「読めないビジネス」は、「ライブコマース」で勝ち切れ

2025年06月23日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6821251

読めないビジネスは「ライブコマース」と「VIP対応」で勝ちきれ! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/6821251

 
 

エンタメ業界は「読みにくいビジネス」そのもの

 
日米でミュージカルやアニメーションの制作に携わる一方、渋谷のコーヒーショップでアルバイトをしている西野です。
 
おかげさまで、さまざまな業種や現場に触れる機会をいただいているのですが、その中で強く感じるのは、「読みやすいビジネス」と「読みにくいビジネス」が確かに存在するということです。
 
たとえば、以前アルバイトをさせていただいた「日本一たい焼」さん。
 
こちらは出店場所の条件が驚くほど細かく設定されていて、「この条件さえ満たせば、勝ちパターンに乗る」という確かな感触がありました。
 
これは、長年の仮説と検証を積み重ねて、ビジネスの再現性を高め、「読みやすいビジネス」に持っていった‥と言えるでしょう。
 
そのへんに転がっているビジネス書を読むぐらいなら、経営者さんは一度、「日本一たい焼」さんでアルバイトをされてみてはいかがでしょうか。
 
メチャクチャ勉強になると思います。
 
その他、一般的に「読みやすいビジネス(先々の見通がつきやすいビジネス)」の代表例として挙げられるのは、次のような業種です。
 
1️⃣ インフラ関連(電気・水道・ガス)
2️⃣ 定期契約・サブスクリプション型サービス
3️⃣ 葬祭業・冠婚葬祭業
4️⃣ 不動産賃貸業(住宅系)
5️⃣ 日用品の小売(食品・消耗品)
6️⃣ 保険業(生命保険・医療保険など)
 
これらはいずれも、安定的な需要があり、一定の条件を満たせば結果が予測しやすいビジネスです。
 
一方で、僕がいるエンタメ業界は、まさに「読みにくいビジネス」そのものです。
 
作品や企画そのものの出来だけでなく、社会状況、世の中の空気、消費者の気分といった不確実な要素に強く左右されるので、再現性が無い。
 
あの天下のディズニーですら、映画がコケてしまうことも珍しくなく、
最近だと「いきものがかり」さんや、「三浦大知」さんといったトップアーティストのライブのチケットが売れない…という驚きのニュースがありました。
 
「どれだけ不安定な橋を渡らなきゃいけないんだよ」と嫌になっちゃいますが、ただ、これはエンタメ業界だけに限った話じゃなくて、今、このラジオをお聴きのあなたの業界、あなたのお店でも、似たようなことが起きているのではないでしょうか?
 
というわけで、そんな危なっかしい橋を渡らなければいけない僕やあなたに向けて、「ここにもう少し意識を向けるとイイかもしれないっす」というようなお話をさせていただきたいと思います。
 
 

「マーケットイン」の「市場のニーズ」は全然アテにならない

 
結論から先に申し上げますと、僕の経験上、「読めないビジネス」の中で、勝ち筋のひとつになるのが、「ライブコマース」と「VIP対応」です。
 
これ、どちらも、「ヒアリングファースト」なんです。
 
要するに、「作ったものをどう売るか?」ではなくて、「確実に買ってもらえるモノを聞いて、それから作る」という。
 
これを一昔前は「プロダクトアウト」とか「マーケットイン」と言ってたんです。
 
「プロダクトアウト」というのは作り手のこだわりや技術、つまり“自分たちが作りたいもの”を軸にして商品を作り、市場に出していくスタイルです。
 
「これ、絶対に良いものだから、きっと売れるだろう」っていう、クリエイター寄りの発想ですね。
 
一方の「マーケットイン」というのは、お客さんの声、市場のニーズを起点にして、「今、みんなが本当に欲しがっているものは何か?」をリサーチして、それに応える形で商品を作っていくスタイル。
 
ただ、この「マーケットイン」の「市場のニーズ」というのが、もう最近は全然アテにならなくて、「市場のニーズに応えまくって大ゴケしている映画」なんて山ほどあるんです。
 
僕は年間に120社ほどコンサルをさせてもらっていますが、会社の中を、よくよく見させていただくと、「もう、その商品が作りたいから、無理矢理、都合の良いデータ結果だけを集めて、『市場のニーズ』としてんだろ!」というケースが多々あります(笑)
 
つまり「市場のニーズ」なんて、今となっては「やりたい企画を会議で通す為の数字のファンタジー」でしかなくて、企業が体重を乗せて良いものかどうかは怪しいところです。
 
その点、「ライブコマース」は全てがリアルです。
 
その場で、何が売れて、何が売れないのか?
話し方一つ、あるいは買われた時のリアクション一つで、売り上げが大きく変わってくる瞬間を目の当たりにするので、ライブコマースをやればやるほど「売れるもの」と「売れなくなったもの」が分かる。
 
経営者は会議室にこもってないで、全員ライブコマースをやった方がいいんじゃないか?とすら思っています。
 
 

====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
 
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
 
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/nishino

Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所

https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
 
\オリジナル フレーム切手 販売中!/
AKIHIRO NISHINO SKETCH BOOK COLLECTION 2025
 
販売郵便局/東京中央郵便局、渋谷郵便局、横浜中央郵便局、名古屋中央郵便局及び大阪中央郵便局(計5局)
 
ネットショップ
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/g/gCS9961207067EC/
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする