クリエイティブに必要なのは「締切」
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https://voicy.jp/channel/941/749178
確実に起きる(すでに起きている?)2つの問題 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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あなたのプロジェクトにおける「アンカー」は何ですか?
昨日、フィナンシェの話をさせていただきましたが、フィナンシェを作った国光さんとはもう結構古い関係で、二年に一度ぐらいガッツリお話しさせていただいています。
「そっちは、どんな感じっすか?」みたいな雑談を。
一昨日、国光さんと話していた中で、やっばりAIの話になるわけですが、二人とも「ここは押さえておかなきゃダメだよね」というところは一緒だったので、今日はそちらを共有させていただきます。
大きく二つあって、一つ目は『ここからのクリエイティブは【AIで生成できないモノ】を絡めないと終わる』という無慈悲な現実です。
これに関してはCHIMNEY TOWNの公式HPで販売されている『キンコン西野のマーケティング講座2024』で是非学んでいただきたいのですが、触りだけいうと、僕らのチームは「AIで生成することができないもの」を【アンカー(錨)】と呼んでいて、新たにプロジェクトを立ち上げる時には必ず「このプロジェクトのアンカーは何だ?」という議論をおこなっております。
そして、そこで「アンカー」が出てこなければ、そのプロジェクトはスタートさせない。
具体的に言うと、どれだけ素晴らしい脚本が書けようが、どれだけ素晴らしいイラストが描けようが、どれだけ素晴らしいテーマ曲が生まれようが、その作品あるいは、その作品を届ける過程に「アンカー」が無ければ、その作品は作り始めない…といった感じです。
AIが作れるものを作っても、時間とお金を溶かすだけなので。
さて、あなたのプロジェクトにおける「アンカー」は何か?
是非、考えてみてください。
僕たち現代人に求められるのは「ブラ下がり力」
国光さんとの話の中で出てきた二つ目の問題は、AIによって地球人全員がクリエイターになるので、あるいは動画メディアや音声メディアによって地球人全員が発信者になるので、『見てくれる人がいない問題』は確実に起きるし…ていうか、すでに起きている。
AIという魔法によって、たしかに上手い絵は描けるようになったけれど、それを見てくれる人がいない。
たとえば、AIアートの初期の頃に飛び付いた人は、その当時はまだ見てくれる人がいたんです。
「スゲー、こんなの描けるんだー」という驚きがまだあったし、AIアートのプレイヤーがまだ少なかったので。
でも、さすがに2024年にもなると「AIアート」で注目を集めるのは難しくて、こうなってきた時に僕たち現代人に求められるのは「ブラ下がり力」で、「どこに(誰に)ブラ下がるか?」をそろそろ真剣に考えなきゃいけない。
ここが結構難しいと思っていて、余裕がない人ほどプライドが高いから、「お世話になりまーす」「お邪魔しまーす」「ごちそうさまでーす」ができなくて、「俺は自分でやる!」という舵を切ってしまう。
厄介なのは、どれだけ才能が無くても、AIのおかげで「立ち上げるところ」まではやれてしまう…という部分ですね。
だから、よけいに「撤退」の踏ん切りがつかない。
昔は「もう、お前はムリだから」という強制退場(肩たたき)の仕組みがあったので、まだ良かったのですが、今はそれが無いから(自分で自分をクビにしなきゃいけないから)大変です。
今日の話はどちらも自分に問わなきゃいけないことです。
話をまとめると…
一つ目は、
「私のプロジェクトのアンカーは何なのか?」
二つ目は、
「私は誰にブラさがるのか?」
ここの答えは持っておいた方が良さそうです。
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では今、サロンメンバーの皆さんと共にAIを使って『夢幻鉄道』という絵本を作り始めました。
今日のお話に出てきた「アンカー」が大きく関わってくる試みなので、興味がある方は是非是非のぞいてみてください。
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【注意】
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