『価値のあるアイデア』とは?

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
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「価値のあるアイデア」とは何か? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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AI時代、“思いつき”のアイデアはますます希薄化
ビジネスの世界ではしばしば「アイデアそのものには価値がない」と語られます。
たとえばAmazonが登場する以前にもオンライン書店という概念自体はすでに存在してたわけですが、オンライン書店を世界規模のサービスへと育て上げたのは、まさにAmazonであり、そこには「発想」ではなく「実行と運用」に伴う圧倒的な価値がありました。
今日に至っては、AIが無数のビジネスアイデアを瞬時に生成してしまう時代です。
この状況下では、単なる“思いつき”としてのアイデアはますます希薄化し、いよいよ何の価値もない。
しかし、それでもなお「価値を持ち得るアイデア」があります。
それは「自分自身の経験、失敗、蓄積された文脈から導かれたアイデア」です。
経験に裏打ちされたアイデアは、ただの思いつきではなくて、「どのように実行すれば成功に接続するのか」という具体的な実現方法までセットになっています。
経験というレンズを通した時に初めて、「アイデア」から「戦略」へと変わり、そこには「価値」と呼べるものがチョットはあるような気がしています。
僕はいま、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』(2026年3月27日公開)のムビチケ前売券を、ひたすら自分の足で届け続けています。
その際、最初に決めたことがあります。
それは「世界中の映画関係者の中で、自分がもっとも足を使う人間になる」ということでした。
ここの“世界一”については、運は無関係です。
必要なのはただ、「自分が世界一やる」と腹を括る覚悟だけであり、その意味では、とてもシンプルで実現可能な目標でした。
しかし一方で、「足で稼ぐ」という行為には物理的な限界があります。
残念ながら僕の1日は24時間しかありません。
その中で、どれほど徹底して動いたとしても、映画という巨大産業の前では、それだけでヒットが約束されるわけではない。
というわけで、ここで出てくるのが「経験に裏打ちされたアイデア」です。
経験に裏打ちされたアイデアを、どれだけ多く持っているか
今回、その打ち手の1つとして打ち出したのが“ギフト化”でした。
Voicyのオープニングでご紹介している施策もその一環ですが、今回はそれとは別に、「映画のエンドロールにお名前を掲載させていただきます」という特典をつけた“シングルファミリーの子どもたち100名に『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のムビチケ前売券を贈れる権”を200枠ご用意させていただきました。
こちら、今日の時点で、残りは【41枠】となっています。
(※募集締め切りは明日)
つまり、すでに【159枠】が購入され、この取り組みだけで「1万5900人」の子どもたちにムビチケ前売券が届けられる計算になります。
CHIMNEY TOWNが「ギフト化」(本来は利用者にご購入いただく商品を、寄贈者に購入していただく仕組み)を採用したのは、今回が初めてではありません。
これまでにもポイントポイントで同じ手法を用いてきており、その“やり方”はすでに一定の体系として整理されています。
「どのようなコンテンツがギフト化に適しているのか」。
「それを、どこに、どのように発信すべきか」。
これらの要件は、過去のトライ&エラーを通じて理解が進み、再現可能なノウハウとして自分の中に蓄積されています。
そして今回の結果が示しているように、こうした“経験に裏打ちされたアイデア”には、やはり一定の価値があるのだと改めて感じています。
さらに踏み込んでしまえば…あらゆる挑戦の成否を分けるのは、結局のところ、
「経験に裏打ちされた具体的なアイデアを、どれだけ多く持ち合わせているか」
この一点に尽きるのではないかとも思っています。
やっぱり、ある程度の数を持っておかないと、勝負どころで適切な「経験に裏打ちされたアイデア」を打つことができない。
「この局面では『ギフト化』だよね」というカードを切る為には、カードを何百種類も持っておかなきゃいけない。
なので大切なのは、「上手くいったアイデア」に〝長居〟せずに、「上手くいったアイデア」は、とっととアーカイブに保存して、次の「上手くいくアイデア」を探す旅に出ること、だと思っています。
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の公開まで、あと【101日】となりました。
ここからの101日間は「上手くいくアイデア」を探す時間を一切捨てて、これまで上手くいったアイデアを総動員させる時間だと感じています。
ここから、どんどん仕掛けていくので、ここからの西野は要チェックです。
▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のエンドロールにお名前を掲載したい方はコチラ↓
https://chimneytown.net/products/movie-poupelle-present-100
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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
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★Androidの場合
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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