『ゆず』のライブが最高だった件

2023年10月02日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/625775

『ゆず』のKアリーナのライブが最高だった件 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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本題に入る前に・・・

 
話がゴッチャになるといけないので、先にコッチの方を片付けておくと、ことビジネスの打ち手(あるいは生き方)に関しては、僕って結構「同じ話」をするんです。
 
昨日も『毎週キングコング』でVIP戦略の話をさせていただいたんです。

もっとも昨日はVIP戦略の中でも、もうチョイ踏み込んだ話だったのですが……とは言え、そういう話をすると、「俺は知ってるぞ」というマウントを取りたがる情弱が、「その話、何回すんねん」的なことを言ってくるんですけど、僕から言わせると、「お前みたいな情弱に届けるまでに、この話を100回繰り返さなきゃいけなかったわけで、お前が『2回目』と思っている話は、俺からしてみれば101回目やぞ」というのがあります。
 
全員がキチンとアンテナを立てていて、一回話しただけで全員に届くのであれば、そりゃ僕だって一回で済ませたいけど、ほとんどの人って芸能人の不倫にアンテナを立てちゃってるから、本当に必要な情報を取得するのに平気で5年~10年遅れるんです。
 
体感で言うと1000回ぐらい同じ話をして、ようやく「ああ、そういうことね」となるイメージです。
 
それこそ、先日のDJ社長さんのクラファンの炎上がそれで、未だに「クラウドファンディング」という単語にアレルギーを持っているのが世間一般です。
 
堂々と10年遅れてきます。
 
なので、同じ話をしなきゃいけない。
 
繰り返しますが、「何回同じ話をせなアカンねん」と思いながら同じ話を7~8年繰り返して、ようやく「何回同じ話をすんねん」という情弱(情弱のくせにマウントを取りたがるヤツ)に届くイメージです。
 
それと、今日の話はチョット違っていて…
 
 

「全員が知っている曲を持っている」というのは正義

 
昨日、横浜に新しくできたKアリーナで『ゆず』さんのライブがあったので、行ってきたんです。
 
いつもお仕事を御一緒させていただいているイジツさんが演出で入られているということで、「こりゃ観ておかないと」となりまして。
 
んでもって、肝心のライブの中身なんです。
 
Kアリーナの「こけら落とし公演」だったんですけども、もう「こけら落とし公演にして、Kアリーナの使い方の正解を出しちゃったんじゃないの?」レベルで最高で、最初から最後まで息つく暇もなく、ずっと楽しかったです。
 
ゆずサンも、バンドさんも、スタッフさんも、そして、お客さんも、本当に最高でした。
 
ライブ会場には『卓』と呼ばれる「クリエイティブスタッフさんが難しい機材をコントロールする操縦室みたいな場所」があるんですけども、『卓』にいらっしゃるスタッフさんも、お客さんに負けないぐらいノッていて、それがもう微笑ましくて、『ゆず』という二人は、時間をかけて時間をかけて、こういう空気感を作ってきたんだなぁと親戚のオジサンみたいな目で見ちゃってました。アッパレです。
 
でね。
 
これはまぁ、音楽のライブに行った時はいつも思うことなのですが、やっぱり音楽ライブにおける「全員が知っている曲を持っている」というのは正義でしかない…と思い知らされました。
 
もちろん新しい曲も最高なんですけど(ホントに最高!)、ゆずサンでいうと『夏色』とか『サヨナラバス』とか『栄光の架橋』の圧倒的強者感よ。
 
客席の子供から爺ちゃん婆ちゃんまで、みんな歌ってるんです。
 
アーティストさんによっては、定番曲をやらなかったり、あるいは独特のアレンジを加えたりされる方もいらっしゃいますが、僕はね、定番曲を堂々とやってくれる『ゆず』サンが好きです。
 
それって、チケットを握りしめて長い列に並んで、客席にいる僕らからすると正義じゃないですか。
 
ゆずサンの『夏色』の演出で、歌い終わってから、「もう一回!」みたいな、曲のラストサビのアンコールみたいなノリがあるんです。
 
あの時、僕らは本当に心から「もう一回!」と思っていて、僕にいたっては「すいませんけど、ゆず兄さん。Aメロからもう一回お願いできないっすか?」と思ってます。
 
ようやく巡り会えた『夏色』を離したくないんです。
 
『夏色』のサヨナラバスは「来な~いでくれないか」なんですっ! 
 
 

「皆が知っている」を作るには「しつこく繰り返す」しかない

 
少し踏み込んだ話をするとCDが最も売れていた(皆が同じ音楽を聴いていた)90年代後半から売れているアーティストの圧倒的強者感って確実にあって、やっぱり「皆が知っている曲」というのは強いなぁと、あらためて思いました。
 
じゃあ、星の数ほどチャンネルがある今の時代に僕らは「皆が知っている」をどう作ればいいのか?
 
これに関しては「しつこく繰り返す(時間をかけて浸透させる)」しかないと思っていて、話は飛びますが、堀江貴文さんが12月に『クリスマスキャロル』というミュージカルを“毎年”やっているんですけども、これは凄く良いことだと思います。
 
去年もこの時期に「舞台関係者は『クリスマスキャロル』の中身も、ビジネスモデル(狙い)もチェックしておいた方がいいよ」という話をしたと思うのですが、僕、何故か毎年「切り取りゲスト」で呼ばれて、自分の出番終わりは毎年客席で酔っ払っているのですが、いよいよ曲を覚え始めてきて、前年度より曲を知っているもんだから、毎年、前年度より楽しいんです。
 
これはホリエモンの粘り勝ちだと思います。
 
今年も「切り取りゲスト」でお声がかかっていて、ベロンベロンに酔っ払って、最後は何故か『オーシャンゼリゼ』を歌わされる流れになりそうな気もするのですが、お時間あれば一度、観にいらしてください。
 
僕が出るのは12月12日の夜公演です。
 
(※チケットはコチラから↓)
https://christmascarol.jp/
 
とにかく、「ゆずサンのライブが最高でした」ということと、「知っている曲は正義」という再確認をしましたよ…というお話でございました。
 
 

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