災害とコミュニティー

2024年01月05日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/697304

災害とコミュニティー | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/697304

 
 

「オンライン共助」みたいなこと

 
昨日の放送でお伝えしたとおり、今回の震災で被災されたピアニストの西村広文さんのクラウドファンディング(オンラインコンサートのチケット販売)が無事にスタートしまして、すでに、1300名を超える方に、西村広文オンラインコンサートのチケットを御購入いただいております。
 
「ピアノコンサートを手配するので、あとは頑張ってください」という丸投げ甚だしい(被災された方への労りが欠落しまくっている)企画ですが、エンタメ屋さんには、それぐらいの負荷がちょうどイイと思っていて、僕としては「プロモーターとして、西村さんのライブを成功させるぞ!」ぐらいの気持ちで進めています。
 
それが結果的に、西村さんや、西村さんのご家族や、西村さんの地元の方への支援に繋がればいいなぁと。
 
そんなこんなで、現在、クラウドファンディング(@ピクチャーブック)実施中ですので、是非是非応援宜しくお願いします。
 
チケットはコチラから→https://www.picture-book.jp/projects/concert
 
 
さて。
 
今回のような天災を前にすると、毎度自分の非力さを思い知らされますが、だからといって、「手も足も出ない」ということは無くて、コロナの時も、熊本地震や熊本豪雨の時も、西日本豪雨の時も、災害発生と同時に動いて、自分達ができる範囲でサポートさせていただいております。
 
思うようなサポートができなかったのは、東日本大震災の時で、あの時はハイエースに支援物資を詰め込めるだけ詰め込んで、NONSTYLEの石田君と仙台に向かいましたが、今以上の非力さを感じました。
 
その違いは明らかに『コミュニティー』の有無で、僕のサロンメンバーさんならもう何度も見てきた光景だと思うのですが、オンラインサロンでは大きな災害が起きたらソッコーでスレッドが立ち上がって(今回は僕が機内にいたので数時間おくれた)、そこで安否確認と情報共有がおこなわれ、それこそ熊本豪雨の時なんかは、河川が氾濫した速報が出てから2時間後には、熊本支援のクラウドファンディングが立ち上がって、支援活動がスタートしていました。
 
「自助」「共助」「公助」とありますが、あの時はガチガチにコロナ禍で、県外の移動は禁止みたいな時で、公助のスピードに期待できなかったので、「オンライン共助」とでもいいましょうが、「自分達でやれることはやろう」「県内で土砂のかきだしの手伝いにいける人、いますか?」「ボランティアスタッフの宿代はコチラで確保します」「クラウドファンディングの支援金から高圧洗浄機も20台購入して、2日以内に送ります」みたいなことが起きていました。
 
 

フェイクニュースがないからスピード感がある

 
僕、コロナ前あたりに一度、オンラインサロンをやめようと思ったことがあったんです。
 
オンラインサロンを成功させる方法はもう分かったし、このままオンラインサロンを続けちゃうと、オンラインサロンメンバーのリクエストに引っ張られそうだったので、ここらでスパッとやめて、次に進もうと思っていました。
 
その時に、当時のマネージャーから、「西野さん。オンラインサロンをやめて、オンラインサロンの売上がゼロになる分には構いませんし、そこは西野さんも同じ気持ちだと思いますが、サロンを辞めてしまうと、大きな災害が起きた時に、助けられない人が出てきますよ」と言われて、その言葉が凄く刺さって、踏みとどまったんです。
 
その直後ぐらいにパンデミックが起きて、立て続けに熊本の水害が起きた。
 
今思うと、あの日のマネージャーの言葉は完全に正しくて、オンラインサロンが無かったら救えなかった人がもっと増えていたんです。
 
今回の西村さんの件にしても、すぐにサロン内で話が上がって、一気に皆が支援に向かいました。
 
日本に住んでいると、最近はナンジャカンジャで年一ペースで大きな災害が起きるじゃないですか。
 
水害なんて、ペースアップしている気がしますし、南海トラフもいつ爆発するか分からない。
 
もちろん行政の方はメチャクチャ頑張ってくれていますが、すぐに被災者全員をケアすることは難しいわけで、そう考えると、僕らはもっと「共助」と向き合うべきだと思います。
 
メチャクチャ生々しいことを言うと、これは皆さんも経験されていると思いますが、SNSのタイムラインに流れてくる被害報告・SOSって、これだけフェイクニュースが当たり前になった時代だと、すぐには信用できないでしょ?
 
こんな時でも、フェイクニュースを流すバカは実際にいるわけで。
 
コミュニティー内ではそれが一切無いんです。
 
嘘をついて、VIEW数を伸ばしたら、自分の立場が悪くなるから。
 
コミュニティー内の支援にスピード感がある理由はそれです。
 
こんなこと誰も教えてくれないと思うので、コミュニティーサービスのパイオニアが、災害時のコミュニティーの重要性についてお話しさせていただきました。
 
被災された皆さまが一日も早く日常生活が取り戻せるよう、引き続き、復興に向けアレやコレやと仕掛けていきたいと思います。
 
頑張ろう!
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
  
 
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