「おなかすいた」と言える場所を。5000名の子どもに無料でおにぎりを届けます。



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https://voicy.jp/channel/941/6749688
「ユーザー商品」と「ギフター商品」という考え方 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「贈り物」として成立するための条件
詳しくは今日のプレミアム放送『白熱教室』でお話ししているのですが、商品には利用者に販売する「ユーザー商品」と、寄贈者に販売する「ギフター商品(贈り物)」があって、主な特徴としては「ギフター商品は一人が複数個購入する」といったところです。
それこそ、先日、アルバイトをさせていただいた「日本一たい焼」さんは、店舗の立地選定の段階から「たい焼き」をギフター商品として設計されており、本当に天才だと思いました。
「ユーザー商品」でありながら、「ギフター商品」としても機能する——そんな理想的な設計ができれば、それは非常に強い商品になります。
絵本『えんとつ町のプペル』は、少しずつですが、まさにその形に近づいています。
ギフター商品、つまり「贈り物」として成立するためには、いくつかの条件があります。
代表的なものは、以下の3つです。
✅ 1. 中身がわかっていること(安心感)
贈り物でいちばん避けたいのは「相手の好みに合わないこと」です。だからこそ、受け取る人が中身をイメージしやすく、「あ、あれね」と理解できる商品が強い。たい焼きや有名スイーツなんかはその典型です。
✅ 2. 消えもの(消耗品)であること
食べ物や飲み物、入浴剤のように“使えばなくなるもの”は、「もらっても困らない」。贈る側も、相手の家に残り続けないという安心感があるので、気軽に選びやすくなります。
✅ 3. 贈る理由が説明できること(ストーリー性・文脈)
「最近話題らしいよ」「応援してる人の商品なんだ」「期間限定で」など、贈る側が“理由”を語れると、ギフトとして成立しやすい。モノの魅力だけじゃなく、「なぜこれを贈るのか」という文脈が設計されているかどうかがカギになります。
逆にいうと、こうしたポイントをきちんと押さえていながら、ギフター商品として打ち出されていない(ユーザー商品としてしか扱われていない)モノって、世の中にたくさんあります。
絵本『えんとつ町のプペル』も、かつてはそうでした。
この絵本『えんとつ町のプペル』は70万部以上売れていて、映画化もされ、「名前は知ってる」という人も多い。
だからこそ、「今ならギフター商品として成立する」と考えて、世界中の子どもたちに絵本を贈るプロジェクト『えんとつ町のプペル こどもギフト』をスタートさせました。
※詳細はこちら ↓
Salon.jp | えんとつ町のプペル『こどもギフト』
https://salon.jp/kodomo_gift

この取り組みでは、これまでに3万人以上の子どもたちに絵本を届けることができました。
そして今、僕は「映画もギフター商品にできるんじゃないか?」と考えています。
“企業との連携”にも大きな可能性がある
来年の春に公開予定の『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』は、物語の内容こそまだ広く知られていませんが、「西野が作るならハッピーエンドだろう」という安心感があり、「ギフター商品の条件」はある程度クリアしています。
なので、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のムビチケ前売券を50枚以上購入してくださったサロンメンバーさんを対象に、ご自宅やオフィス、お店まで僕が直接ムビチケをお届けにうかがう「玄関プペル」という企画を立ち上げました。
「玄関プペル」の背景には、明確なマーケティングロジックがあります。
たとえば、作品に「エロ・グロ」や過度な暴力描写が含まれている作家が、「自分も“玄関○○”という形式で作品を直接届けよう」と模倣しても、おそらくその施策は機能しません。
なぜなら、ギフター商品に求められる最も基本的な条件のひとつ、「安心感」が欠けているからです。
昨日は、栃木県内をまわって「玄関プペル」のお届けをしてきました。
実際にチケットを購入された方々からは、「ウチのダンス教室に通う子どもたちへの贈り物にします」や「子ども食堂に来る子どもたちにプレゼントします」といった声が聞かれ、この取り組みが確かに“ギフター商品”として機能していることを実感しました。
「玄関プペル」は今後も継続して展開していきますが、僕としては、ここから先は“企業との連携”にも大きな可能性があると考えています。
多くの社員さんやお客さまを抱える企業が、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の前売券を1000枚単位で購入してくださるケースは十分に想定できますし、実際すでに3件ほどお話をいただいています。
「1000枚購入するので、その代わりに西野さん、○○をしていただけませんか?」といったご提案には、できる限り応じていこうと思っています。
もしそのような連携をお考えの企業さまがいらっしゃいましたら、お手数ですが西野亮廣のInstagramのDMまでご連絡いただければ幸いです。
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』のプロモーションは、いろんな可能性を探りながら進めていますが、今回の勝負の一番のポイントは「ギフト」だと思っています。
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