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「収入」は「マーケット」と「希少性」で決められる
「収入」というものは、「労働量」ではなく「マーケット」と「希少性」によって決められていて、「市場を正しく選んで、そこで替えが効かない人材になればなるほど、収入は上がる」という身も蓋もない話から始めさせていただきたいと思います。
まず「市場を選ぶ」という作業について。
「『今から電話ボックス市場に革命を起こします!』と叫んだところで、どうにもならん」という話で、当たり前ですが、自分が参加するゲームはキチンと選んだ方がイイ。
ですが、そこには「好み」の問題が絡んできて、プロフィールに「年収○桁です!」と書かれる方はさておき、皆が皆、「収入第一」に考えているわけではありません。
「仮想通貨が熱い」と言われても興味がない人もいるわけで(僕です!)、ここに関しては「あまりにも脈が無い市場を選ぶのだけはやめといた方がいい」としか言えません。
なので今日の話は「市場の選び方」ではなくて、市場を選んだ後に待っている「替えが効かない人材になる方法」です。
結論から先に言っちゃうと「皆が追いかけている数字を追いかけちゃうと、目的地が同じなので、ルートがコピーされて替えが効く人材になっちゃう」といったところです。
「西野さんしかいない」とスタッフに言われ「あぁ、確かに、そうだわ」
これに関しては「エビデンス=俺」で申し訳ないのですが、先日スタッフから言われたことで、「あぁ、確かに、そうだわ」と思ったことがあったんです。
ことの発端は、「日本のイベント関係者が事故りまくってる(生活を犠牲にしまくってる)のが見てらんない」というところから、「イベント関係者にむけて、『集客』と『お金まわりのデザイン』に関する勉強会をやろうかしら!」という話になったんです。
大学の演劇科でも、教えるのは演技のことだけで、『集客』と『お金まわりのデザイン』に関しては全然教えないんですね。
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
西野亮廣の、大学でも教えてもらえない話――替えが効かない人材になるためには
https://goetheweb.jp/person/article/20241227-nishino-176