西野亮廣が、営業から逃げて「仕組み化」から入ろうとする経営者に苦言。それ、100%負けます!



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1億7000万円の赤字を潰す為にやったコト | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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『ボトルジョージ』プロジェクトの中間報告
今日はコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』プロジェクトの中間報告をさせていただきたいと思います。
僕のVoicyを聴いてくださっている方にはもう説明不要だと思うので、要所要所の説明は飛ばしながらお話しさせていただくと、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』は米アカデミー賞で悔し涙を飲んだ後も、米アカデミー賞が引き金となったのか、実は世界中の映画祭から引っ張りダコでして、直近だと米国ユタ州でおこなわれる『Desertscape International Film Festival(デザートスケープ国際映画祭)』(https://www.fmasu.com/2025desertscape/bottlegeorge)で4月17日に上映されて、英国ロンドンで開催される『Unrestricted View Film Festival(アンリストリクティド ビュー 映画祭)』(https://filmfreeway.com/UnrestrictedViewFilmFestival)で5月3日に上映が決まっています。
その他の地域の上映スケジュールに関しては『ボトルジョージ』の公式ホームページでご確認ください。
ただ、こうして世界中の映画祭からお声がかかっても、なんならアカデミー賞を受賞したとしても、それ単体では食ってはいけないのが「ショートフィルム」の世界で、僕らのチームはこの問題と徹底的に向き合いました。
その結果、「映画館で上映しない」と決め、スペインのテレビ局から放映のお話もいただきましたが、そちらもお断りして、五反田に『東京ボトルジョージシアター』という常設劇場を作り、そこだけで観れるようにしました。
365日、毎日18時半過ぎから上映しています。
わずか15席の小さな小さなシアターなのですが、去年の10月末にスタートして毎日上映を続けてきたのもあって、すでに2500名を超えるお客様が観にきてくださいました。
1億7000万円の赤字スタート、今日の時点では…
気になるのは「『短編映画で食っていく』という未来は果たされたのか?」というところだと思うのですが、『ボトルジョージ』の制作費は12〜3分の短編映画にしてはブッ飛んでいる額で約1億7000万円です。
つまり、1億7000万円の赤字スタートで、そこからNFTやら、それこそ『ボトルジョージシアター』やらガチャガチャやらアレコレの合わせ技で、今日の時点で赤字が1428万5774円です。
さすがにここまできたら「制作費ペイ」は射程圏内で、このあとは特に大技を決めにいかず、ダラダラとローキックを打ち続けようと思います。
僕が知るかぎり1億7000万円の予算が回収できた短編映画は無くて、ここから学ぶことはいくつかあるかなぁと思います。
もちろん「西野」というカードを切っているのは大きいと思うし、「西野だからできるんでしょ!?」は定番ギャグのように毎回言われます。
ただ、皆さんの西野のイメージが7年ぐらい前で止まっているような気もしていて…今の西野はめったにメディアに出てこないし、10代~20代は西野なんて知らないし、YouTubeもそれほど再生が回っているわけではありません。
今の西野に「影響力」というものがあるとするなら、それは業界や経営者に向いたもので、世間一般的な影響力は中の中ぐらいだと思いますし、僕もそれでイイと思っています。
#ていうかあまり表に出たくないです
なので、今回の議題を「西野だからでしょ」で片付けてしまうのはいささか乱暴な気がしています。
回収する為に僕が仕掛けたことは主に2つ
短編映画で1億7000万円を回収する為に僕が仕掛けたことは主に2つです。
1つ目は「ファンコミュニティーを熟成させること」。
ボトルジョージシアターの場所を「スナックCANDY」にした最大の理由がそれです。
『ボトルジョージ』を観た人同士がそのままスナックに残って、ボトルジョージをキッカケに話し始めて、そこから仲良くなって、「また一緒に来よう」という流れが生まれています。
いろんな作品と、その届け方を観ていると、お客さんを1ヵ所に集合させて、作品を見せて、「はい、解散!」としている作品が9割で、ファンコミュニティーの熟成に意識を向けている作品はほとんどありません。
ここは必要不可欠かなぁと思います。
そして、2つ目は『スマッシュヒットを捨てて、ロングヒットを目指したこと』。
ランニングコストを極限まで下げて、「バズらなくても続く建て付け」にした結果、時間をかけて、「なんか、よう分からんけど、オモロイことやってるらしい」という層にまで届いて、それこそ昨日は倉本美津留さんが普通にお客さんに混じってきてくださいました。
昨日、倉本さんから作品の感想の後に「あの上映の仕組みはズルイ」というお褒めの言葉をいただいたのですが、やっぱり、現代は「どう上映するか?」も徹底的に考えなきゃいけないと思います。
ま、そんな感じで。
『ボトルジョージ』をキッカケに短編映画で食っていく方法を見つけました…とまとめたいところですが、これはあくまで『ボトルジョージ』で食っていく方法で、次回作はまた次回作で考えなきゃいけないんだろうなぁというのが僕の現在地です。
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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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