ハリウッド、Netflixも参戦! ブロードウェイの熱い戦い!



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挑戦とは、かくも痛むのか | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「未開拓の海外」は「聞いてた話と全然違うじゃん」の連続
昨夜、CHIMNEY TOWNのスタッフと話しているうちに、いろんな記憶がよみがえって、胸が締めつけられるような感情に包まれたので、今日は、その時に感じたことを少しお話しさせてください。
近年、CHIMNEY TOWNは海外での取り組みが増えておりまして、現在も多くのスタッフがスリランカに滞在しています。
一口に「海外案件」と言っても一様ではなく、濃淡のあるグラデーションの中にあります。
たとえばCHIMNEY TOWNのケースで言えば、「ブロードウェイ」と「スリランカ」は、同じ“海外”という言葉では括れないほど性質が異なります。
さらに言えば、「2020年のブロードウェイ」と「2025年のブロードウェイ」ですら、その様相は大きく変わっていますし、もっと言うと、『オセロ』(主演:デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホール)前と、『オセロ』後とで、ブロードウェイでの働き方は全く別物になったと感じています。
ある程度、信頼関係が築かれ、「地盤が固まりつつある海外」では、日本と同様に、「作品がヒットするか否か」や「スタッフ間の意見の衝突」「資金不足による停滞」など、一定の困難が発生します。
しかし、そうした困難は僕たちにとって「既に日本で経験済みの痛み」でもあり、ある程度は「まぁ、こういうこともあるよね」といった調子で冷静に対処することができる。
一方で、「未開拓の海外」となると事情は大きく異なります。
不確定要素が多く、予想外のかたちでプロジェクトの内容が変更になったり、プロジェクト自体が頓挫することも珍しくありません。
「聞いてた話と全然違うじゃん」の連続なんです。
5年前のニューヨークはそうだったし、今回のスリランカも例外ではありません。
プロジェクトの進行が予期せぬ方向に変わるたびに、協力してくださっているクリエイターの皆様には「あの話は変更になりそうです」「あの企画は中止になりそうです」とお伝えしなければなりません。
けれど、その背後には、彼らが夢と情熱を注いでくださった確かな事実があります。
傷つけてしまうのがツラくて仕方がない。だけど…
そんな中、昨夜、CHIMNEY TOWNのスタッフが「自分が傷つくのはまだいいんです。でも、目を輝かせながら取り組んでくださったクリエイターさんをショボンとさせてしまうのは本当に辛いです」という言葉をこぼして、その時、自分の中にある経験の数々が呼び起こされました。
「思うようにはいかないもんだな」から始まるチャゲ&飛鳥の『PRIDE』という曲の歌詞に、「夢に乗り込んで傷ついて知ること。誰も知らない涙の跡、抱きしめ損ねた恋や夢や」という歌詞があるのですが(泣ける!)、挑戦を重ねる日々は、まさにこの連続です。
世間の皆様には「うまくいっている姿」しか見えていませんが、基本(敵地では)1勝9敗ぐらいです。
その負けだらけの旅に、これまで僕は数えきれない仲間を巻き込んできました。
「一緒に、あの場所へ行こう」と夢を語り合ったにも関わらず、未踏の地に挑む僕は強くはなく、時にその約束を果たせないことがあります。
今でも鮮明に覚えていますが、「約束を果たせなくて、ごめんなさい」と、五反田の酒場(個室でもない)で人目を憚らず号泣した夜が僕にはあって、その他にも似たような経験が何度もあって、その都度、「こんなことになるくらいなら、最初から最後まで一人で歩いて、一人で傷ついた方がよっぽどマシだ」と思っていました。
でも、実際は大きな挑戦になればなるほど一人では歩けなくて、仲間を巻き込まなくちゃいけません。
その戦場が「日本」であれば、今のCHIMNEY TOWNならば半ば強引に形にするのですが、主導権を握り切れていない「未開拓の海外」だと、そういうわけにもいかない。
繰り返しますが、(自分が)傷つくのは全然いいんです。傷つけてしまうのがツラくて仕方がない。
だけど、仲間を傷つけてしまうリスク(罪)をとらない限り、いつまでたっても「知らない場所」での挑戦はできない。
「挑戦とは、かくも痛むのか」と思うことばかりで、最近は、スタッフにまで、そんな「慣れてはいけない痛み」を背負わせてしまっています。
昨夜、スタッフとは、「たとえ負けたとしても、その中でも、持ち帰れるものを、したたかに見つけて持ち帰って、次の打席を用意することが、協力してくれる仲間にできる唯一のアプローチだよね」と話をまとめました。
挑戦を続けます。
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