クリエイティブに必要なのは「締切」
「VIP戦略」が一般化するのは良いことだと思うけど…遅くない?
先日、友人からLINEがまわってきて、そこには「とあるアイドルのライブチケットのVIP席が5万円で完売して、B席がなんと100円で販売された」というニュース記事が貼られていたんです。
この記事の読者さんからすると今さら感溢れる「VIP戦略」です。
今年の夏前あたりから、いろんなイベントで、この「VIP戦略」を目にするようになって、メディアでも、いろいろ取り上げられて、少なくともクリエイターの中では一般化して…すごい良いことだと思うんです。
ただ、一つだけ言いたいことがあって……遅くない?
僕、この世界が長いし、今年の夏前頃から流行り始めた「VIP戦略」を仕掛けた人達が、何をキッカケに「ウチでもやってみよう!」となったかは大体分かってます。
今年の4月に出た『夢と金』ですよね?
あれを読んで「なるほど!」となったクリエイターさん達が、「ウチでも!」となったのは、まず間違いない。
そんなことはどうだっていいし、その打ち手が拡がってくれた世界の方が優しいから、僕自身、大歓迎なんですけども…それより何より、遅くないっすか?
クリエイターなら、西野のアプローチは一応ベンチマークしておいた方が良いよね
僕が「VIP戦略」について武道館で喋って、カジサックがその様子を全編YouTubeにアップしたのが2年前。
オンラインサロンでVIP戦略について喋っていたのが5年前とかです。
こういうことを自分で言っちゃうから嫌われるんですけども、「やる/やらない」はさておき、「好き/嫌い」もさておき、(「自分で言うなよ」という話なのですが)キングコング西野のアプローチって、クリエイターだったら、一応ベンチマークしておいた方が良くないですか?
オンラインサロンにしても、無料公開にしても、クラウドファンディングにしても……「西野がやることって数年後のスタンダードになっているよね」という結果はたぶん出てると思うんです。
そして、もう皆知ってると思うんです。
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
【西野亮廣】世間で流行り始めた「VIP戦略」。きっかけは、20万部突破のベストセラー『夢と金』だ!
https://goetheweb.jp/person/article/20230929-nishino-113