おかえり堤下

2023年10月27日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/644798

おかえり堤下 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/644798

 
 

今日は、「お手紙」のような内容です

 
すでにお聞きになられている方もいらっしゃるかとは思いますが、インパルス堤下が1年4ヶ月ぶりに戻ってきました。
 
というわけで今日は、僕の大切な友達に宛てた「お手紙」のような極めて個人的な内容になるとは思いますが、よかったらお付き合いください。
 
2022年の6月。
 
二度目の事故(睡眠導入剤を飲んで車を運転)のニュースを聞いた時は「何やってんだよ」と思いました。
 
「活動再開して、やっと軌道にのってきた時だろ、このバカヤロウ」と。
 
同時に、「睡眠薬を手放せない身体」になってしまっていることが心配で、二度目の事故のニュースは、助けを求めているようにも見えました。
 
心配されたら笑えなくなるので、芸人相手にこんなことは言うべきではないのですが、「死んだら、どうしよう」と本気で考えました。
 
女性関係で揉めたのか何なのか知らないけど、一時期、LINEのアカウントも消えちゃって、うまく連絡が取れない時期もあって、その時は本当に心配しました。
 
とにかく最悪の事態だけは回避したくて、謹慎中に彼を何度か飲みに誘いました。
 
その時もどこか落ち着かない様子で、きっと、まだ症状が良くなっていない…というか、深くて暗い穴から抜け出せていない(戻り方が分からなくなっている)のだろうと思いました。
 
堤下からしたら、「これは一体、何の飲み会なのかな?」という疑問があったかもしれません。
 
「まだ帰るなよ」と言って、結構、遅くまで連れ回しちゃって申し訳ないことをしちゃったけど、ただの「時間稼ぎ」のような夜になっちゃったけど、あそこで手を離したら、本当に消えて無くなりそうだったので。
 
僕は、こんな性格なので、睡眠薬や抗うつ剤、その他、精神安定剤の類を一切服用したことがないので「抜け出せない苦しみ」を本当の意味で理解することはできません。
 
ですが、穴から抜け出す方法を探り続けることと、友達として近くにいることぐらいはできるので、日本中が何を言おうと、堤下の味方でいることを決めました。
 
あと、「生きる理由」があった方がいいと思ったので、ちょっと先の約束…、「復帰後の舞台」を約束しました。
 
「出番を必ず用意するから、腕を鈍らせないでね」と。
 
僕は結構「有言実行」の男なので、この約束は、かなり近いうちに果たします。
 
 

仕事を失ったぐらい屁でもない

 
堤下は二度の事故でいろんなものを失いました。
 
一度、「精神的に大丈夫かしら?」という心配を持たれてしまうと、堤下を起用する側にもリスクがあるし、テレビ復帰もそう簡単にはいかないと思います。
 
この間に若手芸人は増えているわけだから、劇場出番をたくさん貰えることも無さそう。
 
でも、そんなのは大した問題じゃない。
 
僕を見てもらったら分かると思うのですが、西野なんて、「いただいている仕事」の方が稀で、基本的には自分の仕事は全部自分で作っています。
 
吉本興業を辞めた直後は「腫れ物のように扱われた時間帯(干されていた?)」もあったのかもしれませんが、そんなもの(業界の圧力や忖度)には気づかずに活動できていた理由は、自分で仕事を作り続けていたからです。
 
その延長で、今もメチャクチャ忙しいし、ワガママな活動を続けているうちに、テレビからもお声がかかって、お力になれそうな番組には元気に出させていただいております。
 
マメな堤下のことだから、今日のこの放送を聴いていると思うので、あえて、ここで言わせてもらいますが…仕事を失ったぐらい屁でもないので、そんなのでクヨクヨしないで欲しいです。
 
堤下の不幸中の幸いは、キングコングの西野と梶原を失っていないことで、そこは頼って欲しいです。
 
結構、頼りになると思います。
 
昔、よく堤下の実家にも遊びに行ってて、堤下の父ちゃんや母ちゃんとも、よく一緒に呑んでたんです。
 
近所の坦々麺屋さんにも行ったし、スナックみたいなところにも行った気がします。
 
堤下の母ちゃんは「さ江子」という名前で、僕からはいつも「さ江子、さ江子」と呼び捨てで呼ばれていて、毎回、西野が出合頭にさ江子のオッパイを揉んで、さ江子が「もうっ💖」と言って、堤下が「『もう』じゃねーよ!」とツッコむところまでのワンセットがありました。
 
ほんと、フザけた母ちゃんなんですけども、そんな、さ江子は毎回別れ際に「西野君、敦を頼むね」と言っていたんです「アイツ、馬鹿だから」と。
 
さ江子は3年前に死んだんですけども、きっと今も息子のことが心配で心配で胸が潰れそうになっているのだと思います。
 
さ江子はパンチパーマなのに、心配性だったから。
 
パンチパーマは関係ないか(笑)
 
今も彼女の「敦を頼むね」という声は僕の中で残っていて、何度も何度もグルグル回っています。
 
ここで、何もしなかったら、さ江子に呪われそうじゃないですか?
 
パンチパーマの女性の幽霊とか絶対に怖いでしょ。
 
なので、とりあえず、僕にできることはやっていこうと思います。
 
まぁ、色々あったけど、生きてくれていて良かったです。
 
元気があれば何でもできる。
 
ここから逆転劇を始めましょう。
 
 

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