富裕層への理解が浅い日本人が、簡単に正しくVIP戦略を立てるには? 西野亮廣がノウハウを伝授!――2023年ランキング1位『夢と金』必読の理由

2024年03月03日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2024年3月1日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

『夢と金』の中でも、かなり厚めに書いた「VIP戦略」

 
2023年に出させていただいた『夢と金』という本が発行部数23万部という(現代ではヒットと呼んでいい)結果が出たわけですが…その本の中で、飛行機のビジネスモデルを例に『VIP戦略』について、かなり厚めに書いたんです。
 
「ファーストクラスの人から大きなお金をいただいているから、エコノミー席は、あの値段で済んでいるのに、普段、エコノミー席を利用している人達の中に、ファーストクラスに対して『高い!』と批判して、ファーストクラスを潰しにかかる人いるけど、それ、自爆行為ですよ?」というアレです。
 
すっごい端的に言うと、自分の生活圏内、商圏、あるいは、自分が利用するサービスの中に、富裕層がいた方が絶対に得なんです。
 
税金で考えたら分かることだと思うのですが、あなたの村に、イーロンマスクと、ビルゲイツと、ジェフベソスと、ベルナールアルノーが住んでいたら、村の公共サービスは全て無料で利用できるのに、「村から出ていけー」と竹槍でツンツンしてしまっている…みたいな話です。
 
心の底から「…いや、マジで何やってんの」と思いますが、これが日本人のマネーリテラシー、ビジネスリテラシーの現状だったりもします。
#どうか次の世代を生きる子供達には受け継いで欲しくない
 
それもあって、世のお父さんお母さんに、そして、学校の先生方に向けて、「あんたの子供を守りたいのなら、ちょっとは勉強しなさい」とブチギレ説教をかましたのが『夢と金』です。
 
まだ読んでいない大人は全員読んでください。
自分がどれだけ愚かで、子供達に対して、これまでどれだけ残酷なことをしていたかを御理解いただけると思います。
『夢と金』(西野亮廣)
 
 

「VIPサービスの仕掛人か、VIPを雇う」が一番てっとり早い

そんな本の影響があったと思うのですが、日本でも、ようやく去年の夏祭りあたりから『VIP席』というのが積極的に出されるようになってきて、「VIPを取り込むこと」の重要性が少しは広まったように思うのですが、数百社のコンサルをしていて目の当たりにするのは、「VIP商品(サービス)の設計があまりにも、あてずっぽうすぎる」という現実です。
 

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

富裕層への理解が浅い日本人が、簡単に正しくVIP戦略を立てるには? 西野亮廣がノウハウを伝授!――2023年ランキング1位『夢と金』必読の理由

https://goetheweb.jp/person/article/20240301-nishino-134

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