販売や集客に苦しむ人の残念な癖

2023年12月16日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/681235

販売や集客に苦しむ人の残念な癖 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/681235

 
 

「圧倒的な作品・商品・サービスを作る」というのはドレスコード

 
この話は、2年くらい前にも話したのですが、今も尚、数字で結果が出ていることなので、「やっぱりそうだよね」という意味を込めて、あらためて共有させていただきます。
 
「集客」や「販売」に関するお話です。
 
言うまでもありませんが、まず大前提として、「良いものを作らないと売れない」というのは間違いないですが、「良いものを作れば売れる」ということでもありません。
 
「圧倒的な作品・商品・サービスを作る」というのはドレスコードで、まずはここでほとんどの人が脱落してしまう。
 
特に今はAIやら何やらで、誰でもクリエイターになれる時代になって、かつ、皆、自分の作品が可愛くて仕方がないから自己評価アゲアゲ状態で試合に参戦してしまうので、「売れない人」が増えている。
 
加えて、世間から打ち切られても、SNSやYouTubeや発信を続けられて、やめるキッカケが無いので、ズルズルと深みにハマってしまう人(次のキャリアに切り替えられない人)も増えている。
 
自分を俯瞰的に見る力が非常に求められる時代なのは間違いないのですが、クラファンのリターンで糞だせえオリジナルTシャツを作る人が後を絶たないところを見ると、皆、「自分だけは違う」と思っちゃうのかもしれません。
 
自分でゼロから生み出すのなんてほとんど無理なのだから、皆、「あやかる」とか「勝ち馬に乗る」とか「巨人の肩に乗る」ということともっと素直に向き合えばいいのになぁと思いつつ、「自分の表現ができていない人ほど(みたされていない人ほど)、承認欲求に溺れて、それができないんだよなぁ」と思いつつ、なかなか過酷な現代を眺めています。
 
 

「知っていてやらない」のと「知らない」のとでは天と地ほどの差がある

 
そんな中、「作品や商品やサービスのクオリティーはクリアした上で(良いモノを作った上で)、販売や集客に必要なのは何なのか?」という話なんですけども…持ち合わせておかなきゃいけないのは二つで、一つ目は『情報』。
 
そして、二つ目は『しつこさ』です。
 
当たり前の話ですが、クラウドファンディングを知らない人はクラウドファンディングができないわけで、それこそ「クラウドファンディングでニーズ調査」という選択肢を持っていない人が未だにいる。
 
くれぐれも「クラウドファンディングをやれ」と言っているわけではなくて、クラウドファンディングは一つの例で、「知っていてやらない」のと「知らない」のとでは天と地ほどの差がありますよ…という話です。
 
意識高い系だの何だの揶揄されたりするのかもしれませんが、僕は結構、ビジネス書を読むのですが、まず「売れているビジネス書(売れている人のビジネス書)」はとりあえず読んでおいた方がいいと思います。
 
参考にするかしないかはさておき、情報として仕入れておいた方がいい。
 
 

「しつこさ」が圧倒的に不足している

 
「販売と集客に必要なものは一つ目が『情報』、二つ目が『しつこさ』」とお伝えしましたが、今日とくにお話ししたいのは、一つ目の「積極的に情報を取りに行け」という話ではなくて、二つ目の「しつこさ」についての話です。
 
ここが冒頭で申し上げました「数字で結果が出ている」という部分なのですが、僕、最近のVoicyの頭では毎日『キンコン西野のマーケティング講座2024【上級編】』の告知をしているんです。
 
(※こちら→https://www.picture-book.jp/projects/marketing
 
告知をスタートさせてから、2週間ぐらい経ったんですかね?
 
本当に毎日告知をしていて、現在、『キンコン西野のマーケティング講座2024【上級編】』の受講者数は1650名を突破したわけですが、昨日も50枚ぐらい売れてるんです。
 
一昨日も50枚ぐらい売れていて、3日前も50枚ぐらい売れているんです。
 
初日に1500枚ぐらいがドカーン!と売れたわけじゃなくて、告知を何度か聴いているうちに「まぁ、西野の勉強会に参加してみるか」と思う人が1日50名ぐらいいるよ…という話です。
 
ココ、大切なのでもう一回言いますね。
 
1回目の宣伝では買わなかった人でも、2回3回と宣伝を繰り返し聞くうちに「買おうかな」という気持ちになってくれることがあって、それを「ザイオンス効果」とか「単純接触効果」とか言ったりするんですけども、多くのサービス提供者は、販売情報をターゲットに一回伝えただけで「このお客さんには宣伝したよな」で宣伝を辞めちゃうんです。
 
告知を辞めちゃうんです。
 
1回目の宣伝では買わなかった人でも、2回3回と宣伝を聞くうちに「買おうかな」という気持ちになってくれることがあるのに。
 
「しつこさ」が圧倒的に不足しているんです。
 
雨の日も風の日も、病める時も健やかなる時も、毎日淡々と告知できる人って、ほとんどいないんです。
 
僕、集客とか販売とかが結構得意な方だと思うのですが、そんな僕から言わせると集客や販売って「情報(ノウハウ)1割、しつこさ9割」です。
 
今日の放送を「告知をすぐに辞めてしまうあなたのチームのスタッフ」にシェアしてくださいな。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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