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「売り上げ」を捨てるサービス | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「売上」は捨てて「利益」を作りにいく
今日は、「今後、皆さんがサービスを立ち上げる時の参考にでもなれば」という親切心あふれる想いのもと、僕が10ヶ月ぐらい前に半分趣味(半分実験)で立ち上げたサービスの「数字」を皆さんに共有したいと思います。
「10ヶ月ぐらい前に半分趣味で立ち上げたサービス」というのは、知る人ぞ知る「キンコン西野の家(通称:見上げる家)」です。
兵庫県川西市にある僕の自宅です。
この家の成り立ちは、「家って、メチャクチャ高いよなぁ」という考えから始まって、「なんで高いんだっけ?」という自問自答した結果、「『1億円の家』でも1億円稼いでくれたら【実質、タダ】なわけで、結局、家が高い理由は家が働かないから高いんだ。よし、床や壁に働かせよう」という結論に至り、そこから「働く家って、どんな家なんだろ?」と考え、「お金をかけてでも、レンタルスペースとして使いたくなる家を作った方がいい」となったわけです。
外観や内装が気になる方は「見上げる家」で検索してみてください。
さて。
コチラの「キンコン西野の家(通称:見上げる家)」ですが、たぶん、肝となる(皆さんの参考になる)のは「ランニングコスト」です。
「趣味で立ち上げた」というぐらいなので、運営まわりの設計と準備を全部、僕一人でやったんですけども…まず決めたのは「運営する人を雇わない」ということ。
管理人を雇ってしまったら、その分だけ売らなきゃいけなくなるので。
そんなこんなで、「売上」は捨てて、「利益」を作りにいくことにしました。
言い方を変えると…“レンタルスペースだけど、そんなに借りられなくても、まわせるように”設計してみることにしました。
お客さんを選ぶことで、利益を作る
というわけで、「キンコン西野の家」はHPも作らず、レンタルの予約手続きから、何から何まで、すべてBASE(オンラインショップ上)で完結するようにしました。
予約ページは、大体、スリータッチぐらいで「予約完了」までいけるようにデザインしました。
鍵はスマートロックなので、予約をして下さったお客様に「その日の暗証番号」を送るだけ。
「お客さんが何時に入られて、何時に出られたか?」は全てスマホ管理で、SECOMと防犯カメラもスマホに繋げているので、全てスマホで対応できるようにしています。
あと、ゴミ箱は置かず、「ゴミは持ち帰り」にして、清掃コストをゼロにしました。
「ゴミ箱が欲しい」というお客さんを切り捨てることで、売上も切り捨てましたが、同時に管理コストも切り捨てたので、利益的にはプラスです。
「お客さんを選ぶことで、利益を作る」という考え方ですね。
「お客さんを選んでないから、利益が作れない」ということが往々にしてあるので、このあたりは参考にしてみてください。
「空室を恐れなくても良いサービス設計」は結構重要
さて。
この「キンコン西野の家」のお金まわりですが、レンタル時間は「朝11時〜21時まで」となっておりまして、その10時間で「5万2000円」です。
19人までが利用可能なので、19人で割り勘している方もいらっしゃいます。
その値段で、月にどれぐらい借りられているのか?
これはサービス開始当初の数字を言っても(立ち上げボーナスがあるので)仕方がないと思うので、直近4ヶ月の「数字」を言うと、こんな感じです↓
3月 6件
4月 5件
5月 7件
6月 7件
7月(7月8日時点で)9件
大体、平均して、1ヶ月に6〜7件ぐらいでしょうか。
「この数字をどう見るか?」というのが、今日の本題ですね。
この数字を見て「少なっ」と思われた方は、おそらく「完売思考(たくさん売れることが正解)」から卒業できていなくて、サービス提供者としては黄信号な気がします。
先ほども申し上げましたが「キンコン西野の家」は管理人を雇っておらず、すべてスマホで一発管理なので(ランニングコストがほぼゼロなので)、1ヶ月の利益は「5万2000×6日=約30万円」です。
これ、くれぐれも言っておくと、「僕が実際に住んでいる家」なので、住みながら(使っていない時に貸し出して)、「家」が毎月それぐらいの利益を作ってくれている感じです。
人を雇っちゃうと、最低でも今の倍はレンタルされない(売上を伸ばさないと)といけなくなる。
そうすると、「宣伝を頑張らなきゃいけない」みたいになってきて、家に働かせるハズが自分も働くことになっちゃうので、本末転倒です。
なので、「1ヶ月で2〜3日ぐらいレンタルされたらOK」という設計にしておいて、今のところは、まぁ、上手く回っている感じです。
「キンコン西野の家」に関して言えば、キンコン西野の影響力に紐づいているサービスなので、一般の方がコレをそのままコピーしても上手くいかないと思いますが、参考にしていただきたいのは「空室(空席)を恐れない」という部分。言い換えると、「空室を恐れなくても良いサービス設計」です。
ここはこれからの時代、結構重要になってくるんじゃないかなぁと思います。
色々と参考になると思うので、一度、「キンコン西野の家」の予約ページをチェックしてみてください。
「なるほど。こりゃランニングコストがかかんないわ」という感想を持たれると思います。
『キンコン西野の家』↓
キンコン西野の家 powered by BASE
https://iookup.base.shop/
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