コンテンツが無尽蔵に増える時代、差別化のカギは「劇場」にあり



(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/183687
前に進む気がないコミュニティーからは、今すぐ逃げろ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は、「前に進む気がない『コミュニティー』からは今すぐ逃げろ」というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!バケモノみたいな5人が先生の学校
連日お伝えしておりますが、11月8日に日本武道館で開催する学校イベント『サーカス!』の出演者(先生)が発表されました。
出演者は、僕の他に、
堀江貴文さん
オリエンタルラジオ中田君、
OWNDAYS代表の田中さん、
そして、
ROLANDさん
…となっております。
このバケモノみたいな五人が先生の学校です。
会場は日本武道館なのですが、プラネタリウムマシーンみたいな照明をブチ込んで、会場全体を星空の中みたいにしようかなぁと思っております。
かなり楽しいイベントになると思うので、11月8日のスケジュールは空けておいてください。
チケットは7月30日(明日)15時発売です。
詳しくは「OWNDAYS サーカス」で検索してみてくださ〜い。
https://www.owndays.com/jp/ja/news/sacus
よろしくお願いします。
お知らせ!オンライン公演は文化になるのか?
そして、お知らせがもう一つございます。
月に2度、僕の友達を僕の自宅に招いて、呑みながら語り明かす『スナック西野』という月額590円のYouTubeのメンバーシップをやっております。
次回のゲストは、打ち合わせから本番まで1回も会わずに活動をするフル
リモート劇団『劇団ノーミーツ』代表の広屋君です。
今回は「オンライン公演の今」についてお話しいただきました。
コロナがやってきて、いろんなものがオンライン化したけれど、残ったオンライン文化と、廃れたオンライン文化があるじゃないですか?
たとえば、 ZOOM会議は残ったけど、ZOOM飲み会は消えた。
個人的には、ZOOM飲み会はチョット再燃しているんですけども(笑)
で、「オンライン公演はどうなんだ?」と。
「流行りだったのか、文化になるのか?」というところを深堀りさせていただきました。
もう学びだらけで、メチャクチャ楽しかったです。
興味がある方は僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の画面下にある「メンバーになる」をクリックしてみてください。 「スナック西野」は隔週土曜日放送です。
https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg/join
よろしくお願いします。
そんなこんなで本題でございます。
才能よりも「知識」が重要
実は、こうしてVoicyで毎日喋っている裏で、オンラインサロンの記事も毎日投稿しておりまして、昨日と今日の2回に分けて、『アイデアとお金』というテーマで、かなり、ブッ込んだ内容をお届けしているんですね。
https://salon.jp/nishino
「面白いアイデアを出せる人と、出せない人の違いは何なのか?」や「貧困の連鎖が何故終わらないのか?」といった問いと向き合っていて、もちろん、それらは「才能ではない」と言い切っています。
つまり、「努力次第で何とでもなるものだ」と。
で、やっぱり、一にも二にも、「知識」なんですね。
「知識」の有無が明暗を分ける。
そして、「知識」はどこがもたらしてくれるのか?
一つには「自分の努力」ですよね。
本を読んだり、あるいは情報感度の高い人をベンチマークしたり。
知識を得るのに、コミュニティーが重要な理由
そして、もう一つは、先日もお話ししましたが「コミュニティー」です。
たぶん、多くの人が、この「コミュニティー」を甘く見積もっている。
昨日、「世界に向けて発信した五輪のドローンショーは、【おもてなし】でアメリカ人にマクドナルドのハンバーガーをお出ししているようなものだ」という話をしたら、お客さんから、しこたま怒られたんですけど、でも、やっぱり、3年前にIntelが、あの地球の形になるドローンショーをやった時って、(少なくとも僕ら周りは)メチャクチャ話題になったんですね。
その後も、毎年、シンガポールのカウントダウンイベントで、空中に大きなドローン時計を作って、それで、カウントダウンに合わせて針を動かして、針が0時0分を指した瞬間に花火がバコスコ上がって、そこでは「ドローンと花火の共演」がおこなわれている。
「ドローンショーって、今、ここまできたんだ」と、皆、感動したんです。
で、今は、ドローンショーは当たり前で、「それをどう見せるか?」というフェーズ(段階)に入っているのに、この度、インテルが3年前にやったドローンショーを、日本が国をあげてやっちゃったわけじゃないですか?
「みなさん、見て下さい。これがドローンショーで〜す」みたいな感じで。
おそらくね(これは僕の推測ですが)、あの五輪の「ドローンショー」が、解任されちゃったMIKIKOさんの演出案の生き残りであったならば、きっと元ネタは、あそこに至るまでの「ストーリー」を真ん中においていたと思います。
あの類のドローンショー自体は3年前のネタなんで、まさか、あれを(とっておきの)必殺技にはしていない。
あくまで、ストーリーを彩る味付けの一つとして、あれをやっていたと思います。
「ドローンショーですよー、皆さ〜ん!」って、もう、行政の人がやる地方のイベントみたいな、「皆さん、これが最新技術のプロジェクションマッピングで〜す」みたいな恥ずかしさがあるんですが…問題は、「多くの日本人が、それを知らなかった」という点です。
日本という「コミュニティー」ごと、空中ショーの分野では、時代が止まってしまっている(世界から置いてけぼりになっている)という話です。
コミュニテーの情報が全然アップデートされてないんです。
インターネットの功罪
「なぜ、コミュニティーごと老いるか?」というと、これぞインターネットなんですけど……タレントの誰それさんが不倫をした時に、「許せない」みたいな発信をしてしまうと、「そうだそうだ」という人が集まってきて、そこで繋がっちゃうんですよ。
そして、「そのタレントの不倫続報を皆で待つ」みたいな態勢になる。
つまり、人生の大切な時間を「タレントの不倫に割いてしまうコミュニティー」ができ上がってしまうわけですね。
その間も時代は進んでいて、ついには中国共産党が、今回の日本のドローンショーの3倍の規模のすんごいドローンショーをやってギネス記録を更新したんですけど、そんなニュース彼らには入ってないんです。
彼らのコミュニティーに入ってくる情報は、「次の不倫ネタ」なんです。
そのコミュニティーに属している全員で時代のアップデートのブレーキを踏んじゃってるんです。
わかりますか?
これ、「繋がってるから」なんです。
そのコミュニティーに属している人間が、ヒョンなキッカケで次の時代に進もうとしても、その時、同じくそのコミュニティーにいる誰かが、「今度は、誰それが不倫したらしい!」という情報を、そのコミュニティーに流してしまって、そこで、また議論が行われるので、またブレーキが踏まれてしまう。
これが『インターネットの功罪』で、インターネットは僕らを前にも進めてくれるんだけど、後ろにも戻しちゃう。
で、それを分けているものは何か?というと、「コミュニティー」なんです。
自分をどこのコミュニティーに置くか?
この記事を読まれている(ちょい意識高めの)人の中で、地方の、山奥に住まれている方は、もう痛いほど知っていると思いますが……スマホに入っている情報って、地域によって全然違うんです。
港区に住んでいる人のスマホと、〇〇県〇〇郡に住んでいる人のスマホって、もう内容が全然違っていて、それってやっぱり「コミュニティー」なんですね。
インターネットは、あくまで「手段」でしかなくて、大切なのは、「自分をどこのコミュニティーに置くか?」という部分です。
そして、これが結論ですが、これだけ変化の激しい時代ですから、「新しいものを積極的に取りにいくコミュニティー」に属しておくことを僕はオススメします。
お酒を呑んでいる席で、友達や先輩が「○○? よく知らんけど、あんなもん、イタイやつしかやってへんやろ? ギャハハハハ」みたいな感じで盛り上がっていたら、そのコミュニティーからは1秒でも早く逃げた方がいい。
そのコミュニティーに属している以上、あなたには新しい情報が入ってこないから。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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【注意】
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