『ボトルジョージ』アカデミー賞ノミネート発表に寄せる想い

2025年01月23日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6373658

【今夜!】アカデミー賞ノミネート発表に寄せる想い【ボトルジョージ】 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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本日『第97回 米アカデミー賞』ノミネート作品が発表されます

 
本日、日本時間の22時30分から『第97回 米アカデミー賞』のノミネート作品の発表がございます。
 
あらためてご説明させていただくと、アカデミー賞は原則として去年1年間にロサンゼルスの映画館で7日間以上上映されたり、アカデミー賞公認の映画祭で賞を受賞するなどの参加条件を満たした作品の中から、まずは「ショートリスト」として15作品に絞られ、その15作品の中から今夜『アカデミー賞ノミネート作品』として5作品が選ばれる…という形です。
 
ショートリストが「セミファイナル」で、ノミネートが「ファイナル」といった感じですね。
 
そんな中、我らが『ボトルジョージ』は【短編アニメーション部門】でショートリスト入りしておりまして、今夜「5/15」の運命の篩(ふるい)にかけられます。
 
初めて手がけた短編アニメーション映画でここまで来させていただいているだけでも本当にありがたい話なのですが、だけど(これはどの作品もそうだと思いますが)スタッフの皆様がギリギリまで頑張ってくださって、そして、それを支えてくださったファンの皆様がいたことをよくよく知っているので、少なくとも発表前の今の段階では「ここまで来れただけでも満足です」とはとても言えません。
 
やっぱり、せっかくなら、ノミネートされたいです(笑)
 
賞が全てだとは思わないけれど、「賞が全てだとは思わない」というセリフは選ばれてから言った方がカッコイイし、「アカデミー賞ノミネート」の景色がどんなものなのか?は見てみたいです。
 
思えば、「世界を相手にする」と決めた日から、ずいぶん時間が経ちました。
 
最初は「非言語のエンタメか、翻訳のハードルが低いエンタメに時間を割かないと世界に出て行けないぞ」という危機感から、『絵本』を描き始め、「なんで芸人が絵本を描いとんねん!」と世間から揶揄されながら、細々と活動を続け、海外で手弁当で個展を繰り返しているうちに、「日本での活動の宣伝文句としての海外の活動」には興味がなくなり、「キチンと海外の人達を相手にした海外での活動をしよう」と思い、試行錯誤の末、今日に至ります。
 
アカデミー賞に関しては、世界中で知らない人はいないわけで、今夜ノミネートされたらば、あの時の想いに少しだけ決着をつけることができるかなぁなんて思っています。
 
 

2021年に「共感」から「創造」に全振りしたあの日

 
あと、「ここまで来れただけでも満足です」とは思えないけれど、ここまで来させてもらったことへの感謝はあって、なんだかさっきから感情を溢す回みたいになっているので、この機会にいつもお世話になっている皆様にお話しさせてください。
 
2021年の頭の方だったと思うのですが、『映画 えんとつ町のプペル』がヒットして、日本アカデミー賞で賞をいただいて、「日本中から石を投げられていた状態を、綺麗サッパリひっくり返した」という雰囲気になった時に、もう「共感」を獲得するゲームが終わったことを強く感じました。
 
挑戦することで辛い目に遭っている(傷をおっている)方々の代弁者としての役割を自分はもう失ってしまったと感じました。
 
受け入れたくはなかったですが、「自分はもう世間的には成功してしまったのだ」と。
 
そんなこんなであのまま、あの場所に居座ってウイニングランすることもできたのですが、僕のペルソナは「小学2年生の頃の自分」で、やっぱり彼目線で自分を見た時に、そんなことはして欲しくなくて、今の結果を「成功」とせず、もっとデタラメなことに挑んで欲しいと思ったんです。
 
「共感じゃなくて、創造」と言い出したのはその頃です。
 
そこから先の挑戦は、ブロードウェイをはじめとする、言葉も文化も違う「海外戦(世界戦)」で、日本に住んでいるとなかなか伝わってこない(活動が見えてこない)ことばかり。
 
当たり前のように「投資家向けのプレゼン公演@ニューヨーク」とか言っていますが、「そんなネタにどう共感するんだよ?」という形で、多くの方にとっては海外でのエンタメ戦は知ったこっちゃない話だと思うんです。
 
昨日・一昨日と、オンラインサロンでは、とんでもなく大きな仕事の話(おそらく、日本人クリエイターが初めて到達したんじゃないか?)をご報告させていただきました。
 
が、それも多くの日本人にとっては知ったこっちゃない話で、もちろん、まったく「共感」できない話で…いつもいつも申し訳なさを覚えながら発信しているのですが、それでも、2021年に「共感」から「創造」に全振りしたあの日からずっと応援してくださっていて、おかげで自分達は今、なかなか経験できない興奮と不安を経験させていただいております。
 
本当に皆さんのおかげで、心から感謝します。
 
今夜の結果がどちらに転んでも、引き続き誰もやったことのない挑戦を選び、誰も行ったことのない場所に向かおうと思います。
 
サロンメンバーさんも、サロンメンバーじゃない皆様も、いつもありがとうございます。
 
『第97回 米アカデミー賞』のノミネート作品の発表は今夜22時30分からです。
(※西野亮廣CHで22時20分から生配信します
https://www.youtube.com/live/MD0vUO4lqh0?si=68B_jpspGRMd-Qv8

 
 
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