信頼と依存
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仕事の創り方 ~印刷物はどの瞬間に価値が生まれるのか~ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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『えんとつ町のプペル オリジナルバインダー』の評判がすこぶる良くて…
今日の放送は主に舞台関係者さんに向けた内容になりますが、それ以外の方にとっても「仕事の創り方」のヒントになると思うので、どうぞお付き合いください。
これまでに2~3回ほどVoicyでお話しさせていただきましたが、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のニューヨークチームのキャストとスタッフのテンションを上げようと思って、そしてプレゼン公演に来られる投資家に『えんとつ町』の世界観(ビジュアルイメージ)を知っていただく為に、彼らに渡す台本(バインダー)をオリジナルで作ったんです。
そして、この『えんとつ町のプペル オリジナルバインダー』の評判がすこぶる良くて(結構こだわって作ったんです!)、「こんなに喜んでもらえるものを関係者だけのものにしておくのは勿体無い」という話になりまして、日本向けに販売を開始したんです。
現在もクラウドファンディング(PICTURE BOOK)で予約を受付中でして、すでに【1146部】の御注文をいただいております。
予約締め切りまで、残り【24日】なので、迷われている方は是非!
※オリジナルバインダーの御予約はコチラから
→https://www.picture-book.jp/projects/chimney-binder
そんなこんなで、今日は舞台関係者さんに向けて「やってみて分かったけど、グッズでバインダーを販売するのって、すっごくイイよ!」という耳寄りなお話をさせていただきたいと思います。
もう少し掘り下げた結論を先に言っちゃうと、「普段応援してくださっているファンの方に、自分達のオリジナルバインダーを持っておいてもらうのは、すっごくイイよ」といったところなのですが…
印刷物が分かりやすく価値を生む瞬間は「綴じた時」
「印刷物は、どの瞬間に分かりやすく価値を生むか?」について考えたことあります?
これ、ほとんどの人が考えたことは無いと思うのですが、ほとんどの人が知っているんです。
印刷物が分かりやすく価値を生む瞬間って、「綴じた時」なんです。
それこそ、紙に印刷された文章であれば、一冊の本になった時。
写真なら写真集になった時。
文章と写真の合わせ技ならパンフレットになった時。
プリントされたイラストならば額装された時。
僕らは「綴じられた状態」に様式美のようなものを感じ、そこにお金を払っています。
コピーされた新刊の原稿が200枚“綴じられていない状態”であっても、あまり買う気にはなれない。
絵なんか売っていると分かりやすいのですが、「額装されていない絵」と「額装された絵」では、売れ行きが全然違うんです。
「じゃあ、綴じちゃえばいいじゃん」という話なのですが、どっこい、印刷物は「綴じる」のに1番お金がかかるんです。
印刷物なんだから、注文が入った分だけ印刷すればいいハズなのに、「綴じる作業」に関しては事前に工場に数(ロット数)をお伝えしておかなくちゃいけなくて、綴じすぎちゃうと次は印刷物なのに「在庫リスク」を抱えることになる。
皆さん、すっかりお忘れですが、印刷物には本来、「在庫リスク」なんて無いんです。
さっきも言ったように、注文が入れば入った分だけ印刷すればいいだけなので。
印刷物に在庫リスクを発生させている悪玉は、この「綴じる」という行為なんです。
だけど、印刷物は綴じないと価値が生まれにくい。
お客さんが「綴じる装置」を持っていたら…!
ここまで話せば、もうオチが見えてきた思うのですが、自分達のことを応援してくださっている方がオリジナルバインダーを持っていたら…つまり「綴じる装置」を持っていたら、印刷した紙を単体で販売することができるんです。
印刷した紙を単体で販売しても、価値を生むことができる。
たとえば劇団の方なら、公演ごとにフライヤーをデザインされるでしょう?
フライヤーって、せっかく、こだわって作ったのに、販売できないじゃないですか?
なんか、「買うもの(グッズ)」に入ってないですよね。
でも、お客さんが自分達の劇団のオリジナルバインダーを持っていたら、フライヤーをちょっとイイ紙(厚紙)に印刷すれば、コレクターアイテムとして販売できる。
CHIMNEY TOWNはこれを「アートシート」と呼んでいるのですが、今後、映画やミュージカルを作る度に、その作品のアートシートを販売していきます。
すでにコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』のアートシートの制作は進めています。
いろんな種類を出して、1枚400円とかで。
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、劇団のパンフレットも、ぶっちゃけ「お目当てのページ」とかがあるじゃないですか?
自分の推しの役者が出ているページだけを欲しかったりするけれど、綴じているから、それができない。
だけど、バインダーならば、ページごとに購入することが可能なので、購買に繋がりやすい。
CHIMNEY TOWNはアメリカで日常的に使われている(日本には無い)三つ穴のバインダーを使用しています。
そうすれば三つ穴のアートシートを販売すれば、「CHIMNEY TOWNのバインダーを買おう」という流れが生まれるので。
今日の話を舞台関係者以外の方が、どう捉えるのが正しいのか?
おそらく今日の話のハイライトは「印刷物は綴じた瞬間に価値が生まれる」というところで、同じような事例が他でもきっとあると思うので探してみてください。
2024年になって「バインダー」に手をつけるとは思いませんでした。
『えんとつ町のプペル オリジナルバインダー』はコチラ↓
https://www.picture-book.jp/projects/chimney-binder
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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