詐欺師と会った感想
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
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イケてる美容室は知識のターミナル | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「イケてる美容室は知識のターミナル」というお話をしたいと思います。
お知らせ!西野の絵本最新作が発売したよ!
本題に入る前にお知らせをさせてください。
僕の絵本最新作『みにくいマルコ 〜えんとつ町に咲いた花〜』が発売となりました。
(※こちら→)みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~ | にしの あきひろ |本 | 通販 | Amazon
今回の物語は恋物語がベースになっていますが、今の僕の気持ちを反映させていて、ラストシーンは僕の本音でもあります。
その辺りの事情も踏まえて読んでいただけると嬉しいです。
そして、こちらの作品はサイン本のご予約も承っておりまして、お求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。
サイン本屋さんでは『みにくいマルコ』以外のサイン本も並べているのですが、僕が本当に毎朝、サインをせっせと入れて、梱包して、配送に励んでおります。もう内職中の内職です。
(※こちら→)https://nishino.thebase.in/items/28763178
よろしくお願いします。
お知らせ!隔週土曜日放送・スナック西野
そして、お知らせがもう一つあります。
月に2度、僕の友達を僕の自宅に招いて、呑みながら語り明かす『スナック西野』という月額590円のYouTubeのメンバーシップをやっております。
そして、本日は、その配信日てすが、今回のゲストは美容室NORA代表の広江一也さんです。
NORAさんは、このコロナ禍で、あらたに5店舗増やした美容室なんですけども、「なんで、そんなことが可能だったのか?」とか「なんで、そんなことをしようと思ったのか?」というお話をさせていただいています。
現場の話のなので、手触りしかありません。
興味がある方は僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の画面下にある「メンバーになる」をクリックしてみてください。
「スナック西野」は隔週土曜日放送です。
(※コチラ→) https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg/join
スマホは情報格差をめちゃくちゃ生んでいる
そんなこんなで、本題です。
今、知りたいことがあったら、スマホでいくらでも調べられるじゃないですか?
あるいは、調べなくても、毎日、たくさんの情報がスマホの画面に流れてくる。
情報が向こうからやってきてくれます。
ただ、そこで調べられる情報や、流れてくる情報が「世界の全てか?」と訊かれると、まさかそんなことはなくて、
スマホでは「ほぼ知っている情報」しか検索できないし、スマホには「ほぼ知っている情報」しか流れてこないんですね。
ブロックチェーンのことを知っている人しか「スマートコントラクト」について検索しないし、
テレビタレントの惚れた晴れたに逐一反応している人のスマホには、NFTの情報なんて流れないんです。
スマホの中に流れてくる情報と言うのは、スマホの持ち主が求めていそうなものが流れるようになっているので。
なので、スマホというのは実は情報格差をメチャクチャ生んでいる。
僕らは本当に必要な情報を手に入れてる?
ところで、インターネットが普及する前は、僕らはどこで情報を手に入れていたのでしょう?
パッと思いつくのが、新聞やテレビですよね。
でも、新聞やテレビも、本質的にはインターネットと同じで、読者が視聴者が求めているような情報が流れてくるんです。
そりゃそうですよね。
部数を稼がないといけないし、視聴率を稼がないといけないので。
たとえば、一年前。
インドと中国の軍が衝突して、インドの兵隊さんがたくさん亡くなっちゃったんです。
この国境を巡る対立で死者が出たのは、1975年以来45年ぶりだそうです。
想像してください。
サラッと言っちゃってますが、インドと中国がぶつかって、具体的に死者も出ているんです。
これって、大変なニュースだと思いませんか?
だけど、ほとんどの日本人が知らない。
なぜか?
その時期、日本人はアンジャッシュ渡部さんの不倫に夢中だったからです。
テレビでは連日、「アンジャッシュ渡部さんの不倫」という、第三者からしてみれば実にどうでもいい情報が流れて、多くの人がそこにチャンネルを合わせるもんだから、次の日もアンジャッシュ渡部さんの不倫の続報が流れるんです。
この仕組みで回っているメディアから、本当に必要な情報が流れてくると思いますか?
「一つも流れてこない」とは言いませんが、あんまり流れてこなさそうです。
日本人は世界から遅れをとって当然
5年ほど前の数字ですが、Yahooのトップニュースのカテゴリーの割合が各国で出たんです。
「世界のニュース」や「自国のニュース」や「スポーツ」といったカテゴリーです。
そこには「芸能ニュース」というカテゴリーがあって、
たとえば、イギリスでは「芸能ニュース」が全体ニュースの12%を占めていたんです。結構多めですね。
一方、アメリカは3%です。
アメリカは、学生さんも積極的に政治経済の問題や、差別の問題などと向き合っているんですね。
まぁ、世界的になんとなく、これぐらいの数字なんですけども、日本は全体のニュースの中で「芸能ニュース」がどれだけ占めていたか?
答えは【35%】です。
生きていく上で全く必要のない芸能人の惚れた晴れたに、日本人は35%を割いているんです。
ちょっとゾッとしますよね?
そりゃ、世界から遅れをとって当然です。
美容室が知識のターミナルになる
日本に住んでいる以上、自分から情報を取得しにいかなければ、どんどん遅れをとってしまいます。
だけど、「鮮度や重要度の高い情報」は、どこにあるのでしょう?
超イケてる人のビジネス書かもしれないし、今だとメルマガやオンラインサロンかもしれません。
オフライン空間だと、それはどこか?
ちょっと前だと(今もそうなのかは知りませんが)、京都のお茶屋さんとか、銀座の高級クラブが、それだったんです。
第一線でバリバリやっている社長や、いわゆる「先生」と呼ばれる人が、連日訪れて、そこで今、とりくんでいる話などをするもんだから、高級クラブのホステスさんとかは、情報リテラシーがメチャクチャ高い。
でも、だからといって、京都のお茶屋さんや銀座の高級クラブにフラッとは行きにくいですよね?
じゃあ、それに変わる場所が何かないかなぁと思っていたところに、やってきたのが、(僕の場合は)NORA美容室です。
もっというと、NORA美容室のオーナーの広江一也さんです。
多くの起業家さんや、学者さんが、広江さんのところで髪を切っているので、広江さんの情報量ってすごいんです。
どれだけ高尚な人でも、どれだけ時給の高い人でも、髪を切っている時間は、広江さんに割いているんですね。
昨日も僕はNORAさんで髪を切っていたんですけど、そこで広江さんから「孔雀が求愛の時に広げる羽は、大きくてカッコ良ければその分、モテるのですが、一方で、大きくてカッコ良ければ良いほど、目立っちゃって、今度は外敵に狙われるので、種を残す為には、『ほどほどにする』というのが大切らしいですよ」という話を教えてもらったんです。
先日、髪を切りに来た生物学者の先生から聞いたそうです。
こんな話って、本来は、美容師さんから飛び出てこないじゃないですか?
ちなみに、この話の前は、NFTの話をしていました。
美容室って、店によっては「知識のターミナル」みたいになっているので、そういう店を見つけるとイイと思います。
本日の『スナック西野』のゲストはNORAの広江さんです。
面白い話がたくさん聞けたので、是非、ご覧ください。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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