株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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経営者の視点からエンターテイメント(自分の発信)を見ろ! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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なぜ西野のクラウドファンディングに支援が集まるのか?
2025年8月9日~8月30日に開催するミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)に2500人の子供達を招待すべく立ち上がったクラウドファンディングは現在、【565名】の支援者様から【950万4000円】という大きな御支援をいただいております。
現時点で【1584名】の子供達(ときどき引率の大人)を招待できる計算です。
たくさんの御支援、本当にありがとうございます。
目標までは、まだまだ遠い道のりとなっておりますが、この企画だけはメチャクソ頑張って、メチャクソ頭を下げまくって、必ず実現させますので、引き続き応援宜しくお願いいたします。
※子供達への御支援はコチラから↓
家庭の事情でエンタメを受け取れない子供達をミュージカル『えんとつ町のプペル』に無料招待したい! | クラウドファンディング - PICTURE BOOK
https://www.picture-book.jp/projects/2025poupelle-musical-gift
#ピクチャーブック
さて。
今日も、このクラウドファンディングに関係のある話なのですが、「今、タレントさんは独立しやすい時代になったけれど、タレントさんと、そのファンの方はココは気をつけておいた方がいいかも」と思うことがあったので、その話をさせていただきたいと思います。
これは映画や舞台を作られている方にも通ずる話だと思うので、耳を傾けてやってください。
「経営者視点で自分の発信を見直してみてください」という話なのですが、それこそ、今回のプペルのクラウドファンディングは、たくさんの方に御支援いただいて、それによって、経済的な理由でエンターテイメントを受け取ることができない子供達に無料でミュージカルを届けることができているわけですが、自分で言うのもアレなんですけれど……これ、何故、支援が集まってると思います?
おそらく最も誤っている見方は「西野の盲目的なファンが、愛する西野さんの為にお金を出している」で、その理屈がまかり通るなら、すべてのアイドル、すべてのアイドル俳優が同じことができるハズなんです。
舞台に出ただけで「キャー」という黄色い声援が上がる人が、同じことできるハズなんです。
でも、実際、「(毎回)大きな支援が集まっている」ということって、あまり起きてないですよね?
もっとも、「ただ、クラウドファンディングをやっていないだけ」というのもありますが。
つまり「熱狂的なファンが支援している」という見方はちょっと違っていて、たとえば今回のクラウドファンディングだと「ミュージカル『えんとつ町のプペル』を100人の子供達にプレゼントする」という支援枠があって、それって『60万円』なんです。
そんなの、とても女子高生や主婦が出せるお金じゃありません。
自分はプラットフォームを運営している側の人間なので、「どういう属性の人が子供達100人の為に60万円を出してくれたか?」を把握しているのですが、これは、揃いも揃って『経営者』さんなんです。
西野の熱狂的なファンでもなければ、べつに西野のイベントに日常的に参加しているわけでもない(なんなら西野のイベントには1~2回しか行ったことがない)経営者さんです。
こういう方が結構、支援してくださっていて、そのおかげで、僕らは子供達にエンターテイメントを届けることができていて、そのおかげでCHIMNEY TOWNのイベントの客席は本当に老若男女になっているわけですけれど…、表現者ならば、ここはちょっと目指したいじゃないですか?
「自分と一緒にどんどん年老いていく客席」よりも、「自分と同い年ぐらいの方もいて、そして、自分達が築いてきた文化を愛してくれる若い子や、子供達もいる客席」を目指したいじゃないですか?
「支援」や「スポンサー」を味方につけることによって、その未来を迎えることができるのであれば、そりゃ味方につけた方がいいわけで、その時、「そもそも、どういう人がスポンサーになってくれるの?」と考えたら、答えはやっぱり『経営者』なんですね。
預かったお金の説明責任を果たして、納得させろ
となってくると、次は「経営者はどういうプレイヤーを支援してたいか?」を考える必要がある。
もっというと、「経営者は、大切なお金をどんな人に託したいか?そして、どんな人に託したくないか?」です。
経営者とて、お金を作るのって簡単じゃないんです。
起業したその日から毎日頭を抱えていて、不安が消える日なんて一日も無いんです。
会社員とは違って「働けば給料がもらえる」という世界には生きていなくて、どれだけ働いても価値を生むことができなければ年収ゼロ円だし、どれだけお金を作っても、社員がお金を溶かせば大きな借金を抱えて、中には首を吊る人だっています。
多くの人が見誤っているのは、経営者というのは「お金をたくさん持っている人」じゃないんです。
経営者の正体は「四六時中、費用対効果を考えて、お金を1円たりとも無駄に使わない人」です。
これ、今、世の中の経営者さん(および個人事業主)はホルモンのライブぐらい首を縦振りしていると思いますが(笑)、「自分の金銭感覚は狂ってない」と信じきっているサラリーマンとか主婦とかの方がお金を無駄遣いしています。
CHIMNEY TOWNでも一番お金を溶かすのは一年目の子なんです。
なので、「経営者=お金を持っている人」と認識しているうちは何も見えてこないと思うのですが、繰り返しますが、経営者は「お金を1円も無駄に使わない人」です。
そんな経営者が、どんな人に大切なお金を託したいか?
そして、どんな人に大切なお金を託したくないか?
答えはシンプルで「お金を溶かさない人に託したくて、お金を溶かす人に託したくない」です。
「(お金を)使うor使わない」じゃないですよ?
「(お金を)溶かすor溶かさない」です。
つまり、「託したお金の使い道の最適解を出してくれるか?」…あなたのスポンサーとなりうる経営者が見ているのはココです。
なので「俺、お金のこと分かんないっすー」と言って、職人風を気取ってるヤツになんか、絶対に託さない。
経営者からすると「どんだけ汗水たらして、どんだけ不安や痛みを覚えて稼いだお金だと思ってんだよ」という話で。
これは、全クリエイター、全表現者に言えることですが、「俺、お金のこと分かんないっすー」「キャー、○○さん、職人っぽくてカッコイイー」が通用するのは、芸能事務所に所属していて、それら一切の面倒を芸能事務所が背負ってくれている間だけだからなっ!!…です(笑)
この前、「スポンサーが集まらないです」と嘆いている舞台屋がいたのですが、そんなの当たり前で、「お前の毎日の発信(お金オンチ)を見て、どの経営者がお前にお金を託すんだよ」という話で、それ(お金に無頓着)をファンが称賛している感じも完全に悪循環なんです。
朝から説教臭くて申し訳ありませんが、全クリエイターに言いたいのは、「プロとして自立したいのであれば、贅沢には無頓着でいいけど、予算には頓着しとけ。そして、預かったお金の説明責任を果たして、納得させろ」です。
応援しています。
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