配信全盛の時代に、ブロードウェイが歴代最高益を記録

2025年06月10日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6794276

配信全盛の時代に、ブロードウェイが歴代最高益を記録 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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演劇の祭典『トニー賞』の授賞式がありました

 
昨日は世界最大級の演劇の祭典である『トニー賞』の授賞式が開催されました。
 
会場となった〈ラジオ・シティ・ミュージック・ホール〉周辺の道路は、スターたちの到着に備えて完全に封鎖され、会場入りする彼らの姿を一目見ようと、多くのファンが会場前に詰めかけていました。
 
トニー賞の会場内には、ノミネート作品の関係者や熱心な演劇ファンを中心に、約6,000人が集結していました。
 
開演から終演まで、場内は熱狂的な歓声とともに終始盛り上がりを見せ、まさにアメリカらしい祝祭空間が広がっていました。
 
戸田恵子さんも現地にいらしていたようなのですが、残念ながら僕のスマートフォンの充電が切れてしまい、お会いすることは叶いませんで…結局、約5時間半にわたる長丁場の式典の中で、日本人の姿を見かけることは一度もありませんでした。
 
今年のトニー賞では、韓国発のミュージカル『Maybe Happy Ending』が主要部門を席巻し、長年にわたってブロードウェイ進出に挑戦してきた韓国の努力が、ついに大きな成果として結実した印象を受けました。
 
こちらに関しては、面白すぎる(少しエグい)裏話がありまして、その詳細は、本日更新のオンラインサロン記事にて、ぜひご覧いただければと思います。
 
 

「ブロードウェイ全体の興行成績」が単なる記録更新にとどまらず…

 
さてさて。
 
本日、皆様にぜひお伝えしたいのは、昨日の『トニー賞』授賞式において発表された「ブロードウェイ全体の興行成績」についてです。
 
この数字が、単なる記録更新にとどまらず、エンターテインメントの現在地と今後を考えるうえで、非常に示唆に富んでいるからです。
 
結論から申し上げますと、今回(前回のトニー賞から今回までの1年間)のブロードウェイは、史上最高の興行成績を記録したとのことです。
 
もちろん、「物価が上がっている現代の方が有利なのでは?」という見方もあるでしょう。
しかしながら、重要なのは、観客の可処分時間と関心が、かつてないほど分散している現代において、あえて“劇場に足を運ぶ”という選択をする人々が、依然としてこれほど多く存在しているという事実です。
 
Netflix、Amazon Prime、YouTube、TikTok…エンタメの選択肢が無数にある中で、ブロードウェイはなおも「体験する価値のある場所」として、多くの人の足を引き寄せているのです。
 
ちなみに、共同プロデューサーとして参加させていただいた『オセロ』(主演:デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホール)は、昨日、千秋楽を迎えました。
 
全15週間、全公演がほぼ完売という理想的な形で幕を下ろし、ひとつの劇場での短期興行ながら、興行収入は60億円を超えました。
 
この成功に続き、ジョージ・クルーニー主演の『グッドナイト・グッドラック』も高い評価を受け、こちらも大ヒットを記録。
 
この2作品の成功が決定打となり、現在のブロードウェイでは「ハリウッドスター×期間限定公演」という新たなトレンドが急速に広がりつつあります。
 
すでに、今秋にはキアヌ・リーブスの出演も決定しています。
 
さらに今期はNetflixが『ストレンジャー・シングス』を舞台化し、ブロードウェイへの本格参入を果たしました。
 
今やブロードウェイは、映画、ドラマ、配信、演劇…あらゆるエンタメが集結する、いわば“統一王座決定戦”の舞台となりつつあります。
 
つい最近まで「コロナ禍以降、観客が戻ってこない」と苦悩していたブロードウェイが、この短期間で劇的な回復を見せ、さらには歴代最高の興行成績を叩き出すとは…この驚異的な“巻き返し力”としぶとさには、ただただ脱帽するばかりっす。
 
 

「偶然」ではなく「設計された成果」である

 
この状況を単純に「人々が再び“体験”へと回帰している」と片付けてしまうのは、ちょっと早とちりかもしれません。
 
現場に身を置いて観察していると、その裏には極めて戦略的かつ組織的な取り組みが存在していることが明確に見えてきます。
 
以前もお伝えしたとおり、ブロードウェイでは定期的にカンファレンスが開催されており、各公演のプロデューサーや関係者が「どのようにして観客を呼び込んだのか?」という実践的なノウハウが競合を超えてオープンに共有されています。
 
今回の歴史的な興行成績は、そうした積極的な情報交換と試行錯誤の積み重ねであり、「偶然」ではなく「設計された成果」であることを、現場にいると強く実感します。
 
これに習って、自分もオンラインサロン(ときどきYouTube)で集客のノウハウなどを事細かに共有しているのですが、「西野のサロンには入りたくない」というプライドもあるでしょうし、業界の人に届けるにはもっと他の方法も探った方が良いかもしれません。
 
とにもかくにも、今日のところは「ブロードウェイは今年、歴史上最も興行成績を上げた」ということだけでも覚えて帰ってください。
 
 

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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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