼ね合いで派手なグッズ展開は難しい。
肖像権がクリアできたとしても、俳優さんの顔がプリントされた「トートバック」とか、コアファン以外はなかなか手にとりづらい。
実写が映画館以外で売上を作りにくいという問題
このように実写映画は、映画館以外での売り上げを作るのが難しく、「映画に大ヒットしてもらって、チケット代で回収するしかない」という一本足打法になっている。
聞けば、実写版の『20世紀少年』とかやっていた時というのは、まだDVDが売れている時代だったから、DVDの権利を「どうぞ!」とするだけでかなり大きな権利収入があったそうです。
だけど、今は、それも無い。
映画制作の裏には、映画制作にお金を出す人がいるわけですが、このように予算の回収の難易度が高くなってしまうと、当然お金を出す人も出し渋るハズで、そうなってくると「作品を運用する」とか以前の問題で、そもそも作り始めることが難しくなってくる。
実写映画はとにかくこの問題をクリアしなきゃいけない。
作ってから、「どう売ろうか?」と考え始めるのではなくて…
たとえば、「聖地巡礼」が起きることを見越して、先に聖地巡礼先の不動産を押さえてから、そこから映画を作り始める。
といった感じで、まず「出口」を押さえてから(チケット代だけに頼らないビジネスモデルを構築してから)その後に作り始めないと、なかなかどうしても先が無さそう。
TBSさんが決して安くないお金を払って舞台『ハリーポッター』を海外から引っ張ってきた理由の1つに、「舞台『ハリーポッター』をやるとTBSさんが持っている赤坂の不動産の価値が上がる」というのは確実にあると思います。
舞台『ハリーポッター』はチケットの売り上げ一本足打法じゃないという話です。
これと似たようなことが実写映画にも求められている。
とにもかくにも、チケット売り上げだけに頼らないビジネスモデルの創造を急がないといけないなぁというお話でございました。
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